emobderca1987のブログ

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今年に入って、次世代DVD規格がブルーレイに決定したのはご存知の通りでしょう。最近ハイビジョンの液晶テレビもさらに値下がりし、ブルーレイにとって間違いなく追い風が吹いています。
ところが、その割には今ひとつブルーレイソフトの方はパッとしません。確かに少しずつ新商品も登場しているようですが、圧倒的に普及しているDVDの牙城をゆるがすにはほど遠い状況のようです。

こういう新規格の普及には、アダルト系のソフトと、アニメ系ソフトの力が絶対に必要となるわけですが、アダルト系に関してはDVD画質で十分という人も多く、普及の推進力になるほどのパワーがあるとは思えません。そうなると、画質にこだわるアニメファンに期待ということになります。
既にガンダムシリーズでは「逆襲のシャア」がリリース、攻殻機動隊のOVAも今月リリースされました。人気の高いアニメで、かつDVDでは既にマニアにいきわたっているソフトをブルーレイ化して、買い替え需要を掘り起こすことに加え、メジャー作品で市場を活性化しようとしているのかもしれません。
ただ、これらのソフトは出るのが当たり前のソフトなので、あまり意外性がありません。

今回リリースが決まった「魔法のプリンセス ミンキーモモ」ですが、これはちょっと意外でした。確かに1980年代前半のアニメファンの間では、色んな意味で有名で記憶に残る作品ですが、早々にブルーレイ化されるほど、ビッグタイトルとも思えません。

とはいえDVD-BOXは既に廃盤となり、プレミア価格でしか入手できない現状では、ブルーレイのBOXとして発売される。というのは、大変喜ばしいことです。
ただ・・・、この価格設定は何なのでしょうか。DVD-BOXは第1巻(1~24話収録)が31290円でしたが、今回は同じ内容で39900円です。しかもせっかく片面二層(50GB)という大容量のディスクを使っているのに、1枚あたり8話しか収録しておらず、大して省スペース化にもなっていません。(画質しだいとはいえ、もっと詰め込めたはずです)

この作品に限らず、どうもブルーレイのソフトは高すぎる傾向があります。当時とは状況が違うのかもしれませんが、DVDソフトが登場した際、LDソフトに対して安価というのも大きな魅力でした。最新技術とハイビジョン映像を安売りしたくない。というメーカーの考えなのかもしれませんが、今の状況が続けば、いつまでたってもブルーレイはDVDに勝てず、結局は高画質化が進むネット配信サービスなどにも負けて一般向けには普及せずに消えてしまう可能性も無いとは言えません。
せっかく勝ち組となった技術規格なのですから、もうちょっとうまくビジネス推進すればいいのに・・・と、映像コレクターの1人として思います。

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      でも、ここに記載されている通り、まぎれもなくBlu-rayのソフトです。 ...