社長力アップの専門家 安室元博  高収益経営実践講座

社長力アップの専門家 安室元博  高収益経営実践講座

最短10ヶ月で高収益経営を実現した「社長力アップの専門家」の安室が渾身のネタを披露します!

Amebaでブログを始めよう!

「人手不足を言い訳にしない」


少子高齢化、労働人口の減少、
さらに働き方改革。。。

私たちを取り巻く労働環境は
大きく変化しています。

特に「人手不足」は深刻のようです。


採用募集を出しても応募が少ない
応募があっても質が低い

社内は残業が一向に減らない
近年退職者が多くなっている


御社も似たようなことは
大なり小なり起きているのでは
ないでしょうか。



私もかなり多くの会社から
うちは「人手不足」だから・・・
という言葉を聞きます。


これまでは、
「人手不足」は大変だな!!!

と思っていましたが、

最近は少し違和感を感じるように
なっているのです。


それは・・・

「人手不足」が体の良い言い訳に
なっていないか?


ということです。



逆な言い方をすれば

「人が足りている」というところは少数。

「人手不足」であるというのは
その会社特有の問題ではなく、
ほとんどの会社が抱える共通の課題

とも言えるのです。


そのため

うちは「人手不足」だから・・・

という台詞は


「雨が降っている」とか「暑い」と
言うのと同じで

天候を言い訳にする程ナンセンスな
ことはないわけですから
それと同等ではないかと思ってしまうのです。


もちろん、人手が十分ということは
ないでしょう。


しかし、人数だけを増やせばよいか
というとそうではありません。



実際に相談を受けた話しです。


現場から
「人手不足だから人を採用してくれ!」

と度々リクエストがあったので
苦労して採用したまではよかったが

後日現場に行ってみたら
採用した新人が暇そうにしていた


この前まで、人を入れてくれ
と言っていた社員に対して

「これはどういうことだ?」
と尋ねると

「こっちは、忙しくて素人の
面倒なんてみていられない」

「えっ?」


冗談のような本当の話です。


このような事態は人ごとでは
ないと思います。


では、どう考えたら良いでしょうか?


まず、「人手不足だから・・・」
という枕詞は今後止めましょう。


昔から言われることですが、
「現場が人を増やしてくれ・・・」
という位がちょうど良い状態


「人手不足」を言い訳にせず
あらゆることを再考すること

少数でできるやり方を再考する
本当に必要なことなのか再考する
人がやらないとならないのか再考する

基本的なことだと思いますが、
業務について再考することで
見えてくることがあるはずです。


口癖のように「人手不足」を口にして
思考停止になってはいけないと思います。


ぜひ、御社がもし「人手不足」と
感じることがあれば

良い機会なので、
業務について再考してみてください。


追伸

だからといって採用活動をしなくて良い
と言っているのでありません。

良い人材との出会いは会社の財産です。

だから、
採用活動は続行されるべきだと思います。




最後までお読みくださりありがとうございます。