こんばんは
早速昨日の続きを書きたいと思います
昨日のお話はこちら
 
 
 
心療内科に行った翌日、MRIの結果を聞きに、再度めまい外来を受診したところ
ちょっと疑わしい結果が出たから
脳神経外科を受診してくださいと言われました
 
えっ、思ってた答えと違うんですけど?
異常なしって言われる予定だったんですけど?
 
 
翌日10月1日に大学病院で前日のMRIを見てもらって問診したら、
血の流れをよくする薬を2週間飲んでみて、
それで今度は造影剤をつかったMRIを撮ってみましょうって流れになり
 
その結果、15日に「もやもや病」という正式な病名がつきました
もやもや病、ちょっと聞いたことある病名だなぁくらいの認識。
 
先生は淡々と説明を続けていきます
もやもや病って国の難病指定されてる病気で、
だから難病指定の申請に必要な検査や手術を、またこれからしていくからね
 
国の難病指定
随分話が大きくなってしまって、処理速度が追いつかない
というか
なにせ精神が不安定なもので、もやもや病について調べたくても怖くて調べられなくて、
でも調べないと知識がないから不安で
15日から数日間、とてもとても暗い気持ちで過ごしてました
 
その間、主人が感心するほどこの病気について調べてくれていたようで
分かりやすく丁寧に説明してくれて
もやもや病の由来から始まり、
リスクに対するアプローチの仕方はもちろん
珍しい病気だけど、普通に生活している人も沢山いること
何よりも、脳出血や脳梗塞を起こした状態でなく発見出来たことは
本当に凄いことなんだよと
 
主人が凄く頼りになるし
不安薬も結構効いてるから、今は一人でも近所なら外出できるようになったし
これから自分でも積極的にもやもや病について勉強すれば不安も減ると思うから
そしたらめちゃめちゃ元気になるっ!と意気込んでます
 
不安は絶対あるけど、そのことばかりに支配されて
いつも楽しそうにやってた作品作りが出来ないのは
本当にもったいないよと主人も言ってくれて
今は何も出来なかった1ヶ月を埋めるように
無理のない範囲で作品作りしています
 
 
昨日言っていた
私の伝えたかったこと
 
一つは、出展予定のイベントのこと
 
入院して行うカテーテルの検査が今月末にあり、
大正大学のハンドメイド青空市の数日前ということで
こちらのイベントは、実行委員の学生さんと相談して
辞退する事にいたしました
毎年参加していたイベントで楽しみにしていたので残念ですが
また来年参加出来たらいいなぁと思います
 
デザフェスについては、まだ日がありますし
検査結果にもよりますが
せっかく2ブース押さえたので、出展を前向きに検討しています
こちらについては、追々ツイッターやインスタでお伝えしていきたいと思います
 
 
そして伝えたかったことのもう一つ。
身体に何か不安を感じたら、納得するまで諦めないこと。
もし整形外科での結果に不安を感じず病院通いをやめていたら、MRIを撮ることもなく
いずれ私は脳梗塞を起こしていた可能性が高いです
 
周りの愛する人達が悲しまないように
自分の身体、大事にしていきましょうね
 
 
 
 
ハンドメイドと無関係な話で、楽しい話でもないです
それでもよければお付き合い下さい






デザフェスに向けて、ミニ巾着の裁断を終えたと思い込んでたところ
裏地を裁断してない、というか生地自体がない事に気づき
9月20日、日暮里に買い出しに行きました

駅の改札を出て数メートル歩いたところでめまいがして
足の力が抜けて倒れそうになり、数秒で元に戻ったものの
2~3週間前からたまに起こるこの症状にとても怖くなり
生地選びにも全く身が入らず、なんとか購入したのち家に帰る事に。

家の最寄り駅に着いたら
このまま家に帰って、一人で倒れてしまったらどうしようという恐怖に駆られて
病院へ行くことに。
動悸が凄くて歩くことに恐怖を感じながら耳鼻科へ。
(調べたところ、めまいは耳からくるものが多いそう)

検査をして、三半規管が原因ではないか
数日安静にしてれば治ることもあります
でも、出ている症状全てが当てはまるわけじゃないですねと言われて不安が残り、
医療機関に相談すると、首からきている可能性がありますとのことで、次の日は整形外科へ。

首のレントゲンを撮ったけれど、これといった答えは出ず。
「首や肩への負担を減らして、安静にしましょう」でした

ここで納得出来なかった私は、めまいという症状に不安ばかりが募るようになって
一日中動悸がして、耳鳴りもしてきて
もう、何も手につかなくなっちゃったんです
もう、作品作りどころじゃありません。

そこで今度はめまいに特化した先生のいる、めまい外来に行きました
めまい外来というだけあって
耳、目、自律神経、うつ症状、細やかな問診
あらゆる検査をしてくれて出た答え
「可能性は低いけれどゼロではないから
不安を取り除く為に、脳のMRI撮ってみますか?」

