コンサート後、急いでパリに向かったけれど、０時前にパリに着くことは出来なかった。

友達はずっと待っててくれたけれど、私たちは間に合わず、その日の昼間学校で、「また後でね！」　と言ったきりになってしまった。

パリについて、急いでバスで現地に向かった。

その時鳴った電話。

「パリに着いたって！どこに居るの？？？！！」って

私の携帯は壊れていたせいで、全く話せなかった。

他の子の携帯にかかってきた電話。

結局、もう出ちゃった、って。

２１半からのヴェルサイユ近郊でのコンサート、その日は友人のパリでの最後の夜のパーティだった。そのパーティでは、もう明日発ってしまう他の友達たちも来る予定になっていたのだ。

でもコンサート兼仕事、急のコンサートだったとはいえ、開始が２１時半とは知らなかった…

コンサート後、急行の電車はもうすでになく、パリまで１時間強、かかった。

結局、０時前に着くことは出来なかったのだ。

皆は電話で、「また会おうね！au revoir! a bientot !!」と話す中、

私はあまりに寂しくて、素直に慣れず、自分の気持ちをちゃんと言うことは出来なかった。

パーティに着いたものの、元気は出ず、（コンサート後で疲れてたし…）

でもそれなりに楽しんだのですが…。

パーティ終わって、

５時に寝て、そして、

８時半に起きて、、、

結局、

行きました！！！！！！！！！！

Gare !!! pour dire au revoir!!!!!!!!

いってらっしゃい、またね！と、言うために駅に見送りに行ってきました。

やっと着いた、凄くギリギリ、

でもＴＧＶは車両が長く、どこにいるの皆！！！って感じ、必死に辺りを見回したら。・・　　

居ました！

こちらに向かってくる彼らの姿が・・、と同時に！皆居るじゃん！

他の皆も見送りに来ていた！本当に、良くやってくれた！皆寝てないのに、ちゃんと来たんだ、なんか気持ちの強い繋がりを感じた。

本当に本当に、どれだけ一緒に居れば気が済むの！といったくらい、一緒に居る私たち、ヴェルサイユ学生なのでした。木曜の試験から、金曜、昼から夜中過ぎ、土曜の昼、そして夜、翌日の朝まで。！！！

ある友達は、

「なんか、ついさっき、a tout a l'heure!!!（また後で！）って言ったばかりだよ。(笑)なんか一日に３回もそれ言った。(笑)」とか言って、笑っていました。

皆で、ＴＧＶで発つ友達３人にchanceを祈って、見送りをしたのでした。

別れなんて、あっけないものかもしれないけど、

でも、２年間一緒に過ごした仲間の気持ちは分からないわけじゃない。

さっぱりしてるなりに、皆寂しいんだ。

皆ふざけつつも、ずっとこちらを見てた。

電車が動き出した瞬間、の深い淋しさと

そして、過ぎ去ってしまった後の空虚感。

でも、笑顔でいってらっしゃいが出来たからいいじゃないか！

泣いたけど、皆、ミルフォアと私の涙を見てきたから。

いいのです。

最後は笑顔で居れたから。

一年の　a la fin 最後。

この時期は辛すぎる。

でも、そんな、繋がった友達、仲間に会えたことは、本当に一生の宝物だとそう思う。

でも、それが私たちのクラス、Classe de Vincent　なのです。

辛さも苦しさも怖さもプレッシャーも、皆同じように感じてきて、同じように乗り越えて、そして、支え合ってきた。

今年沢山の人が卒業する。

大きく変わるだろう、このクラスに皆、同じように寂しさを感じ、残される人は少し不安も感じ、

でも、私は思う。

きっとこのクラスはずっと、ずっと、このようにあるんだろう、と。

前にヴェルサイユの先輩がいっていた「この良い雰囲気はずっと変わっていないのよ」　この言葉の様に、

ずっとずっと、引き続いて行くんだと思う。

私はこのクラスが、大好きです。

pour dire au revoir...