7 WISH / セブン・ウィッシュ | m-memo

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ネタバレだらけの映画メモ。

忘れ易いので自分用にメモしてます。
ネタバレ部分は詳細を記載することもあれば、
二言三言のこともあります。

 

■あらすじ
幼少期の母親の自殺がトラウマのクレアは、クラスの人気者で美人のダ—シーにいじめられる毎日。そんなある日、クレアの父親が古いオルゴールを見つけてくる。よく見ると、そこには“七つの願い”と書かれている。興味を持てないクレアだったが、ダ—シーがSNSにクレアやクレアの父親を馬鹿にした動画や写真を投稿しているのを知り、思わず「ダ—シーなんか腐ってしまえ!」とオルゴールに願ってしまう。翌朝、ダーシーが鏡を見ると、クレアの望みどおり、そこには腐り始めたダーシーの顔が!!!しかし、望みが叶うと同時にクレアの愛犬が死体となって見つかり…(メーカーサイトより)

■ネタバレ
*クレア・シャノンがまだ幼い頃、母が屋根裏で首吊り自殺した。第一発見者はクレアだった。死の直前、母は思い詰めた表情で何かの包みをゴミ箱に捨てていたが、クレアにはいつものように優しく笑ってくれた。残されたクレアと父、犬のマックスはその後も同じ家に住み続けた。
*12年後、高校生になったクレア。マックスも成長している。父は友人カールと共にゴミを漁っては、売却可能な物を探して生計を立てている。お向かいの婦人デルーカはいつもクレアに親切だ。近所には伯父オーガスト・アンダーソンが住んでいる。オーガストは富豪だが盲目で、クレアは何かと手助けをしている。

*自転車で通学の途中、玄関先に姿を見せた伯父のために新聞を手渡そうとするクレア。車道にはみ出してしまい、走って来た車と接触しそうになる。転倒して怪我をしたクレアを「危ないじゃないの」と運転手が罵倒する。運転しているのはクレアとは犬猿の仲のダーシー・チャップマン、彼女の友人タイラーとローラも同乗している。ローラの恋人はクレアが思いを寄せるポールだ。
*浮かない気持ちで学校に到着すると、父とカールが学校前のゴミ集積所を漁っていて更に気が滅入る。学校のゴミは漁らない約束になっているために近寄って咎めるが「学校内じゃない、学校の向かいだ」との返事だ。

*母譲りで絵を描く事が好きなクレアは近々開催される『連想ゲーム大会』のポスターを制作したが、掲示している最中にワザとダーシーに汚されて益々気分が沈む。一緒に中国語の授業を受講しているライアンがクレアを励ます。同じクラスにはポールも居る。
*クレアも一方的にやられている訳ではなく、カフェテリアでダーシーを「究極の恥垢」と煽る。平手打ちの応酬から取っ組み合いの喧嘩になる2人。学校から戻るとデルーカが「傷が残らないように」と身体に良いジュースを振る舞ってくれて「必要なのは彼氏ね」と言う。「好きな人は居るんでしょ?」「1度だけ挨拶してくれたわ」「良いわね」「5年生の頃よ」
*クレアの意向を酌んだ父とカールは、場所を変えてゴミの山を探る事にした。父は中国語が刻まれた箱を見付け、クレアへの誕生日プレゼントにする。クレアは箱に記された[7つの願い]との言葉は読み取れるが、より古い字体の意味は分からない。開き方も分からない、赤い8角形の箱。正面にはダイヤルが付いていて、そこにも中国語が刻まれている。

*自分との喧嘩の動画と、ゴミを漁る父の画像をSNSに投稿したダーシーに憤慨したクレアは「ダーシーが腐ってしまいますように」と箱に願いを掛けてみる。マックスは箱が気に入らないようで、近寄ろうしない。
*深夜になると独りでに箱が開く。内部の歯車が動いて、再び閉じる箱。翌朝にはダーシーの身体が本当に腐る。彼女はスパで壊死性筋膜炎に感染したらしい。爪先と脚の一部、顔の一部も失う可能性があるようだ。ローラ達がダーシーのための募金を呼び掛けているが、クレアと友人メレディス、ジューンはそれを笑って中指を立てる。
*刻まれた文字の信憑性が高いのではないかと考えたクレアは、箱を撮影して中国語の講師に見てもらう。しかしそれは古代中国文字らしく、専門家でなければ解読が難しいようだ。その様子を見ていたライアンが「いとこが古代中国語に詳しい」と声を掛けてくれるが「手数料は要らないよ、オッパイの写真で良い」とクラスメイトが口を挿んで、話は流れてしまう。

