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先日、チャットの中で、
「バッハの時代にはピアノが無かった!?」という話題で盛り上がりました。
その時には、バッハの時代にはピアノは無かったんだよ!
という事で落ち着いたのですが・・・
ちょっと気になって、僕が所有している
「ピアノ、その300年の歴史」というDVDを見返してみる事にしました。

販売元: アーティストハウス
DVD発売日: 2007/04/27
時間: 56 分
ピアノが発明されたのは1700年頃。
それに対してバッハは1685年生誕で1750年没。
っつーことは・・・
バッハの時代にピアノはあったんだよねw
しかし、ピアノが有名になるのは1750年代以降なので、
バッハがほとんどピアノを弾いて作曲しなかったのは本当です。
では、バッハはピアノを見たことがなかったというと・・・
一応、見てはいるんですよね。しかしバッハは
あまりピアノの音色が好きでは無かったようで。
「高音の音色が小さすぎる」といって、あまり良い評価では無かったようです。
では、当時のピアノの音ってどんな感じだったのかというと・・・
まずは、ピアノの前身、チェンバロの音色。
ちなみに、チェンバロ・クラビチェンバロ・クラブサン・ハープシコードは
全部同じ楽器として考えてもらって結構です。呼び方が違うだけ。
聴いてもらえればわかりますが、いかにも昔の音って感じ。
鍵盤をどんなに強く叩いても、音量は一定です。
チェンバロは、強弱が付けられなかったんです。
次に、クリストフォリが発明した、ピアノの原型の音。
そうなんです。初期のピアノは、チェンバロに非常に音が似てるんです。
しかし、決定的に違う事。それは、フォルテ「強い音」もピアノ「弱い音」も
出せるような楽器になった事!当時は
「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」と呼ばれました。
改造チェンバロだったのですね。
では、モーツァルトの時代のピアノの音はどんな音色なんでしょう?
この動画のピアノは、モーツァルトも使用していた、「ワルターピアノ」の
複製モデルだと思われます。
少しだけ今のピアノの音色に似てきましたね。
しかし、このピアノは「ウィーン式」と言われるもので、現代のピアノの構造とは
まだちょっと違い、ハンマーが逆だったりします。
ペダルも足ではなく、膝で操作するんですね。
で、ピアノが革新的に進化を遂げるベートーベンの時代。
ベートーベンは、ピアノの製造者ともかなり交友があり、
かなりピアノの構造について意見交換したようです。
ウィーン式のピアノは、まだ大音量が出せなかったので、
耳の不自由だったベートーベンは、音を大きく出せるピアノを欲しがりました。
結果的にそれが、大きなホールでピアノを鳴らせる事に繋がって行きます。
このピアノは今のピアノと同じハンマーアクションを持つ、
イギリスのブロードウッド社製。
ウィーン式に対して「イギリス式アクション」と呼びます。
音色は、微妙なピッチの狂いはあれど、ほとんど今のピアノの音ですね^^
ヨーロッパには、偉大な作曲家達の生家がまだ沢山残っています。
モーツァルトやベートーベン、ショパンなどが当時使用していた
ピアノも数多く展示されています。
いつかは、ヨーロッパで「偉大な作曲家の生家を巡る旅」を
してみたいものです・・・