『蹴児(ケリンジ)』という漫画を読みました。
監督が死んだ新設校のサッカー部を、亡き監督直々にキャプテンに指名されたへタレ少年が勝利に導く…という物語です。
本作の主人公は蔵希や轍平のようなフィールドプレイヤーでも、円堂のようなGKでもなく。そもそも運動音痴で試合に出ることすらままならない雑魚少年なのです(ノ゚ο゚)ノ
早い話、私みたいな少年が主人公ですσ(^_^;)
この漫画は派手なプレーよりも戦術に焦点を当てたものなので、対戦相手ごとに対策や作戦が作られています。
そこが見所ですね…如何に選手を動かして強豪チームを倒していくか。
作中で主人公のチームと戦う学校は殆どがレベルの高い強豪ばかりなので、対策を講じて圧倒的な戦力差を埋めるのが面白いです(ノ´▽`)ノ
ただ、どう考えてもラストが打ち切りっぽいんですよね
僅か4巻で終了、伏線の回収も無し、いきなりエピローグで二年後になって終わり。
最後の方は本当に駆け足で、まだ試合が終わっていないのに「俺達のサッカーが出来たよ」な感じだったので…
かなり残念な漫画でした。
つまらな過ぎて残念なんじゃなくて、もっと続いてれば良かったなーという感じの残念です
顧問の美幸先生も可愛かったし、私の地元の栃木県を強豪として描いてくれたのが凄く嬉しかったのですがね(^▽^;)
まぁ…学校の名前が凄く微妙ではありましたが。。。
主役の根尾井学園(通称:ネオ学)←微妙。主役の名前じゃない。
武城大学附属埼玉学院←まあまあかっこいい?少なくとも県下最強っぽい名前。
嵐山武蔵野高校←少なくとも作中で一番まとも。
花牧高校←個人的にこれが一番無いと思う。栃木っぽくない(笑)
尺が足りなくて栃木県代表・花牧高校の難波兄弟の凄さがいまいち伝わらなかったのも残念。
兄貴は分かったんですが、弟の方はやたらスピードがあるくらいしか印象に残りません。しかも弟の難波 利九は二年後何故かネオ学にいます(笑)
二年後のインターハイ編も見たかったな…