ワークライフバランス
今日は、資生堂の岩田喜美枝副社長と東レ経営研究所の佐々木常夫社長に
お会いし、お話を伺う機会があった。
岩田さんは、元厚生労働省の雇用均等・児童家庭局長でいらして、
定年後、いわゆる天下りをせず、ご自分で就職活動をなさって、資生堂に入社した方。
ちょうど、資生堂に入社された頃、お知り合いになる機会があり、
「役所で今まで髪振り乱して大して化粧もせず働いてきたのだけど、
資生堂に入ったので、お化粧の仕方を教えてもらってやってるのよ~。」
とおっしゃっていたのが印象的でしたが、
年齢に関係なく、新しいことにチャレンジし、また素直に受け止められる姿に
感銘を受けていましたが、あっという間に副社長になられた。
佐々木常夫社長は、ビジネスマンとして、東レで同期トップで役員になられたが、
ご家庭では、壮絶な問題を抱えていらした方。
最近は、それを著した「ビックツリー」 が波及を読んでいらっしゃいます。
(ぜひ、一度読んでみてください。人生観が変わります  )
)
いろいろな事件があったことは後で知りましたが、本当にビックツリーな方です。
テーマは、「ライフワーク・バランス」
岩田氏がおっしゃっていた、
「ワークライフバランスを提唱していましたが、
会社(役所に対して資生堂でという意味)で実践して分かったのは、
ワークライフバランスは業務改革 
だということ」
が印象的だった。
佐々木社長は、
「私自身は、ワークライフバランスの先行例なんて言われるけど、
ワークとライフをバランスとる、なんて言っている場合じゃなかったんだ」
とおっしゃっており、仕事のやり方を徹底的に変えて、
役員でいながら6時に帰るスタイルで過程の大きな問題も抱えながら、
ビジネスで成功されている。
「私の会議中のアルバイトは有名(意味は想像できますね~  )」
)」
「ビジネスは予測のゲーム」
その他、面白い名言は沢山あるのですが、
どんな機会も無駄にしない、仕事術、仕事脳で経営のプロフェッショナルでいらっしゃる方です。
お二人共、アプローチは違うけど、共におっしゃっていることは同じだと思った。
エムズも今まで来るもの拒まず、(断る余裕なんてなかった  )
)
で今まできましたが、
これからの5年のために、
今一度、
削るべき「無駄」と新たに掛けるべき「無駄」について
考えてみたい。
新しい価値創造を上げるために 