「こうのとり追って 晩産化時代の妊娠・出産」毎日新聞取材班 | EMONの週末は図書館ぷらす凸凹息子との日々

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~図書館大好き!勝手な感想とASD息子子育て忘備録~

私的おもしろ度【☆☆☆☆☆】

図書館で偶然見つけた、この本。
まさに私のことだ、と思いました。



私自身、晩婚、晩産なんですが、幸いにも体外受精で比較的早く
妊娠に至ることが出来、いまのところ順調に育ってくれていますが、
世間にはこんなにも悩み、苦しんでいる人たちがいるんだ、
と身につまされました。

不妊治療。
もしかしたら私にも赤ちゃんが出来るかも、という希望と、
なかなか結果が出ない、絶望。
期待が大きいだけ、その落胆さは大きいです。
あまりにもリアルで、私もその辛さ少しだけでも感じていたので、
ココロが辛かったです。

そして、めでたく妊娠となっても、次にやってくる悩みが、
出生前診断。
私、産婦人科に検診にいくようになって驚いたんですが、
毎回、出生前診断をどうするか、聞かれました。
結局は受けなかったんですが、こんなにも聞かれるとは思っていませんでした。

私が思っている以上に、高齢出産のリスクの大きさを感じました。

出生前診断
卵子提供
不育症
養子縁組

どれも、細かく取材されていて、リアルでした。
今の晩産化時代の現実を見せつけられた、そんな感じでした。

これを読んで、自分は40代で妊娠できたことは
とても恵まれたことなんだ、と思いました。
無事出産まで、まだまだありますが、大切に育てていきたいです。