一年前、子宮ガンで全摘出手術をした記念日 | 美塾 福岡初!メイクアップで人生パワーアップ

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福岡は7月15日の「山笠」という

お祭りが過ぎると夏になります。

 

朝から蝉がミンミン鳴いてるので、

梅雨もそろそろ終わりですね。

 

自然って間違わないですよね。

 

 

 

今日は2023年7月21日。

 

一年前、子宮ガンのため、

子宮と卵巣の

全摘出手術をした日です。

 

 

昨日の真夏は、

病院で過ごしました。

 

よくがんばったー。

 

 

夏になると、病院で過ごした日々を

思い出すようになりした。

 

 

 

入院する前に博多マルイカラットで

記念写真をしました。

 

 

カメラをセットして。

 

 

 

カラーのプロフェッショナル。

小浜田 倫子先生と。

 

ずっとずっと

一緒に仕事をしてる仲間です。

 

沢山、沢山、支えてもらってます。

 

 

私は昨年の6月下旬に

仕事場で

倒れました。


出血が続いてました。
血というよりも、

この物体は何??というおどろおどろしい

真っ赤な変なものが

どんどん出てくる日々。

この変なものをみて・・
身体の中が変・・と感じてました。

 

 

博多駅近の婦人科に行き、

子宮頸がんの疑いがあるとのこと。

 

紹介状を書いて頂き

すぐに行ってくださいと、

毎朝、電話がかかってきました。

 

そーとー悪かったのに、

仕事をしてたの。

でも立っていられなくて

お店の裏で横になってました。

 

何回も電話をくださった

病院の方々にも感謝。

 

6月末から11日間、

検査入院しました。

 

検査入院をした日に

4時間の輸血がスタート。

 

血がない。

 

その時の血液検査の結果を見ると、

 

よくこれで・・・と、驚かれます。

 

沢山、検査をしました。

 

結果は「子宮体ガン」。

 

 

しかも、

子宮はパンパン。

あと少しで子宮からガンが広がる。

 

 

ご家族を呼んでくださいと言われ、

パートナー君と二人で

MRIの画像を見て、

説明を受けました。

 

 

昨年は54歳でした。

 

生まれたままの身体でいるのが

終わりになる。

 

 

自分の一部がなくなることが恐くて、

何とか明るく振る舞ってました。

 

 

このままだと死しかない。

 

 

手術するしか、

いえ手術をすれば助かる、   

生き延びれる。

 


一旦退院し、

薬を飲んで、栄養とって

手術に耐えられる状態になるために

過ごしました。

 

 

もし血が足りなかったら・・

手術の様々なリスクを説明していただき、

沢山の同意書に目を通し、

ドキドキしながら何とか過ごす日々。

 

 

7月17日に、

手術へ向かう自分へ手紙を書きました。

image

 

大好きなバレエのレオタードを

カードと一緒に包んで

また踊れる日を夢見て、

自分に向けて書いたカード。

 

 

image

 

主治医の先生のお名前が都さん。

私が好きなバレリーナのお名前と同じ。

 

お顔立ちは可愛いい方。

がん=腫瘍のプロフェッショナルの先生です。

 

先生に命を預ける覚悟をしました。

 

 

 

指定通り下剤を飲んで
7月20日の朝から病院へ移動。
 
 
コロナの頃で、
付き添いは入院する病棟の出入り口まで。
 
荷物を持って病棟の受付に並び、
中に入ります。
 
 
一緒にいたパートナー君とはここでお別れ。
 
手術して退院できるまで、
20日間程、会えなくなります。
 
 
受付で一人で怖くなり泣いてしまう。
 
看護師さん達は優しい。
 
 
ベッドへ案内されて荷物を整えます。
 
 

昼のご飯は、

あら、こんなに食べていいの?

 

 

 

何となくほっ。

 

 

 

 

 

 

夕方は流動食。

 

 

 

 

 

 

早朝までは水分だけ。

 

 

 

 

手術計画書を見て見て見て。

 

 

 

無理矢理笑ってみた。

 

手術前日
20日の夜、あまりの緊張で高熱がでました。

39.5度

 

コロナの疑い。

 

 

4人部屋から周りの人がいなくなり、

一人になりました。

 

 

防護服を着た看護師さん。

 

えーーん、怖いよー。

 

 

コロナの検査をして、

結果が出るまで待つことになり。

 

 

 

お願いだから、

もう、手術してーー。

 

怖いのまだ続くの〜。

 

 

 

朝、コロナの疑いが晴れたので、

手術の時間は遅れましたが

 

 

手に麻酔をして、

手術室へ移動。

 

 

同意書面に

何枚も署名をして手術台に。

 

 

 

ふーー。

酸素マスクをつけて、

麻酔が入れられ、

 

ここから覚えてない。

 

 

 

 

目が覚めたら、

身体中に管が繋がってる。

 

 

なんか、クラクラ。

集中管理室にいる。

 

 

何時?

時計が見えます。

 

 

朝11時から

手術だったけど、

夜8時過ぎ。


子宮、卵巣、リンパ節が

切除されました。


6時間半程、

かかったそうです。

 

喉がカラカラ。

まだ飲めない。

 

 

水を口に含んで、ペッとはくだけ。

 

 

何どもボタンを押す。

 

苦しいし、

身体がほてってるし、

管だらけで動きにくいし、

背中から入っている管は麻酔で
痛み止めだそう。


足と足の間からは、尿を出すための管。

 

お腹からは、腹水を出すための管。

 

手からは点滴。
 

 

くちびるが

がさがさでつらくて、

病室からリップクリームを持ってきてもらい

何とかくちびるは保護。

 

 

夜か。

 

このまま夜を過ごすのね。

 

 

なんか、映画みたい。

 

一生で一度の大手術。

現代医学ってすごいです。

 

 

水が飲めないのがきつい。。


 

目が覚めては、ブザーを押して、

クチュクチュプー。

 

あと半日したら水が飲めますよ。。。と。

 

 

体は全く動かせない。

だって、体の中から

臓器を摘出してるんですよね。



切って、切って、切ってるから。
大ケガです。
 

 

こんなことになるなんて。

私、全く予期してないどころか。

 

 

友人から勧められた

医療保険に入った年でした。

 

 

ガンにだけはならない。

ガンで手術なんて、絶対にないから、

ガンは外していいよーーーって

 

何とーーーーー!!!

 

アホでした。

 

 

 

ただただ生きてる。

 

 

そんな日でした。

 

 

 

今日は手術から一年後の

7月21日。

 

 

今日、カラットで写メしました。

 

一年前と

全く同じ服装の私でした。

 

倫子さんと私。

 

ずっと一緒にいてくれて

ありがとう。

 

 



生かされてます。

 

神様から頂いた命、

生きなきゃね!

 

 

 

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