trip*trap -46ページ目

電話


父親から電話
言葉に詰り
また温い雨垂れ

頭蓋骨を震わせて
やっと認識出来る
己の音
その全てが
乾いた絵空事

わかってる
止らない雨垂れに
音が濁る

情けないけれど
どう仕様もないね

あたしが漏らす音は
彼には響かない
響かせられない