日暮里でめまいを起こしてから5日。
もうこの頃には、本当はめまいは治っているのに
原因が分からない不安からくる精神的な要因で、ふらふらしているだけではないのか
そんな話も先生にしたら、MRIを提案してくれました

提携の病院で次の日には受けることができたMRI
もうあとは、数日後に結果を聞いて
なんでもなかったですよ、考えすぎるのはやめましょうって言われる自分を想像して。

でもそしたらこの日、外出してたら吐き気がして、
くらくらして動悸も強くなって、やっとの思いで家に帰り
次の日は起きたら息苦しくて
旦那を見送って一人になると、不安からか息が出来なくなり、手が震えて寒気がして
一日中動悸がして、外に出ることも出来ず
旦那が帰ってくるまでの長い長い時間を、家で一人過ごしました
眠る事も出来ず作業も手につかないから、間髪入れずバラエティー番組をエンドレス再生して。

これはもう絶対精神的なものだと思って
それで今度は生まれて初めて心療内科へ

病気を心配するあまり、自律神経に色んな異常が現れてる状態で
いわゆる心気症という心の病気ですと診断されて、
事実、初めのめまいはもう症状として出てないし、きっと脳も大丈夫だから
病気のことを深く考えないように、
投薬しながら治していきましょうとなりました


病気を心配して病気になる。
なんともお粗末な結果に自分でも呆れましたが
動機や息切れや、現れた身体の症状は、もう自分の気持ちではコントロール出来なくて
薬にお世話になることに。

夏に人間ドックを受けて何も異常がなかったし
性格だってどちらかといえば、なるようになる!みたいな
わりと楽観主義な私なのに、心の病気とは恐ろしいものです



さて、長々ハンドメイドと関係ない私的なことをだらだら綴りましたが
私がブログに書きたかったことは
ここまでで半分で、
本当に読んでほしいのは、残りの半分です

下書きはしてあるのですが
皆さんの大切な夜の時間を奪うわけにはいきませんニヤリ
続きはまた明日、投稿したいと思います。

お付き合い下さりありがとうございましたラブラブラブラブラブラブ


タイトル あなたのいきたあかし

 
 
我が家には、14年半寝食を共にした愛犬マイケルがおりました
主人と二人、我が子同然に育ててきましたが
一年半前、二人で見守る中天国へと旅立ちました。
 
一年半。かけがえのない存在を失った悲しみはまだまだ癒えませんが、
最後の闘病生活の、辛そうな姿を多く思い出してしまう自分に
元気いっぱいだった、天真爛漫な姿を沢山思い出してあげよう
彼との楽しかった日々を頭に巡らせて作品を作ろうと思ったのが
今回参加した理由です
 
 
とにかく楽しく!
ワクワクするような作品に仕上がったと思います
 
 
彼の好きだったもの、彼の性格を具現化してワンピースに仕立てました
 
 
●笑顔
物理的に舌を出すと笑って見える、なんてことは分かってるんですが
楽しい時、嬉しい時、本当に笑ってる、と飼い主なら思うはず。
前右見頃のフリルをめくると
笑ったマイケルポケットが現れます
 
●好きな食べ物
うどん、タピオカ、ケンタッキー
マイケルの大好きだった食べ物を前身頃の裾に。
タピオカとチキンはマジックテープで外せて、マイケルポケットの口へと入ります
 
●丸名人
布団や脱ぎっぱなしの服を見つけては
上手に丸めて寝床を作る
そんな彼の職人芸を、襟と雲にデザインしました
 
●段ボール
犬用のベッドを購入してきても
段ボールには及びません
荷物が届くと早々にテープ剥がしを手伝って
空になった段ボールに収まります
今回はポケットを段ボールに仕立てました
 
●LOVE・優しさ
彼がいるだけで笑顔になれて、辛いときは寄り添ってくれる
いつでも一番の味方でした
前身頃の色と素材感で優しさを表現
心臓に近い左の襟裏に、ハート(LOVE)を刺繍しました
 
●強さ、凶暴性
マイケルってどんな子だった?と聞かれると
まず凶暴だったと答えます
嫌なことにはすぐキレる
大人になっても治らなかったけれど、手がかかった分愛おしい
芯の通った強さもありました
所々の切りっぱなしの生地で荒さを
プリーツで強さを表現しました
 
●散歩
無条件に大好きだった散歩
鳥や花に囲まれて、今も元気に駆け回ってたらいいなという
願いも込めて
 
●背中の模様
地色のベージュに、散歩道の白
後見頃がマイケルの背中の模様になってます
 
●●●●●●●●●●●
 
この3ヶ月間、より一層彼との楽しかった日々を思い出し
主人とマイケルと、3人一緒にお話ししながら制作出来たような
とても幸せな時間を過ごすことが出来ました
 
かわいく出来たねって、笑ってくれてる気がします
 
こんな素敵な企画展を開催してくださったhakomittsu.さん
応援してくださった皆さん
一緒に走り抜けた作家の皆さんと
それから脚を運んで下さったお客様
皆さんに感謝です
またこの企画があったときは
迷わず参加したいと思います
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました
 
 
emptiomania