「うわぁ~~~~‼︎」
なんだこのスピードは‼︎あまりにも速すぎて体を固定していたバーがどこかへ飛んで行ってしまった。
「きゃ~~~~‼︎」
私は、精一杯乗り物の前に付いた手すりを握った。可愛いし楽しいんだけど、これは……
「怖すぎるよぉ~~~~‼︎」
ジェットコースターは、止まることなく走り続けた。ジェットコースターからの景色は最高なんだけど、体から冷や汗が止まらない。
「止まって~~~~‼︎」
あぁ、やっと始めの位置が見えてきた。乗り物はゆっくりと止まった。私は、一気に緊張が緩んだのか急に眠くなってきた。
✴︎ ✴︎ ✴︎
ウサちゃんは、慌てて管理人室から出て主人の所へ行った。
「ご、ごめんねぇ~~‼︎まさか、最低レベルでこんなに速いとは思ってなくて……」
「い、いいよいいよ~、結構楽しかっ…たか……ら…」
ご主人様は可愛らしいお顔で、眠ってしまった。夢の世界で寝るなんて、ご主人様とっても緊張したんだな……僕はご主人様を抱っこして次遊ぶ場所のベンチへ運んだ。ふと見ると、ご主人様の姿が透けていた。
「あぁ…夢が覚めるのか……でも、嫌がってるなぁ~…クス、楽しんでくれたのか…」
あ…足広げて寝てるし……全く、ご主人様はまだまだ子供だなぁ~~。遊園地でそんな寝方したらどんなことになるかわからないのかな?僕は、ご主人様の足を閉じて明日の天気予報を見た。
「……雨か…」