Holistic Lifestyle～健康でHappyな毎日を過ごすために～

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01Jun
- 【パワーサラダ】
  野菜、肉、ナッツ、フルーツ、チーズ、雑穀などを盛り付けたメインとなるサラダ。一皿で食物繊維、ビタミン、ミネラル、たんぱく質など様々な栄養素を一度に効率よく摂れます。好きな食材を色々盛り付けて、美味しくヘルシーに♪【材料】レタスベビーリーフブロッコリースプラウトきゅうりかぼちゃかぶブロッコリーズッキーニミニトマトミックスビーンズキヌアゆで卵チキン（ガーリック＆ローズマリー）＜ドレッシング＞バルサミコ酢、オリーブオイル、フレンチマスタード、塩・胡椒
30May
- 【生活を整える】
  家で過ごす時間がこの1年で圧倒的に長くなりました。家で過ごす時間を快適にするために断捨離やガーデニングを始めたり、色々な工夫をされている方もたくさんいらっしゃると思います。家にいる時間が増えて良くなった方がいれば、コロナ以前の方が良かったと思う方も今の生活環境をより良くしようとする方もそれぞれ感じることがありますね。【今】はこの瞬間しかありません。【今】の一瞬一瞬の積み重ねで数時間後、半日後、明日は変わっていきます。私は、今を気持ちよく過ごすために生活を丁寧に過ごすことを意識しています。100％である必要はなく、少しでも心躍ることだったり、優雅に感じることを少しづつ取り入れることを意識します。写真は、去年会社の10周年の記念にいただいたバカラのYear2020のグラス。ペットボトルの炭酸水もこれで飲むと気分が上がる♪ペットボトルの飲み物が主流となって、家でもボトルのままで飲むことが当たり前になっている時代だからこそ、グラスで飲むことで少し丁寧に生活している感じになります。それは自分を丁寧に扱うことに繋がります。そしてそれは心に大きな影響を与えます。大切に扱うことで心が落ち着き、ストレスも軽減されると言われています。【この瞬間を自分がご機嫌で過ごすこと】を意識して手にするもの、目にするもの、飲む物、食べる物を選択してみてください。
28May
- 【グラノーラを手作り】
  食物繊維が豊富なオートミールで自家製グラノーラです♪ヨーグルトと一緒に食べて腸内環境を改善！かぼちゃの種は、抗うつ剤に匹敵する幸せホルモン「セロトニン」の前駆物質(前の段階)であるトリプトファンが含まれており、気分を改善する効果があります。かぼちゃの種、クルミに含まれるオメガ3で炎症反応を抑え、クコの実は中国では「不老長寿の薬」として3000年以上前から食べられているスーパーフードです。日本では杏仁豆腐の上に乗っているイメージがほとんどかもしれませんが、カリウム、マグネシウム、葉酸、カルシウムなどミネラルが豊富に含まれています。■材料オートミール（全粒オーツ麦）　　75gクルミ・アーモンドなどナッツ類　25gはちみつ　　　　　　　　　　　 20gココナッツオイルorグレープシードオイル　15gレーズン　　　　　　　　　　　　適量かぼちゃの種　　　　　　　　　適量クコの実　　　　　　　　　　　　適量■作り方1．ボウルにオートミール、粗く砕いたナッツ類、ココナッツオイル、はちみつを入れ、オートミール全体に絡むようしっかり混ぜる2．天板にクッキングシートをひき、1を薄く伸ばし広げたら、150度のオーブンで30分ほど焼く（途中で混ぜて均等に焼く）3．焼きあがったらヘラやスプーンで混ぜ、レーズン、かぼちゃの種、クコの実を混ぜ、粗熱を取る
25May
- 【見えないもの（心）】が大切になっていく
