いつか陽のあたる場所で | EMONの週末は図書館ぷらす凸凹息子との日々

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~図書館大好き!勝手な感想とASD息子子育て忘備録~



久しぶりに、読書感想書こうと思いますキラキラ



図書館で偶然みつけた、久しぶりの乃南アサさんの本。
すれ違う背中を



これ読んでみたら、めちゃくちゃ面白くて、どうやら続編があるようで、また図書館で借りてきました。


いつか陽のあたる場所で
いちばん長い夜に





1作目の、いつか陽のあたる場所で



マエ持ち女二人組シリーズらしいです。
刑務所で、出会った女二人。
芭子と綾香。
出所後の二人の日常のストーリーです。



すごい事件が起きるわけではないけど、
坦々とした日常なんだけど、二人がなんだか素敵で、面白くて、あっと言う間に読んでしまいますニヤリ



乃南アサさん、
昔大好きでよく読んでいました。



女刑事 音道貴子シリーズが大好きでしたキラキラ

登場人物が面白くて、その情景が目の前に見えるようで、ドラマを見ているような、そんな面白さがありました。



今回の、マエ持ち女二人組シリーズも、同じく、主人公の二人はもちろん、登場人物みんな面白くて、個性あって、ストーリーに入り込めました。


刑務所出の女といえば、暗ーい、悪ーい感じですが、この二人はその雰囲気から程遠い。
つつましく、ひっそりと、でも希望を持ちながら、生活している。


地味な暮らしなんだけど、この二人をうらやましく思ってしまう私。


この二人、性格は全然違うんだけど、
ムショ出という共通点がキッカケとはいえ、
仲がいいんです。


それが、うらやましい。


私には、何かあれば、心配してすぐ来てくれる友達いる?
なんでも話せる友達いる?


主人公、芭子の周りの人達も優しい。
一見、怖そうとか、お節介とか見えるけど。


なんだろ?
私も芭子みたいに、つつましく、質素に、たまに友人と外食できるような生活をおくりたい。




今の私は、忙しすぎるのかもしれない。
物欲に溺れてるのかもしれない。