何ともバチあたりな墓参り何ともバチあたりな墓参り 男がTVを観ていると、神社の祭礼か、その軒下に並び吊るされた鈴を 一斉に鳴らす参拝客の姿があった。 男には、この光景がよほど印象に残っていたとみえる。 ある日の墓参りのことだった。 男は、真顔で柏手を打ち、女は、後ろで「ナンマイダ・・・」。 婦人は、夫に囁いた。「あなた・・・」。