6年前に突然強烈な目眩に襲われた時医師の診断は良性突発性頭部眩暈症だった。ちょうどその頃、妻からの拒絶に対してガマンの限界の時だった。目眩は一向に治まらず数ヶ月経って視界からの情報で何とか平行を保つ術を身に付けた。しかし視界に依存するあまりどんどん視力が下がっていった。ネットの情報でストレスに起因するとの情報があり心当たりがありまくりの上、解決することは出来ないと自覚し落ち込んだ。その時に若干精神的に壊れたようで当時理不尽な振る舞いをする上司に対しやたら噛みつくことで発散していた。何も改善することがなく数年が経ち職場で異動させられることとなった。勤務先がおかしいとは思うが、夜勤初日に今回の夜勤が終わったらそのまま異動と突然告げられた。薄給なので夜勤手当で何とかなっていたので突然の宣告はショックだった。自分で言うのもアレだが入社以来それなりの結果を出し高評価を得ていたのに、実質収入が3割減となる何らかのペナルティのような宣告を突然告げられた。家計を牛耳っている妻にそのことを告げると仕方が無いようなことを言われたので何とかなるんだと感心していたら、翌日バイト募集のリストを渡され、『私の生活を変えるつもりは無いので、この中からバイトを探して私達迷惑かけないで』と告げられた。家族のために一生懸命はたらいていたのに、今後は休むことも許されないのかと落ち込んだ。幸い異動先の上司が理解のある人で残業代で±0になるよう調整してくれたが、慣れない業務の連続、そして慣れた頃に全く不向きだと自覚できる難易度の高い業務に選任された。上司からの期待の現れだと理解したが会社の運営に関わる重要な業務なのに会社がそのポジションを軽く扱っていることにガッカリした。不向きな失敗の許されない重要な業務を日々こなしながら会社からはまるで評価されないそんなやり甲斐の無い仕事を続けていると、仕事の憂さ晴らしと楽しんでいた、数々の趣味にまるで興味が無くなっていることに気付いた。その時は疲れているのかと思っていたが、どんどんありとあらゆる事に興味が無くなっていき、元々他人には興味を持てなかったがご近所さんの事も興味が無くなり特に奥様方の顔はまるっきり分からなくなり、存在すら認識しなくなり挨拶をしていないことが多々あったと思う。そして以前にも書いたが仕事にも影響が出てきてしまったのに妻からは気持ち悪いと言われてしまった。絶望に陥り壊れた。壊れた瞬間がはっきり分かった。心療内科の予約を取ろうとしたのはまだ大丈夫だったと今となっては思う。いざ壊れると医者にすら期待しないし、予約を取るために他人と接触しなければならないということが何よりも苦痛。本日唯一心を開くことが出来る長男と外出したが帰ってきたときの疲労と頭痛からこんな些細なことでもダメージを喰らってしまうようになったと理解した。明日散髪に行くつもりだったが多分無理だと思っている。結婚するときに妻しか見ないと誓い実行しているがその唯一無二の存在から拒絶されるって正に痛恨の一撃で人を破壊するには十分な内容だと思う。