*一方、マックスが家の床下から死体で見付かる。母から贈られた犬を亡くし、首輪を握りしめて涙を流すクレア。埋葬には父の他、カールやデルーカも立ち会ってくれる。悲しい気持ちのまま自室で箱を抱えて「ポールが私の事を大好きになってくれますように」と呟くクレア。
*翌日から突然、ポールが好意的な態度で声を掛けてくるようになる。同じ頃また箱が開き、伯父のオーガストが浴室で転倒して死亡する。伯父と折り合いの悪かった父は、葬儀に参列する気もないようだ。ゴミを漁っては使えそうにもない物を家に溜め込む父と口論になるクレア。苛立ち箱を掴むと「伯父さんの全遺産を私にください」と願いを口にする。
*そんな自分を「馬鹿みたい」と自嘲するクレアだが願いは叶い、伯父の全遺産を相続する事になる。父と共に豪邸に移り住み、高級車に乗る。父に促されてメレディスとジューンを誘い、高級ブランドショップを巡る。久し振りに楽しい時間を過ごすクレア。その後、部屋に1人で居ると箱が開き音楽が流れて、それがオルゴールだと分かる。同じ頃デルーカが命を落としていた。ディスポーザーに髪が巻き込まれて、首の骨を折ったのだ。
*眠っていると、何かの気配を感じて目を覚ますクレア。父は長い間触れてもいなかったサックスを再開している。今まで避けてきた母の死について尋ねると、自殺の原因は父にも分からないと言う。学校ではポールとローラの別れ話に居合わせる。ポールは一層親し気にクレアに話し掛け、『連想ゲーム大会』へ一緒に行こうと誘う。
*様々な変化が起こる中、クレアはやはりオルゴールの文字が気に掛かる。ネットで調べてみても該当する情報はなく、結局ライアンに翻訳を頼む事に。クレアの運転でライアンのいとこに会いに行く途中、2人は平行宇宙/多元宇宙論についての話をして「その世界では恋人同士かも」と笑い合う。
*ライアンのいとこジーナは箱に『ルールに従えば7つの願いを叶える』と刻まれていると教えてくれる。願いを言う時には箱に触れる事・箱を放棄すると叶った願いは元に戻る…等のルールも記されている。箱の裏にはルー・メイと言う名前と何かの数字が書かれている。

*1910年中国全土で腺ペストが大流行した時、感染を疑われたルー・メイの家族は隔離されて熱中症と脱水症状で亡くなった。唯一生き残ったルー・メイは家からオルゴールを持ち出し復讐を誓った。1週間祈り続けると、中国の悪魔ヤオグアイが現れた。その後ルー・メイは裕福になり復讐を果たすが、1922年にアヘンで自殺したと言う。箱には『音楽が鳴り止む時』とも刻まれているが、それに続く部分は判読出来ない。ジーナはより知識が深い知人に解読を依頼するため、オルゴールを撮影する。

*帰路、豪邸に住んでいるのに未だゴミを漁る父に遭遇するクレア。父はカールを手伝っているのだが、クレアはそれが気に入らず「もうゴミを漁らせないで」とオルゴールに頼む。友人達と一緒に父のサックス演奏を聴いていると、部屋ではオルゴールが開く。

