【私的面白度】⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
久しぶりに語りたくなりました😚
これ、なんで予約したのか、覚えてない程、ずいぶん前に予約してました💦
読み始めると一気に読み更けてしまいました。
養子縁組を希望する夫婦と、望まない妊娠をしてしまい、子供を養子に出す女の子の2つの話。
やがて、それが繋がるのですが。
キーワードとなる不妊治療、養子縁組、子育て、望まない妊娠、、
どれも関心あるのばかり。
特に不妊治療しても授からない夫婦には共感しまくりでした。
私も不妊治療してた身。
もし、授からなかったら、、、
養子縁組だって、一度は頭をかすめたことも。
そして、望まない妊娠をしてしまった、ひかり。
思春期の、他の子より先取りしたい、大人になりたい、という気持ちもすごく共感…
あー、私もそう思ったなー、と思い出しました。
もう、これでもか、というくらい、悲惨なことだらけで、読んでて辛すぎた…
ひかりだって、こうなりたいわけじゃないのに、どんどん落ちていく様が、辛くて、辛くて。
最後の章は、もうもう泣けました😭😭
通勤電車で読んでるんだけど、涙が落ちそうで鼻水ズルズルで、必死にこらえてました😭
余韻が未だあります。
養子縁組について。
本中に、養子縁組をとりもつ団体の説明会でのこと。
代表者が、希望する夫婦たちに言った言葉。
「普通の子が欲しい」という要望がよくありますが、ここにいる子たちは普通の子じゃありません。
特別な事情でこうなった子ばかりです。
だから、受けるなら覚悟してくださいー
そうですよね。
そこが一番の問題です。
障がいがでた場合、将来非行になった場合、受け止めることができるか。
そして、若くしての妊娠。
ひかりは、中学生で妊娠してしまいます。
まだ生理がきてないから大丈夫とか、1回位は大丈夫とか。
そこには、性に対する知識がない為におきたことでした。
小学校高学年から中学生には、きちんとした知識の教育が必要だとつくづく思いました。
辻村さん、私よりずいぶん若く、二児のママ作家さんだけど、読みごたえある本でした❗️