質問力を身につけよう | 社長力アップの専門家 安室元博  高収益経営実践講座

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最短10ヶ月で高収益経営を実現した「社長力アップの専門家」の安室が渾身のネタを披露します!

こんにちは。安室です。

次の質問にどのように答えますか?

NO.28=======================
Q. 人材育成の場面で、
リーダーに求めれる能力は多々ありますが、
その中で、最も大切なものは何と考えますか?

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率先垂範、リーダーシップ、決断力、発言力・・・

どれもとても大切な要素です。

きっと、他にもありそうですね。。。



人材育成や、チームで仕事をするような場面で
最も求められる能力は、

「質問力」だと考えます。

よい質問をする力です。


これまで私が、10年以上人の育成に関わってきて
そのうち、とびっきりのリーダー10名の共通点が、

この「質問力」でした。


よい「質問」とそうでない「質問」の違いは
どのようなところにあるのでしょうか?


そもそも「質問」の定義に落とし穴があります。


私達は、学校で次のように言われてきました。


「何かわからないことがあったら質問をしなさい」

つまり、「質問」とは
わからないことを聞くこと

と思い込んでいる傾向があります。



その一方、先生は生徒にいろいろな質問を
していました。

例えば、こんな感じです。

「◯◯について、みなさんはどう思いますか?」

「どちらがよいと思いますか? その理由は?」



先生は、自分が知らないことを生徒に
聞いているのではないですね。。。

質問をして、生徒に考えさせているのです。


これは、「発問」といえるもの。


実は、これが人材育成の原点といえるのです。


人の気づきは、
自分で思考しているときに起こります。



だから、人を育てることができるリーダーは
考えさせるような「質問」を上手くしているのです。


質問によって、
部下や他のメンバーに考えさせる。

自分たちの思考や思い、意思を
具体的にさせる。


そして、行動させて
さらに質問して、気づきと反省を促し
次の一手を考えさせる。


この繰り返しを行っています。



もちろん、業務遂行上
指示命令や決断の場面がありますが、

人材育成においては
この「質問力」が成果を最大に分ける
ポイントではないかと思います。


私がプロのコーチとして
とても参考になった書籍があります。

「パワークエッション」
アンドリュー・ソーベル、ジェロルド・パナス共著
(阪急コミュニケーションズ)


質問のポイントがよくわかります。