2024年5月に入り、
いつも通っている
ラグリーンさんで、ヘアカット。
毎月1回ペースなので、
1年間で12回も会ってる友紀さんにお任せです。
パソコンのしすぎと寝不足でヘロヘロ。
やることがてんこ盛り。
やりたいことがめちゃめちゃあります。
ヘアカットの後、
病院のリンパ外来へ。
こちらも毎月1回、通ってます。
病院内の空間に木があります。
外来の時間に少し余裕があり、
久しぶりにブログの記事を入力しました。
2年前に私の命を救ってくれた病院です。
昔は病院嫌いだったけど、
今は私の癒しスポットに変わりました。
一昨年は春から初夏にかけて
出血が続いてました。
真っ白な顔で倒れました。
検査入院は輸血からスタート。
あとほんの数日遅かったら、
朝、起きることはなかったと思います。
あの頃の出血はすごかった。
毎日、一番大きな生理用のナプキンを大量買い。
寝てると血が漏れて
ベッドが臭くなるので、
ビニールのシーツにかえて
お風呂場は真っ赤な血の海のように。
身体の中がおかしいと思いつつ、
それでも、病院を拒んでた。
悪性って、出てくるものが悪いんです。
ドロドロの塊や、
なんか変な生命体のような
アメーバみたいな感じ。臭いし。
昔、生理の時は、
キレイな血だったよなー、
何かがおかしいとわかってた。
生理痛の何倍もの痛みで
夜はのたうちまわるような激痛。
一番強い痛み止めを飲んで、
我慢して、我慢して、
仕事に行ってました。
立ってられなくて、
仕事場の裏で横になっていました。
ビルのエレベーターホールで、
目の前が真っ暗になって倒れました。
もうこれ以上は無理。
自分の身体をないがしろにしてました。
その結果、仕事仲間に心配と
多大なる面倒をかけてしまいました。
子宮体がんだとわかり
子宮の全摘出手術をうけました。
動けなくなった私は
沢山の人に助けられました。
ただ息をしてるだけで有り難い。
おしっこが出来るなんて奇跡。
今でも、トイレに入り
自力で出せるなんて幸せ〜って和んでます。
私ががん患者と呼ばれたのは2ヶ月間程。
がんは私の我慢や苦しみを吸い取ってくれてたから
それまで生きていられたんだなと思いました。
今はがん、身体に、周りの全てに感謝しかありません
やっとやっと
自分を労わろう・・長生きするぞ！と
決めた55歳の誕生日は笑顔でした。
命拾いした私でしたが、
さらにもっと悲しいことが起こり、
心が動かなくなリました。
でも、私は、また沢山、沢山、
助けられていることに気付かされました。
光と闇は同じ。
苦しみも悲しみも喜びも全て繋がっていて、
どんな体験も自分で選んでいるんですね。
わかってはいても
今でも悲しくて
ふっと心が空っぽになります。
何もかも、幻のように感じられて、
空っぽですが、
言い方を変えると、
何にも動じなくなりました。
ぜーんぶ、幻か・・。という感じ。
もう、これ以上の悲しみ、
苦しみは私の人生にありません。
そして、悲しむことだって
自分が作ったこと。
何があっても
何が起ころうとも。
それを、どう受け止めるかだけなんです。
悲しくても、笑うことはできるんです。
それができるとわかりました。
やっとここまで来れました。
2年前、こんな日が来るなんて、
想像もしていませんでした。
ということは、
これから何が起こるかなんて、全く想像できないから
何も思い悩むことはありません。
たまに、周りに
悩んで一歩を踏み出せないとか・・
そんな人に出くわすと
不思議な気持ちになります。
先の不安は、
その通りにならないと思います。
生きている今が永遠に続くなんてありえないし、
いつだって、死と隣合わせです。
だからこそ、自分という命の光をしっかりと感じて、
朴訥でもいいから、
ただただ、歩き続けるのみです。
とにかく、もう一度書きます。
今は奇跡の瞬間なんです。
毎朝、起きたら、
あーー、今日も生きてるーって思うんです。
いつか身体が消える迄、
今、
生かされている身体と周りに感謝して
やり尽くすのみです。
今日もお元気で！