  明日は満月（今年最大のスーパームーンだそうです）と皆既月食が同時に起こる神秘的な日だそうです。月の満ち欠けは人間に大きな影響を与えることがわかってきています。満月当日はエネルギーが最大限に強まる日で、影響力も強くなります。食事は質にこだわり、食べ過ぎないこと。満月から次の新月まで体の排泄モードがオンになるそうです。体と心のデトックス期間ですね！ヨガや呼吸法、ランニング、料理、庭掃除、感情に直接つながる涙活、お笑いetc自分が好きな事に夢中になる時間を作る。満月当日は、感情の高ぶりも起こりやすいので、交感神経が優位に働いていしまいます。いつも以上に気持ちをリラックスさせ、感情のデトックスを意識して過ごすのが良いですね。「今、自分はどんな感情か」「気になることは」「何が大切か」と自分の内側と向き合い、ポジティブでもネガティブでもどちらも受け取ることがポイントです。ポジティブをよりポジティブに、ネガティブをポジティブに無理やり変える必要はありません。「今の自分はこう感じているんだ、こう考えているんだ、これが嫌なんだ」と認めることだけです。日々の忙殺的な時間の過ごし方や緊急事態宣言下のリモートワークで感情が置き去りにされていることに気づかない習慣が根付いていますが、これからの時代は【心の在り方】見えないものがキーになっていきます。『本当の自分』がHappyになるために、ご機嫌になれるもの、時間は何か探してみましょう～
20Aug
- 筋肉Loversだけじゃない”たんぱく質”を食べるべき理由
  ”たんぱく質をたくさん食べる”と聞くと、筋肉ムキムキの筋トレを熱心にしている人を思い浮かぶけれど、誰もが必要な物であり、意外と十分な量は食べていないもので、たんぱく質不足で様々な不調や老化現象を促進してしまいます。三大栄養素の炭水化物・脂質はエネルギーとなるのに対し、たんぱく質は働きは幅広く、重要な働きもあります。■コラーゲン骨、軟骨、腱、皮膚、髪の毛、血管、内臓に存在しており、細胞と細胞をつなぐ接着剤や糊のような役割があります。体内の約30%がコラーゲンと言われていますので、コラーゲンが十分にあることで皮膚や骨、軟骨が柔軟性を保てることになります。老化が進むにつれて、体内でのコラーゲンの合成するスピードが遅くなり、分解のスピードの方が早くなります。また高齢になると食が細くなり食べる量が減ることにより、食事から得られるたんぱく質の量が減ってしまいます。その結果、肌にハリがなくなり、筋力も落ちていきます。アンチエイジングの領域でも加齢によるフレイル（高齢者の筋力と活力の低下）はたんぱく質の合成が分解よりも優位になることで抑えられるという考え方を持っています。■免疫力たんぱく質は抗体を作る材料となります。抗体は、ウィルスや細菌が身体の中に侵入すると抗体が結合し、ウィルスを無力化したり、白血球やマクロファージがウィルスを飲み込み、殺菌・消化します。■神経伝達物質私たちの身体には神経が張り巡らされており、電気信号が流れることで腕を曲げたり、生命活動を行うことができます。脳にはブドウ糖が最も重要と言われていますが、感情のコントロールなどの脳機能にもたんぱく質が影響を与えています。〇自律神経交感神経と副交感神経のバランスが取れていることが大切です。交感神経の伝達物質はノルアドレナリン、副交感神経の伝達物質はアセチルコリンです。ノルアドレナリンは自律神経を刺激し、副腎皮質からコルチゾルを出すホルモンの分泌を抑え、ストレス反応を抑えます。またアセチルコリンは副交感神経を刺激し、心拍数を下げたり、唾液・消化液の分泌を促す作用があります。〇ドーパミンやる気や幸福感、意欲、運動やホルモンの調節など多くの生命活動に関与していますが、感情、理性、理解など心の機能にも大きく関与しています。〇セロトニンドーパミンの過剰分泌を抑えるセロトニンですが、興奮を抑えたり、精神の安定、睡眠の質を良くするとされています。またセロトニンが減少すると心や考え方に影響を及ぼすとされています。これらの交感神経と副交感神経、ドーパミンとセロトニンはシーソーのようにバランスを取ることで、私たちの身体と心は保たれています。