ロシアからフランスへvol.1 | emy in paris*****

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この街で…

私、書きますって
過去の、この記事http://ameblo.jp/emy-in-paris/entry-11098538598.htmlで言っていたのに…
遅くなってしまった…


はっ!と思い出したので軽く書きたいと思う。
そういえば、そうだったなぁ。くらいの感じなのだけど、


音楽院でのグラズノフにまつわるhistoire(出来事)を書く、といっていたので、11月末頃から書き途中になっていた記事を書こうと思う。



大好きでした。今でも大好きです。グラズノフ。笑
師匠の指揮でコンチェルト共演したグラズノフ。
この曲で認められました。師匠にも、仲間にも。はい、グラズノフ。



さて、本題へ…


プリの試験へ、まっしぐら、あと10日、1週間前!ってころだったか、
フランスは6月。夏だけれど、カラッとしていて、あの6月はむしろ涼しい、寒いくらいだったが、そのときは快晴、最高の時期だった。

練習やリハを終えて…まだ19時。太陽もまだまだ明るい!
全然やり足りなかったので、コンセルヴァトワールのシャンデリアのある部屋, Salle couprinにて練習開始!

グラズノフを高らかに、爆音(?)笑 で歌い上げていたら、
どこからか、友人Emilieちゃんの声が…


「ca suffit, Glazouoooov!!!」(もう十分よ-!グラズノーフ!!!)って。笑。


「え?どこから?聞こえた??」 練習部屋のドアを開けて、広い廊下や、階段の踊り場を見るが、彼女は居ない。

はて。


なんとなく、何か感じたので、窓の外に目をやると、


とおおおおおおく、遠くの方に、しかも音楽院の柵越しにエミリーが!

  (叫んだ友達は同じくベルサイユに住んでいたエミリーちゃん。彼女、学校から徒歩3分のところに済んでいたの。だから音楽院も自分地同様って感じね。笑。だからどこから叫ぶもおかまいなし、ってところかしら…爆!)



あんた、そんなところから叫んでいたのかいな…と思いながらでも、面白すぎて、そして嬉しくて。

私も音楽院から叫んじゃった。笑




「ca suffit.わかってるわよー!」


疲れていたけど、ca suffit ってわかっていたけど…
でも…
といいつつ。。練習続けました…。笑


友達に遠くから叫ばれる程、吹いていた時を思い出す。
なんか、納得できなくて、気になっちゃって、。他の曲もあったけど、どれくらいその曲を吹いていただろう。納得いく音が出ないと、本当に許せなくて。爆発しそうになったり、 でも、それだけその曲が大きかった。
印象も、存在も。曲に対する気持ちも。


そう、それだけグラズノフグラズノフグラズノフだった。


…続く。