*その頃、ジーナは知人からメールを受信。翻訳の結果を知らされて、ライアンに連絡しようとする。しかし停電になり、携帯電話は圏外。非常階段へ出てライアンの留守番電話にメッセージを残そうとすると、突然の雷鳴の中ドアが閉まり、驚いて携帯を落としてしまう。部屋へ戻っても不穏な空気を感じて怯えるジーナ。暗闇の中で明滅するライトに惑い、絨毯に躓いてしまう。彼女は部屋に置いてた牡牛のオブジェの角に、頭部を貫かれる。
*翌日、留守電のメッセージを聞いたライアンがジーナを訪ねると、彼女は無残な姿で息絶えていた。メールの内容も知り、学校でクレアに詰め寄るライアン。「あのオルゴールに願い事をしたか?『音楽が鳴り止む時』の続きは『血の代償が支払われる』だった」突如豪邸に住む事になったクレアを、ライアンは疑っている。「音楽は鳴ったのか?答えろよ」と詰られるが、言葉を濁してその場を逃れるクレア。

*カフェテリアではポールに誘われて同じテーブルに。彼と一緒に座っていたローラや他の仲間達は席を立つ。クレアが来るのを待っていたメレディスとジューンも「裏切り者」と呆れ顔だ。豪邸に住んでいても、ポールに好意を寄せられても冴えない日々。

*クレアはオルゴールに「学校で一番の人気者になれますように」と願う。するとポールからパーティに誘われる。いつもは嗤われ疎まれているのに、今夜は誰もがクレアを歓迎して盛り上がる。ポールから改めてゲーム大会へ誘われて快諾、クレアは彼とキスを交わす。

*パーティを楽しんだクレアだが、夜には悪夢を見る。記憶の中の母の首吊り死体の顔が、自分のそれに変わる。叫んで飛び起きると、窓の外に人影が見える。部屋を飛び出すが、逃げ出した相手には追い付けない。以前にも覗かれていたが、それはオルゴールを貰ってからだ。不吉なオルゴールだと感じ、クレアはオルゴールに鎖と南京錠を掛けて通気口の中へと隠す。
*久し振りにデルーカを尋ねると、美しかった庭は荒れ果てている。開いていたドアから中に入ると酷い臭気がして、キッチンでデルーカの遺体を発見。1人暮らしのデルーカの遺体は、誰にも発見されていなかった。ライアンの言っていた通り、願いが叶う度に誰かの血が流れている事を認識するクレア。

*学校ではローラやタイラーも一緒に食事をしてくれるようになっており、他の生徒からは「最高に可愛い」等の声が漏れ聞こえてくるが、クレアにとって信頼出来る友人はメレディスとジューンだけだ。クレアは2人にオルゴールの件を話すが、俄かには信じられない話だろう。単なる偶然だろうと本気にしてもらえない。「私なら世界平和を祈るわ。私の就職やジューンの進学が頭を過らなかったの?自己中心的な女ね」と茶化すメレディス。ジューンは「捨てれば気分が晴れるかも」と提案するが「叶った願いが元に戻ってしまうわ」と消極的なクレア。しかし、願いが叶った今でも気持ちは惨めなままだ。

*ゲーム大会当日、レースの開始前にクレアはポールと過ごす。会話の最中、深夜に家を覗いていたのがポールだったと知るクレア。彼の携帯電話には隠し撮りをしたクレアの画像が数多く保存されている。不信感を持ち「あなたとは別れるわ」と告げるが、ポールは諦めそうにもない。彼とは離れて、チームを組むメレディスとジューンに合流。ジューンには「オルゴールは捨てた」と報告する。
*3人で参加するのは、出されたヒントから連想されるものを撮影すると言うゲーム。『上がったら必ず下がる物』と言うヒントの答えはエレベーターだろう。3人でエレベーター前でポーズを決めて、残り5問。そこでメレディスが「26階にモリーが居る、倒せば師範になれるわ」と言い出す。それは彼女が夢中になっているARゲームの話だ。「5分だけ待って」と言い置いて、先刻撮影したエレベーターに乗り込むメレディス。無事に敵モリーを倒してまたエレベーターに乗るが、途中で停止。再び動き出すと制御が効かず、1階まで一気に落下して床に叩きつけられる。

*その頃クレアの部屋では、オルゴールが鳴り終わっていた。鎖も鍵も役には立たなかったのだ。メレディスを待つ間に「本当はオルゴールを捨てられなかった」とジューンに伝えていたクレアは「あんたのせいよ」と責められる。そこへライアンが現れて、2人で彼の家へ。ライアンは独自にオルゴールについて調べていた。オルゴールにルー・メイの名前と共に書かれていた数字は、空軍に在籍していた男のIDナンバーだと言う。戦時中に中国に滞在し、アメリカへ戻って事業で大成功した男。彼は事故で友人を失い、半年後には銃で自殺した。「オルゴールが原因だ」と彼の妻は語ったと言う。