食事で摂ったたんぱく質はまずアミノ酸に分解された後、人体の中で必要なたんぱく質に作り替えられます。そして、その後、不要になったたんぱく質は分解され、再利用されるアミノ酸と排泄物として身体の外に排出されるアミノ酸に分けられます。この代謝が必要な量と質が保たれて、人の生命活動が活性化されます。体内で使われるたんぱく質はアミノ酸20種類で構成され、それが体内で目的に合わせて数十～数百個が結合して約10万種類のたんぱく質を作り出します。アミノ酸は体内で作ることができない必須アミノ酸9種類と体内で作れる非必須アミノ酸11種類があります。非必須アミノ酸は体内作られますが、決して食べ物から摂らなくても良い物ではありません。全ては必要ですが、あるアミノ酸をたくさん摂ったとしても、1番少なく取り込まれたアミノ酸の量しか合成できません。動物性たんぱく質・植物性たんぱく質そしてアミノ酸の働きを助けるビタミン・ミネラルをバランス良く摂る食習慣を身につけることが大切です。
13Jul
- 青森ヒバは自然の芳香剤＆防虫剤、さらにはリラクゼーション効果も！
  新木場にある「生きた時間と空間を可視化する」をコンセプトの、コンプレックス・スペース「C A S I C A」で見つけた青森ヒバ。以前、石田ゆり子さんのインスタでヒバチップの入ったドラム缶に顔をうずめるほど香りがいいヒバチップ。ヒバチップの記憶は残っていても、お店の情報を忘れてしまっていたので、見つけられて嬉しいです♪1．アロマ・リラクゼーション効果その香りには人の気持ちを落ち着かせる成分が入っているそうで、緊張を和らげる効果があるそうです。この香りで芳香剤としても使えます。2．防虫・防カビ効果香りは人には気持ちが良いですが、虫が嫌がる香りです。また強い殺菌力を持っているため、菌やカビを寄せ付けないことにより防虫、防カビ効果があります。3．消臭効果ヒノキチオール、β-ドラブリンという成分には、抗菌・防虫の他、防臭の効果もあると科学的にも証明されたとのことです。さっそくクローゼット、お手洗い、部屋に置いたところ、この時期は熱気と湿気がこもるクローゼットはもわっとした空気感は大幅に減り、ほんのりヒバチップの香りがします。お手洗いもジメジメしがちですが、防湿効果で空気がすっきりしています。既製品の消臭剤は匂いがこもったり、化学的な香りで鼻が異常反応してしまうこともありますが、青森ヒバは自然な香りでとても心地が良いです。家中のクローゼットや玄関やシューズクローゼットに置くととても効果的ですので、追加でまた買いに行こうと思います。このCasicaに、6月16日に「おいしく整える」をコンセプトにした「Arkhē apothecary&kitchen（アルケー・アポセカリー＆キッチン）」がオープンしました。薬膳やアーユルヴェーダをベースに作られる食事はメイン・副菜2皿・汁物・雑穀米・自家製グラノーラの定食と薬膳カレーなど体に良いものばかり。。。この日は豚肉と野菜の薬膳煮定食。クコの実とナツメで煮込まれた豚肉と野菜はとてもやさしい味付でとても美味しくいただきました♪CASICA〒136-0082 東京都江東区新木場1-4-603-6457-0826（ショップ／代表）新木場駅徒歩3 分
24May
- 美意識が高い人だけじゃない！水をたくさん飲むべき大事な理由
  モデルさんや女優さんが「1日に水を1.5～2.0ℓ飲む」という話を聞いたことがあると思います。1日にそんな量の水、飲めないよ！浮腫むでしょ。トイレが近くなるでしょ。と思ってました。でもそんな考えは間違えでした…しかし大量の水を一気に飲むと水中毒を起こしたり、腎臓に過度な負荷を与えてしまうので、継続して少しずつ飲むことが大切です。もちろん、砂糖たっぷりの甘い飲み物は水分補給以上に人工甘味料などの害の方が深刻なので論外です。私たちの身体の60％は水分です。体重70㎏の成人男性ですと約42ℓの水分を身体に蓄えています。