そして、久しぶりに佐賀のシエマへ。
私がチェコアニメで一番好きな、
ヤンシュバンクマイエル監督。
彼の映画を(予告だけでも)見たら、悪趣味だな~と
思われるかもしれませんが、好きなんです~。

12月10日に佐賀のCIEMAで
イベントがありました。
メイキングビデオと監督が来日時に通訳をされた
梶原さんという日本ではチェコ語の第一人者の
トークショーが上映前に行われました。
梶原さんは私が1年半前、福岡で受講した
チェコ語講座での先生です。
今も講座は開催されていて、当日もイベント前に
授業が行われていました。楽しそうでしたよ~

そして随分経ったにもかかわらず、
先生、私を覚えていてくれました。
また、一緒に勉強した生徒さんも来ていて、
懐かしかったです。
彼女は、今は上級編受講中。
そしてチェコ旅行にも行ったそうで、うらやまし~。

メイキングもトークショーもとても興味深く、
聞き入りました。
試写会の様子や、監督の日常的なこととか。
(彼の戦略で、情報は限られていますが、)
一番印象にあるのが、監督は自分がやりたいことを
ベストな状態で表現したい。
受け手(観客)のことは、考えない。
だから、思いもよらない映像が繰り出され、
それは、より多くの可能性を引き出すのでしょう。
そういった、監督の妥協なき姿に魅力を感じます。
ちなみに、
この映画は福岡では上映されていないんですよね。
シネテリエ始め、ミニシアターが姿を消してしまった
影響でしょうか。
とても寂しいです。。