trip*trap -144ページ目

駄文

胸が抉られる様なんだ

そんな陳腐な言葉では

到底置き換えられない程

深い疵に浸食されて居る

浅い疵に績め尽くされて居る



あたしが居なくなっても

あなたは生きて行ける

そんな事解ってる

解ってた

解らない振りをして居た

解らない侭で居たかった

解りたくなんかなかった



あたしがあたしを受け入れないから

あたしはあなたを受け入れられなくて

あなたはあたしを受け入れられなくて

あなたはあたしに未来を見出ださない



不意に零れた本音

窓際を占めるリキュールと同じね

早く片付けなきゃならないのね

あと半年も無いのだから

でも今無くなると寂しいのね

でも別に無くても構わないのね

取るに足らない事だもの

手放す理由は数え切れないけど

手放さない理由なんて殆ど無いもの

一つ位しか見つからないもの



耳を塞いで居ただけ

アカルイミライなんて

端から無かったのよ

あたしがその芽を

潰したのよ

あたしがその眼を

摘み採ったのよ