また42リットルのうちの2/3にあたる28ℓは60～100兆個の細胞内に存在します。普通に生活していても身体から一定量（約1.6ℓ）の水分を損失しています。　・皮膚（気づかない程度の発汗）：900㎖/日　・腎臓（尿）：最小量500㎖/日　・大腸（便）：200㎖/日そうすると同じ量を体内に入れなければ水不足になるのは一目瞭然です。体内での水の働き●運搬と解毒：酸素・栄養素を身体中に運び、有害な老廃物を排出する。●潤滑剤：呼吸や消化組織の粘液、関節の滑液の大部分を占め、摩擦を軽減・除去する●化学反応を助ける①：細胞内外の栄養素やホルモンのバランスを調整する●化学反応を助ける②：酵素反応を効率的に働かせる●体温調節：汗を出して体温を一定に保つ●血液凝固防止：血液を薄め、心臓や脳の動脈の詰まりを防ぐ●神経伝達物質やホルモンを作る：ホットフラッシュ（ほてり）や生理痛を減らす●炎症の緩和：痛みやアレルギーは潜在的な脱水症の早期警告である水分の摂取方法●代謝(200㎖)：体内での酸素と水素の作用で発生●食物（700㎖）：野菜・果物・肉などの食物●液体（1600㎖）：水私たちの身体は、この水分の出入りの量がイコールになっているとき、身体の状態がホメオスタシス（恒常性）を保つことができます。ただし、やみくもに水だけを飲めばいいというほど単純ではありません。■水をたくさん飲むと浮腫む？塩分（ナトリウム）は水を引き寄せます。細胞内が水でたっぷりになります。水の停滞が起こると浮腫むことになります。水を細胞の外に出す役目が多くの果物に含まれるカリウムです。日本人は特に塩分を多く摂る傾向にあり、さらに加工品の多食、野菜不足のため高ナトリウム低カリウムの状態で体内に水を保持しやすくなっています。■トイレが近くなる？水分不足になると血液の濃度が高くなり、心臓や脳の動脈の詰まりの原因になります。血液は細胞に必要な栄養素（たんぱく質、ホルモン、ビタミン、ミネラル、脂肪、炭水化物、酵素、酸素、二酸化炭素、免疫成分など）を運び、細胞から出た老廃物を排泄するために腎臓や肝臓に運びます。そこで処理されたものが尿や便となって体外に排出されます。トイレに行く度に老廃物が出ていると思えばお手洗いに行くことも良い行動の一つになります。■電解質細胞内外のバランスは電解質のバランスによって保たれています。ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムのカチオン（＋電荷/陽イオン）と塩化物、重炭酸、リン酸、硫酸、有機酸、たんぱく質のアニオン（-電荷/陰イオン）の細胞内外の濃度はイコールであることが大切です。そしてこれらのミネラルバランスは毎日の食事から摂取し、体液のバランスを維持し、体内の機能のために必要です。そして飲み水も軟水と硬水の特徴を捉え、自分に合ったタイプの水を飲むことも大切です。■軟水日本の自然水は軟水で、肌にやさしく、胃腸が未発達の赤ちゃんや、胃腸の弱い人にも安心して飲めます。乾燥肌や肌トラブルがある場合は軟水で洗顔・洗濯すること。日本はミネラル分の少ない地層が多く、険しい山脈が多いため、川の傾斜も急勾配で源流から海までの距離が外国より短く、吸収できるミネラル量が少なくなってしまいます。くせの少ない軟水は、お米を炊く、出汁をとるなどの和食に適しています。■硬水欧米、欧州の硬水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が豊富です。不足がちなミネラルが手軽に補給できる方法ですが、口当たりが軟水と異なり、慣れないうちはほのかな苦味と独特の風味を感じることがあります。硬水に含まれるマグネシウムは、市販の下剤に含まれる成分です。多飲は胃腸に負担をかけ、場合によってはお腹を下すこともあります。身体が慣れるまで、少しづつ飲みましょう。ミネラルが豊富な硬水は、ビーフシチューやポトフなどの肉の煮込み料理に適しています。一つのやり方に固執せず、自分の身体と向き合い、良く観察し、合う方法を見つけることが大切です。その方法は決して1つではありません。様々な行動の掛け合わせ、積み重ねで、私たちの身体は作られて機能しています。それぞれ顔や体格、個性が異なるように、その方法も1人1人異なります。
