慶應SFCで講義をしてきました
慶應SFCでアントレプレナー概論という授業があり、
そこのゲストスピーカーとして、
先週、はじめて藤沢キャンパスに行ってきました。
それにしても、遠かった~![]()
一面緑のキャンパスで、広い!
この講座、ゲストスピーカーとして、この前は、
グーグルの村上憲朗社長だったりして、
内心、何をしゃべろう! と思っていたのですが、
学生の方には伝えたいことが沢山あったので、
私がどんな大学時代を送ったか、ということからはじまり、
起業まで、
そして、今に至る経緯を
できるだけリアルにお話してきました。
出席者の全員がすぐに起業したいというわけではないということは
事前に聞いていたので、
このブログのサブタイトルでもある、
「社内起業」は誰にでも起りうる、という考えと、経験を
伝えてみました。
これから先、各自がどのような社会人生を歩むか分かりませんが、
ふとした瞬間、今日の話を思い出して、
思ったときがタイミング!
一歩行動を起こしてくれたらいいと思いました。
さてさて、
以下は、私のまわりにいる設立頃のSFC出身者と今の
慶應SFCの学生と比較しての、極めて狭い情報からの所感とお断りして…。
SFCの学生は、まわりからの期待も大きいのかもしれないが、
よい情報が手を伸ばせばある、または、
よい情報が手を伸ばさなくてもそこにある、
または
周りから丁寧なお膳立てがあり、結果として、勝手に提供される、
ということからか、ちょっと、頭だけで考えることが先行し、
実践、実行の精神に欠けるような気がしました。
ようは、悩みはそこそこ高度なのですが、
自分の中でクルクル回ってしまっている感じ。
いろいろな情報(=新しい刺激)に慣れすぎてしまっているのでしょうか。
学生なんだから、SFCの環境にいるんだから、もっと貪欲に
「貪欲な感じ」が薄いように思いました。
慶應出身の身として、敢えて苦言を呈してみました 
芝生の中にぽつんと建っている福澤先生の銅像




