貧欲
また、夢を見た
ちゃまに似た猫
云う事を訊かない犬
母親と父親
シアンが強い
狭苦しく暗い
築50年は経っているであろう
ボロ屋敷を部分改築する夢
猫と犬が駆け込んだ
元はトイレだった場所が酷く印象的だった
褐色と緑のゴムの板で
封印する様に閉じてた其れを
犬がひっぺがした
困って阻止しようとするのだけれど
新しいトイレは居心地が悪かったから
内心ほっとした
此のトイレを使える安心感ではなく
あのトイレを遣わなくていい安心感
母親に訊くと其のトイレはやはり、
もう遣ってはいけないらしい
其れが解った瞬間に
管をコンクリートで埋めて
使える兆しも奪えば良いのにと思った
極論を瞬時に打ち消す
家の間取りの中心に
コンクリートで鎖された異様な空間
あぁ、あたしは此れだから駄目なんだ
こう云う思考に蝕まれるから良くないんだ
緩い日の光に眼が霞んで
また一日が始まって仕舞う
下腹部が異様に空気移動をすると思ったら
珍しく下った、げっそり
そして裸で寝たせいで風邪をひいた