15Apr
- 肺を健康にする！
  空気をちゃんと身体に吸い込んでいますか？今の状況で、人混みや街中で思いっきり吸うのは躊躇しますが、というか、しないでください。たとえマスクをしていても。肺は、気管支が枝分かれしてブドウの房のような肺胞がたくさんあります。この肺胞で毛細血管との間で酸素と二酸化炭素のやり取りがされています。ブドウのような肺胞は左右の肺に合わせて3臆個あるとされ、その面積はテニスコート半面分もあるとされているます。それほど広い面積でのやり取りが行われるほど、私たちの体は酸素が必要ということになります。肺胞（ブドウ1粒）のなかには、異物・ウィルス・バクテリアに対する免疫力を維持する機能であったり、毛細血管とのやり取りにコラーゲンがあったり、空気の流れで血液を流したりと役割は重要です。また酸素は、肺でヘモグロビンに積まれ全身の細胞に運ばれ、そこで降ろされます。そして、今度は細胞内で二酸化炭素がヘモグロビンを取り込むと、化学反応が起こり、血漿を通って肺に戻り、毛細血管から肺胞に取り込まれます。デスクワークに集中していると前かがみになり、気道が狭まっていたり、呼吸が浅くなっていたりしていませんか。二酸化炭素量が多くなったり、体内が酸性に傾くと呼吸が早くなります。人間ドックでも測る肺活量ですが、この量が大きいほど酸素を取り込めることになります。肺活量の測定は、一度身体の中の空気を出し切った後、強く吸い込んだ量のことを言います。お部屋の空気の入れ替えをする時や、気分転換に外の空気を吸うときに深呼吸を意識的にしてみてください。体に入っている空気を出し切ってから、新しい空気を吸う順番で！最もよいトレーニング法は有酸素運動です！また呼吸器系に影響を及ぼすものとして、気管支炎・肺炎などの感染症や、肺気腫を含む慢性閉塞性肺疾患や喘息があります。これら全てにおいて重要なことは【清潔な環境を保つこと】【汚染物質、特にタバコの煙をさけること】です。そして栄養の影響を最も受けるのが「喘息」です。喘息は生命に関わるため、医学的治療と切り離すべきではないが、喘息には栄養療法が非常に効果的であり、再発する発作を止めることにとても重要です。喘息は、肺の炎症だけではなく細気管支の痙攣も伴っています。喘息と食物の関係で直接的な影響は【食物アレルギー】です。それは毎日食べているものが引き金になっていることが多いのです。喘息の慢性炎症を最小限するための食事法●良い油を摂る、オメガ3系脂肪酸を摂る細胞膜は脂質でできており、細胞内に入る物質をコントロールしています。オメガ3とオメガ6系の脂肪酸は滑らかな細胞膜の流動性を保ちます。これらの脂肪酸は体内で作ることができないので食事から摂る必要があります。しかしオメガ6はコーン、ひまわり、サフラワーなど植物油で主に加工食品に使われ、知らず知らずのうちに多く摂っています。それに反してオメガ3は、食べ物では魚しか供給源はありません。その他は亜麻仁油やえごま油からしか摂れないこともあり、魚離れも進み、オメガ6優勢の方向に傾いています。オメガ6が優勢になると、過剰な炎症反応やアレルギー反応が起こりやすくなります。オメガ6がアクセルなら、オメガ3はブレーキ役として、必要のない炎症反応やアレルギー反応が起こりにくいとされます。熱に弱い亜麻仁油やえごま油は、そのままスプーン1杯を定期的に摂ることが大切です。●ビタミンCを摂るビタミンCは自然の抗ヒスタミン剤として働き、アレルギー反応を最小限に抑えます。緑黄色野菜（パプリカ・パセリ・ブロッコリー・青菜類など）、フルーツ（キウイフルーツ・いちご・かんきつ類など）ビタミンCは水に溶けるので、生で食べるサラダで！