MQL5 プログラミングについて 9

 取引履歴の扱いに関して、MQL4とMQL5は大きく違っています。MQL4ではポジションチケットは1つなのですが、MQL5はエントリーインとエントリーアウトに分かれています、そのため、MQL4ではチケット情報を読み込むのに1つのチケットを見ればよいのですが、MQL5ではエントリーインとエントリーアウトから読み込まなければならない場合が出てきます。

 ほとんどはエントリーアウトのチケットにあるのですが、エントリーインの時間はわかりません。そのため、entry IDを使ってエントリーアウトチケットのペアになっているエントリーインチケットを探し出して、調べています(もっと他にいい方法があるかもですが)。

 あと厄介なのが、ポジションタイプです。エントリーアウトチケットの場合、買いポジションだと、チケットタイプとしては、”DEAL_TYPE_SELL” 売りポジションだと、”DEAL_TYPE_BUY”となります。
当然といえば当然なのですが、うっかり勘違いしてしまします。(emkyuPAD mt 5,emkyuREP mt5で先日まで間違っていて、CSVファイルでBuy,Sellがさかさまに表示されていました。)
 
MT4の場合、1ポジションは1つのチケットの為、タイプは買いは”OP_BUY”、売りは”OP_SELL”です。