てつだってほしい、と言われ
お姉ちゃんの職場でバイトをはじめて半年くらい。
今月でやめることになった。
理由は、お姉ちゃんがわたしを見てるのがつらいと言ったから。
わたしの離脱症状で、しんどそうに立ってる姿を、見てられないからおわりにしよう、と。
お姉ちゃん以外のみんなには、本職で転勤が決まった、ということをつたえました。
もちろん大嘘です。
嘘ばっかりな自分がいやだけど、結局また嘘つかなきゃならなかった。
離脱症状なんて言えないし、そもそも言ったところで、と。
言う必要もないんだなと。
本職をやめたことも内緒。
辞めたなんて、言ったところでマイナスしかないからね、とお姉ちゃん。
全くそのとおり!なさけない妹でごめんね。
療養する約束なのにつぎの仕事を早々に決める。裏切り。ひどい妹でごめんね。
もちろんお姉ちゃんには内緒。
お姉ちゃんの誕生日にわたし以外のみんなで色紙を書いていて、わたしはそのことをしらなかった。
わたしがいない色紙。
そもそも妹だし色紙に書く必要ないと思われただけだと思うけれど、こんなちいさなことでおおきく傷つく。
じぶんはかずにはいってない。
送別会をしたいらしいから、ちゃんと参加してね、といわれた。
半年しかいなかったのに、送別会なんていらないよといったら
わたしの(姉の)誕生日を祝いたい意味もあるとおもうから、と。
ついでみたい。
ついでだよ。
じぶんがめんどくさくて大きらい。
なぜすなおに受け取れないんだろうか。
好きな作家さんの小説、主役のひとりがわたしとおなじ名前だったので
その作品だけ読むのをさけてたんだけど
本を読みきってみたくなって
(小説も漫画も大すきなのに、読めなくなってずっと困っている)
数ヶ月かかって一冊読んだ。
とても素敵な小説だった。
そして読めたことによる達成感。
わたしとおなじ名前の登場人物は、後半に死んでしまった。
眠りながら帰らぬひととなった。
いいなあとおもう。
わたしもそういう、消え方がいい。
明日を夢みながら、目を閉じて、そのまま消えてしまいたい。