水洗いする場合は、洗い過ぎないようにしましょう。●マグネシウムを摂る喘息は細気管支の痙攣を伴っています。痙攣は、気管支が伸びる力が強く、縮む力が弱いために起こります。マグネシウムは弛緩物質のため、細気管支痙攣を防ぐサポートになります。●抗酸化物質を摂るベータカロテン、ビタミンEなどは全ての喘息の炎症を穏やかにします。詳しくは前のブログ「今こそ食生活の見直しのチャンス！」をご覧ください。×精製した食物を食べない精製したお米、砂糖、小麦などにはビタミン、ミネラルなどの栄養素は含まれておらず、炎症を起こしやすいとされています。
13Apr
- 今こそ食生活の見直しのチャンス！
  7都府県に緊急事態宣言が発令されて、1週間が経ちました。まずはギリギリの中で闘っておられる医療従事者の皆さま、関係各所の皆さまに、心から敬意と感謝いたします。またコロナウィルスと闘っている患者の皆様、ご家族の皆様にお見舞い申し上げます。医療崩壊が起こるときっと私たちは経験したことのない状況に陥るのだと思います。自分を守るために、大切な人を守るために、社会を守るために、医療を守るために、今、1人1人ができることをすることが大切なのです。今は、1ヶ月前、3ヶ月前、半年前、1年前…の積み重ねの結果です。今やっていることは、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後のためです。コロナウィルス肺炎は、通常の肺炎ではなく免疫機能の病変である、【間質性肺炎】と岐阜大学抗酸化研究部門特任教授犬房春彦氏は発信しています。　「新型コロナウイルス肺炎は間質性肺炎」間質性肺炎の詳しい内容は、上記のサイトを見ていただきたいのですが、「酸化ストレス」がキーワードであるということであり、間質性肺炎は酸化ストレスが非常に高まること、そうすると免疫機能が下がるということです。医学のことは専門の方にお任せするとして、やはり酸化ストレスを下げ、免疫機能を高めることが大切であることはわかります。■酸化ストレスとは酸素は、外部からの様々な刺激を受け、反応性の高い活性酸素に変化します。活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で、過剰な産生は細胞を傷害し、がん、心血管疾患ならびに生活習慣病など様々な疾患をもたらす要因となります。そのため生体内には、活性酸素の傷害から生体を防御する抗酸化防御機構が備わっていますが、活性酸素の産生が抗酸化防御機構を上回った状態を酸化ストレスといいます。（引用：厚生労働省 e-ヘルスネット）しかし、全ての活性酸素が悪いわけではなく、私たちの体に入ってきたウィルスを退治する免疫機能や感染防御をする働きも担っています。ただ何事もバランスが大切で、活性酸素が多くなりすぎると老化現象やガン、生活習慣病の引き金となります。生活習慣病はその名のとおり、生活習慣が原因なので、生活習慣を見直し正さなければ、たとえ薬物療法や、外科的治療で収まったとしても、同じ生活習慣を続ければいずれまた同じ病気、もしくは別の不定愁訴や病気を起こします。■酸化ストレスを下げる方法・タバコ、大量飲酒をやめる・十分な睡眠、精神的ストレスを減らす・カラダを温める・抗酸化物質を摂る緊急事態宣言が発令され、家にいる時間も長くなりました。でも、スーパーではレトルト食品や冷凍食品が通常より売れていたり、デリバリーピザなどのファストフードを利用している人が増えている現状に異を唱えたいです。食生活において、簡単・便利の先には不健康しかありません。ホリスティック栄養学では自然のホールフードで摂ることが大前提にあります。そして身体を作るのはこれら自然の食べ物から得られる栄養素です。化学薬品から細胞は作れません。抗酸化物質は以下のような食物で摂ることができます。仕事もそうですが、料理も家事も全てにおいて「効率的」「時短」に注目されてきましたが、今、食事に少し気を配り、時間をかける割合を多くしませんか。