*5年前にはハートと言う男がオルゴールを入手。宝くじに当選して最愛の人と結婚したが、周辺の人々に死が続いた。娘は溺死、妻も交通事故で亡くしている。最後には家に火を放って自殺した。ハートの家はクレアの自宅から程近い。そこでクレアの父がオルゴールを見付けたのだろう。オルゴールには他にも警告があり『7つの願いを叶えた者は魂を奪われる』とされている。それが最後の代償なのだ。

*クレアが5つの願いを叶えたと知り、ライアンが罵る。「誰かが死ぬなんて思わなかったの」と訴えるクレア。いとこを亡くしたライアンは「自分なら君に会わないように願う」と吐き捨てる。クレアは「オルゴールを捨てられない私が悪いの。自分では捨てられないから力を貸して」と頼む。もう願い事をするつもりはないが、傍に置いておきたいと感じてしまうのだ。
*ライアンはそれを受け容れて、どうにかオルゴールを壊そうとする。しかし暖炉で燃やしてもハンマーで叩いても、まるで変化がない。仕方なくクレアはオルゴールを再び通気口へ。これ以上願い事をしなければ、問題はない筈だ。夜になるとポールがナイフを手に侵入して、クレアの前で手首を切る。幸い命に別条はないが、クレアが何を言ってもポールはオルゴールの呪いに縛られている。
*後日ライアンが訪ねて来ると、通気口からオルゴールが消えている事に気付く。困惑するクレアにライアンは「新しい持ち主を見付けたのかも。君は前向きに生きるしかない」と言う。オルゴールがクレアの手を離れた途端に、オーガストの滞納が発覚。10年も税金が未納になっていて、クレアと父は豪邸を追い出される羽目に。元の家に戻り、車ではなく自転車で学校へ。父はまた学校の前でゴミを漁っている。顔に痣が残るもののダーシーが復学し、クレアにドリンクのカップを投げ付けてくる。ポールはローラと縒りを戻し、何もかも元通りだ。
*ロッカーの並ぶ廊下には、メレディスの写真と花が飾られている。ジューンと居合わせたクレアは、彼女のロッカーの中にオルゴールがあるのを発見。盗まれたと知り激昂するクレア。ジューンはクレアを守るために盗み、家には妹が居るために学校に置いていると言うが、クレアはそれを聞き入れない。腕尽くでオルゴールを奪ったクレアを追うジューン。

*階段の踊り場で揉み合いになる2人。「手を放して」と叫ぶクレア。ジューンは階段から転がり落ちるが、幸い死んではいない。駆け付けたライアンは「何やってるんだ」と怒鳴るが、クレアは「捨てたくないの、手元に置いておきたい」と言う。「完全に操られているのが分からないのか?」「もう止めてよ、放っておいてくれないならあなたの不幸を願ってやる」普通ではないクレアの様子にライアンも諦めるしかない。
*クレアは自室で「願い事をしなければ問題ないわ」と自分に言い聞かせる。そこへ「学校から電話だ、何かあったのか?」と父が言う。ジューンの件だろう。追い詰められたクレアは自戒も束の間、オルゴールを手にして「ママが自殺しない人生を」と願う。すると周囲が一変し、母が部屋に入って来る。この人生には2人の妹も居るようだ。父の服装も家の中も清潔に整えられている。幸せな気持ちになるが、クレアは屋根裏で母が描いた絵を見付ける。中の1枚はあのオルゴールを描いたものだった。母が自殺した原因はオルゴールにあったのだ。
*部屋からオルゴールのメロディが聞こえて、クレアは慌てて屋根裏から駆け下りる。6番目の願いの代償だ。庭では父が、脚立を支えながらチェーンソーで木の枝を切る指示を出している。父が危険だと感じたクレアは外へ駆け出して「止めて」と叫ぶが、その声に父が振り返ったために脚立が傾いて、チェーンソーが父の首を切り裂く。父の血を浴びたクレアは泣き叫んで部屋へ戻り、最後の願いを口にする。「オルゴールを手に入れる前に戻らせて」
*クレアが目を覚ますと父もマックスも居る。電話をするとメレディスは元気そうで、デルーカも明るく挨拶してくれる。またゴミを漁りに出掛ける父とカールに付き合って、父よりも早くオルゴールを見付けるクレア。それを鞄に仕舞い込むと学校へ。そしてクレアは、彼にとってはまだ殆ど会話をした事がないライアンに話し掛ける。

