中級コース「飛躍」
3回目：アイメイク、4回目：道具の
メイクレッスンがありました。
アイメイクは、顔全体の中で、
一番色遊びが楽しめるところ。
顔の上にない色をのせてもいいところ。
色んな色にトライでき、楽しいはずのアイメイク。
楽しいはず。。
だけど、多くの女性が悩んでいるアイメイク。
自由に選べるからこそ、悩みが多いのかもしれません。
『体験会』や美塾以外のメイクレッスンの際、
一番質問が多いのが、
眉、そしてアイシャドーの色選び。
＜多くのお悩み＞
アイシャドーをするとやぼったくなる。
やった感がでて派手になる。
色が目立つ。
腫れぼったくなる。
グラデーションが難しい。
（グラデーションをしないといけないと思い込んでいますね）
今日は、中級コースのレッスン。
美塾の初級コースを学んできた生徒様！
このような質問が・・
Ｑ：
「アイシャドーは1色でいいんですか？
2色使わなくてもいいですか？」
私の解答。
Ａ：
「何色使ってもいいけど、溶かし込む。
これまでの経験で言うと、
1色をグラデーションにするのが映える！」
ハッとさせられる、という感じです。
レッスンの時に、もっと上手に説明したかったのですが・・
言葉足らずでお許しを！！！
ブログに書きます。
私の結論
『1色は1色にあらず』
『その1色とは、ブレンドされた結果生まれた色だから。』
「アイシャドー」
目の前に、1色という色であるけれど、
色々な色が既に混じっているのです。
コスメメーカーさんが、さんざん考えて、イメージして
色々なテクスチャの成分、顔料、鉱物を
ブレンドしプレスしたもの。
たった1色であっても、様々な質感、艶、キラキラなど
微妙に違います。
だから、
考えつくされた「1色」で私は充分だと思うのです。
簡単に書くと、
例えば 『ピンク』
小学校の時の絵の具のパレットを思い出して下さい。
『ピンク』は何色を混ぜて作りますか？
白と赤を混ぜる。
白が多いと、薄いピンク。
赤が多いと、濃いピンク。
では、ピンクに黄色を混ぜると・・サーモンピンク。
では、ピンクに青色を混ぜると・・ローズピンク。
簡単ですね～！！
一口に『ピンク』といっても、
色を混ぜる分量で結果の色が違ってくる。
目の前には1色のアイシャドー。
ですが、既にブレンドされた結果という意味が
おわかりですか？
しかも、コスメの場合、顔料のテクスチャが異なるため、
肌の上に伸ばすと、色々な色が見えたり、
傾いた時にキラっとしたり・・
全部同じ粒子＝粒の大きさではないので、
肌にフィットしたり大きめのものは目立ったり・・
また、顔の肌の色によっても、発色が異なります。
1色であっても、様々な表情を見せてくれるのですよ～。
私は、メーカーさんが試行錯誤した末に出来上がった、
洗練の1色を味わってみるのがいいなと思います。
もちろんグラデーションをかけてもいいし、
グラデーションの方法も自由。
色に色を重ねてもいいし、
色の端っこにグラデをかけてもいいし。
ここで、また私の考えですが、
重ねれば重ねるほど、1色の発色は、鈍るのです。
（わざと、鈍くするのもありですよ。）
ブレンドした1色に、ブレンドした1色を重ねるのですから、
かなりの顔料がのっていることになります。
せっかくの美しい１色！
潔く、今日は、その色と過ごしてみませんか？
軽やかでとーーってもキレイな目元のはず。
あれこれ悩まずに、
「今日の1色！」を楽しんでみてほしいです。
レッスンの時、ほぼ毎回言ってるように・・
1週間あれば7色、楽しめます。
1ヶ月あれば30色、楽しめます。
それでいい。いえ、それがいい。
アイシャドーを重ねづけしなくては！と
思い込みすぎなのです。
狭い範囲なので、メーカーさんは、1点よりも数点!
出荷額を上げたいのですよー。
（メーカーさんすいません。）
アイメイクの思い込み。
・アイシャドーを2～3色使わなくちゃ。
・まつ毛はカールして長く、フサフサに。
・目は大きく。
・目じりのアイラインははねあげるように。
まだまだありますね。
ここまで書いたことは、初級コースの時にも
お伝えしています。
でもね・・どんなに美塾の先生が言って
テキストに書いてあったとしても、
本当に？
一色でいいの？
そんなにシンプルでいいの？
自分の目は・・
（本当は、もっと大きく、もっとまつ毛を多く）
もっと変えなくちゃいけないのでは？
という不安から、
なかなか脱却できていないのです。
講師の私は、6年以上、
同じことをレッスンし続けている上に、
沢山の生徒様の変化を見せて頂いているので、
「1色で充分キレイよ～」って、軽々と言ってしまえる。
生徒様においては、
美塾の初級コースを受講した生徒様であっても、
実は、アイメイクのレッスンは1回のみの受講。
美塾に来ている時間以外は、
全て自分でメイクをしています。
だから、いつの間にか一般常識が当たり前になってくる。
それは、中級コースの途中で、
「あれれ？？」と感じるんです。
そりゃそうなのです。
メイクのことばっかり考えてないし。
デパートやＣＭは、華やかで色とりどりの
メイク用品オンパレード！
メイクアイテムを使ってもらいたい情報だらけ。
初級コースの内容は、一般のメイクとは
概念もテクニックもまっ逆さまというほどなので、
印象に残ったところは続けている。
だけど、細かいところは抜けてしまっていく・・
それを、中級コースの時に感じざるをえないです。
だから、初級コースで終わっている人は、
ぜひ、中級コースへ来て欲しいです。
習ったままで終わりにしないで～。
美塾のメイクレッスンに触れれば触れるほど、
あなたのキレイがぐっとぐぐっと
さらにぐぐーーーっと、顕になってくる。
自分自身でいることに、自信が持てるようになってくる
その瞬間を、
ぜひ毎日のメイクにも取り入れて欲しい。
今日お伝えしたこと。
そもそもの大前提。
人としての美しさが既にある！
その上で、キレイに見せるためのサポートがメイク。
メイクを見せるためのメイクをしていません。
（それは別のステージでね。）
アイシャドーに戻ります。
足す、足す、足す、なのです。元々の発想が！！！
足さなきゃ、足さなきゃ！！！
だから、1色で、充分にキレイになっているのに、
もっとしなくていいの？
多色使いじゃないと、メイクじゃないんじゃないの？
と、不安なってくる。
ブレンドすればするほど、くすんできます。
気になるなら、やってみてください。
手の上でも、目の上でもいいです。
何色も重ねてみてください。
アイラインもくっきり引いてみてください。
どうなるか、わかります。
キレイな色、たーーっくさんあるから。
無理に重ねて、重たくしなくてもいいのにな～。。
今日のあなたが映える！という視点で。
ぜひ『今日の1色』を楽しんでみてください。
ちなみに、この記事を書くために、
メイクの良い事例がないかな～と思い、
コスメブランドのサイトを色々探したのですが、
気に入るメイクがない！！！
シャネル、ランコム、ボビーブラウン、ディオール、
イブサンローランを見ました。
最新、秋冬メイクの一例。
参考になりませぬ、、
日本メーカーを探してみても・・
資生堂、カネボウ、いろいろ・・いまいち。
さんざん探して、終わりました。。
ちゃんちゃん。
美塾の生徒様の一人一人が美しいです。
自分の美しさを信じて下さい。
:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'
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