エコ活動
今朝の日経で、シャープが
住宅向け太陽電池で、従来の能力2~5割増の新製品を発表したとあった。
太陽光を電力に変換するしくみ。
付帯設備や工事費含めた導入費は、
出力1キロワットあたり、60~70万円になるという。
この手のニュースは載らない日がないくらい、毎日記事になっているが、
さて、日経の読者が、日経からビジネス情報を得るために読んでるとはいえ、
家に戻ると、
サラリーマンもいち生活者。
このシャープの発電能力の優れた住宅用太陽電池の新製品を、
いったいどこで買えるか、
どれだけの人が知っているだろうか。
どれだけの人に伝わっているだろうか。
はたまた、
付帯設備や工事費含めた導入費、
出力1キロワットあたり、60~70万円になる、
という情報で、高いか安いか判断できる人がどれだけいるのだろうか。
60万円払うとうちの電気代はどう変わるか、すぐ試算できる主婦がどれだけいるか。
エコバック持って、
面倒なゴミの分別を一生懸命やって、
エコ意識はバリバリあるのに、
企業の伝え方に問題があるのだ~と思う。
~少なくとも我々の直近のエコに関する生活者調査では、自宅の契約ワット数をすぐ答えられる主婦は必ずしも多くなく、特にマンションなど集合住宅に住んでいる場合は、以外に曖昧に捉えていることが分かっている~
企業のエコ活動と生活者への発信の仕方にズレを感じることが多い。
今、大手企業のエコプロジェクトを
生活者視点マーケティングの立場からご支援しているが、
今お付き合いしている二社は、少なくともそこをすごく認識されていて、
真剣だ。
エムズが得意とするコミュニケーションシナリオのコンセプトワークを
エコの分野でも発揮したい