*「平行宇宙では良い友達で、あなたのいとこのジーナにも会ってるかも」と言えば「気味が悪い」との返事。クレアは「それで良いわ。変なお願いなんだけど、これを開けないで何処かに埋めて欲しいの」と鞄ごと差し出す。「見返りは?」「食事はどう?多元宇宙論の話をしたいわ」「何故ジーナを知ってるのかも教えてくれ」別れ際にライアンにキスするクレア。メレディスやジューンはその様子を見て驚いている。笑顔で足を踏み出すが、そこへダーシーが運転する車が突っ込みクレアの身体を跳ね飛ばす。動かなくなるクレア。7番目の代償が支払われる。
*ライアンはクレアの死の直前の願いを叶えようと、人影のない場所で穴を掘る。鞄から取り出してみると、クレアが寄越したのは価値がありそうな骨董品の箱だ。そしてライアンも、古代文字ではなく一般的な中国文字なら読む事が出来る。「7つの願い?」ライアンはその箱を抱えて考え込むのだった。

■雑感・メモ等
*映画『7 WISH / セブン・ウィッシュ』

*レンタルにて鑑賞
*願いの成就に代償が伴う、猿の手系ホラー
*エンドロールでは儀式的なものの様子・不快な虫・燃えるバレリーナの人形…と言ったイメージ映像が流れる。オルゴールに付いているダイヤルが回転して[美]の漢字が表示されたりもするんだけど、あのダイヤルには何か意味があったのか。
*詳細はネタバレに書いたけど、願い事と犠牲者は次の通り。
1:ダーシー腐れ/愛犬マックス
2:ポールに好かれたい/伯父オーガスト
3:伯父の全財産/ご近所のデルーカ
4:父のゴミ漁りを止めさせる/ライアンのいとこジーナ
5:学校1の人気者に/友人メレディス
6:母が自殺しない人生/父
7:オルゴール入手前に戻る/自分
*願い事があまりにもお粗末では…犠牲者もご近所さんとか知人のいとこ(初対面)とか、オルゴールのチョイスも如何なものか。オルゴールを掴んだ状態で「手を離して」「放っておいて」とか言ってるから、その辺が願い事として受理されるとかの変化球が1つくらいあっても良かったかも。
*メレディスが犠牲になる辺りでは、父が車でトラブルに遭う様子が並行して描かれる。メレディスと父のどちらが死ぬのか?と言う展開なんだけど、文字で書いても伝わり難そうなので端折った。最初は気付かなかったけど、父親役はライアン・フィリップ。wikiを読んだら父について「異常なまでの倹約家で、ゴミ漁りを日課にしていた」と書いてあるんだけど、あれは趣味なの?他に仕事をしている様子が一切ないから、厳しいながらもあれで暮らしているのかなと思ったんだけど。そしてゴミの中からプレゼントを見繕う…ウム。
*主人公が先ず自分の天敵の物理的な腐敗を願って、それが現実になっても全然戸惑わない辺り些か好感度が低い。でも主人公の末路を考えると一方的にいじめられている設定では後味が悪過ぎるから、バランス的には丁度良いのかもしれない。
*他の映画では見た事ない気がするけど、連想ゲーム大会てメジャーなもの?
*結構高い階から地面に落としたのに、普通に着信するジーナの携帯電話強い。
*結婚や出産はオルゴールとは無関係みたいだけど、クレアの母の願いは何だったのか。他の持ち主は大きな成功後に自殺しているようだけど、母には目立つ事は起こっていない様子。クレアのように、何かを叶えてから元に戻してしまったのかな。