拇指CM関節症になって一番困ったのは文字が書けなくなったことでした。
痛みもは、ちろんなのですが・・・右手の親指と人差し指がうまく使えないのです。
病院では問診票、またいろいろな場所で書類に記名しなければならない等
いちいち説明するのも大変で、これには本当に困りました。
当時、趣味でテニスをしていてスクールにも通っていましたが、
こちらは、病院へ行く前から自分なりに
もうテニスはやめなくてはと思っていました。
肘が痛い、腰が痛い、膝が痛い、
満身創痍でテニスを続けている友人も多数いましたが
自分は痛いところがあったら休もう、
どうしてもできなくなったらやめようと思っていたせいか
意外とあっさりとあきらめがついていました。
担当の先生は、利き手交換のリハビリもありますよ・・・
と言ってくださいましたが
結局、少し器用な左手を駆使してなんとか痛みの強い時期をしのぎました。
今でもPCのマウスは左手で使っています。
2018年4月から薬を飲み始めて6か月。
効けばよいなぁ・・・と思っていた胃薬の効果だったのでしょうか
かなり広範囲に広がっていた石灰化は先生が驚くほどきれいになっていました。
それに伴って右手を使わなければ痛くないというくらいには落ち着いていました。
完治したわけではないし、不自由なことに変わりはありませんが
手術をせずに様子をみることにして
2018年10月でいったん通院をやめることにしました。
右手をほとんど使えなかった半年間。
テニスをやめてしまって代わりの運動をほとんどしていませんでした。
すっかり身体がなまってしまって・・・仰向けで横になったあと
起き上がれないことに気付きました。
腹筋なくなった?
写真が趣味なのでお花や野鳥の撮影には欠かさず行っていたのですが・・・
「あなたの場合、テニスでしっかり運動していたから、
公園の散歩くらいじゃ取り戻せないですよ」
と、特定検診の時に、かかりつけの内科の先生に言われました。
そんなわけで、今のスケート生活へ・・・。
拇指CM関節症・・・もう一回だけ続きます。




