新人さんへ~報連相で一番大切なもの【3】
間が空いてしまいましたが、
次は「相談」についてです!
最近、仕事上でなにか相談をしましたか?
または、どんな相談しましたか?
ルーティンワークだから、相談するシーンは滅多に発生しない、
といった事情もあるでしょう。
また、発生する場合も、
言われた仕事の進め方が分からないので相談した、
など、必要に迫られて、ということが多いのではないでしょうか
ところで、最初の話に戻りますが、
~報連相で一番大切なものはなんでしょう?~
答えは、
相談です ![]()
今までの話で、
報連相どれも大切です~と言うなか、
なぜ、「相談」が一番大事か。
それは、
「相談」が一番報連相の中で一番頻度が低いと言われていることに関係します。
相談の大切さは、
私が社会人になって二~三年目の頃、上司から言われた話ですが、
今なお実感しています。
担当者として、誰かの部下として働いていた時も、上司から部下へ、よく交わされる会話で
なにかあれば相談して。
でも、よく交わされてませんか!?
でも、実際機能することは少ないのではないでしょうか。
でも言った上司は、本気で思っているし、
言われた部下も、言われた瞬間は、ハイ、分かりました、と返事をしているはず。
別にそれで何もなければ、両者ハッピーです。
でも当時上司から、報連相に関する雑誌の記事のデータをもって、
「本当に相談すべきことは以外に相談されないんと言われているんだよ」
「そういう相談って、いくら上司から言いやすい環境を作っても、
本人が意識して行ってこない限りだめなんだよね」
と教えてもらい、なるほど、と思ったものです。
そうなのです。
ここで言う、「相談」は、
仕事において、職場において、本人が意識して、
または切羽詰まって(言わざるをえない段階で…)行われる「相談」でないんです。
例えば、
・会議で言わなかった(言えなかった)けど、実はこんなこと考えてる。
でも大した意見じゃないからまあいいか。
また、
・職場の仕事のやり方で改善案を思い付いた。いいアイデアだと思うけど、
みんなが賛同してくれるか不安だから、まだ言ったことがない。
・この仕事嫌だな、合わないな、でも、今言っても、
頑張れって言われるだけだから言うのはよそう。
とか、
・職場が合わない。転職という言葉が頭を過る
などなど、
普段、頭をよぎりながら、心に思いながら言葉に発しないことは実は多いはず。
本当に相談すべきは、実はこういうことなのなのです。
私自身、上司の言葉をきっかけに、
いろいろと相談する機会を意識的に増やしました。
それによって、
・前にキミ、こういうことやりたいって言ってたよね。
今度こういうプロジェクトがあるけど、興味ある?
とか、
・この前こういうことでちょっと悩んでるって言ってたよね。
ちょっと考えたんだけどさ、担当テーマ変えてみる?
とか。
思いも寄らない時に、思いも寄らない提案をもらうことが増えたのです!
毎日変えるときに、
報連相したか、ちょこっと確認してみてください。
そして、相談については、ちょっと考えてみてください。
頭によぎったことがあれば、
明日、早速、上司をつかまえて、
話してみましょう 
その場ですぐに期待するアドバイスや返事がなくても、
そういう形で受けた相談は、
なかなか頭から離れない可能性が高いのです!
(これを使わない手はないヨ!)