未来の自分や家族の健康のために。【ビタミンC】緑黄色野菜（パプリカ・パセリ・ブロッコリー・青菜類など）、フルーツ（キウイフルーツ・いちご・かんきつ類など）ビタミンCは水に溶けるので、生で食べるサラダで！水洗いする場合は、洗い過ぎないようにしましょう。【ビタミンE】種実類（ごま・アーモンド・ピーナッツなど）、アボカド、亜麻仁油・えごま油のオメガ3、全粒粉、レバー【ポリフェノール類】プルーン・りんご・赤ワイン・コーヒー・緑茶・紅茶などフルーツの場合、皮にもポリフェノールが豊富に含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。コーヒーやお茶は、ペットボトルより、淹れたてのほうがポリフェノールを多く含んでいます。【ミネラル類】海藻類（わかめ・のり・昆布など）、魚介類（桜えび・うるめいわしなど）、納豆などミネラルは、熱には強くても水に溶けやすい性質なので、茹でるよりも蒸す。煮込み料理の場合は煮汁ごといただきましょう。【カロテノイド】緑黄色野菜、マンゴー・パパイヤ・柿・あんず・柑橘類・すいかなどの果物のほか、とうもろこし、赤唐辛子、わかめやひじきなど海藻類、えび・かになどの甲殻類、いくら、卵黄など。濃い色の野菜やフルーツを選べばたくさんカロテノイドを取ることができます。カロテノイドは油溶性のため、油を使った調理方法で食べると体内に吸収しやすくなります。
22Mar
- 健康の要は”細胞”
  私たちの体は100兆個の細胞でできています。この瞬間にも1000万個の細胞が死に、細胞分裂で1000万個の細胞が生まれています。この細胞が集まると組織になり、その組織が集まると器官（臓器）になり、器官が集まると器官系になる。消化器系、循環器系、神経系、ホルモン系など11器官が集まると”人間”になる。私たちが健康であるためにはこの細胞たちに適切な栄養素を届け、細胞が最大限のパフォーマンスを発揮する環境を整えることが大切です。栄養素が不十分であったり、質の悪いものが細胞に届くと細胞はダメージを受け、そのダメージを受けたまま細胞分裂が行われてしまいます。恒常性を保つ機能であったり、免疫機能や修復機能が備わっていますが、その状態が長く続くとそれらの機能は枯渇し、機能しなくなりダメージは広がるばかりになってしまいます。それが病気の始まりになります。細胞のターンオーバー（新しくは生まれ変わる）の時間は組織によって異なりますが、早いもので腸の絨毛は1日です。一般的に20代の人は、血管は90日、皮膚は28日、胃の粘膜は3日、肝臓・腎臓・筋肉は60日、骨は90日で全体の5%が順番に入れ替わり、3年で全部入れ替わるとされています。しかし、大部分での脳の神経細胞、心筋細胞、眼の一部の細胞は細胞分裂しません。当然、ダメージを受けている部分の細胞が全てきれいな細胞に生まれ変わるにはもっともっと時間がかかります。細胞にとって摂るべきもの、避けるべきものを習慣化して、継続すれば細胞はきれいになり、健康な体を維持することでしょう。●良い油を摂る、オメガ3系脂肪酸を摂る細胞膜は脂質でできており、細胞内に入る物質をコントロールしています。オメガ3とオメガ6系の脂肪酸は滑らかな細胞膜の流動性を保ちます。これらの脂肪酸は体内で作ることができないので食事から摂る必要があります。しかしオメガ6はコーン、ひまわり、サフラワーなど植物油で主に加工食品に使われ、知らず知らずのうちに多く摂っています。それに反してオメガ3は、食べ物では魚しか供給源はありません。その他は亜麻仁油やえごま油からしか摂れないこともあり、魚離れも進み、オメガ6優勢の方向に傾いています。オメガ6が優勢になると、過剰な炎症反応やアレルギー反応が起こりやすくなります。オメガ6がアクセルなら、オメガ3はブレーキ役として、必要のない炎症反応やアレルギー反応が起こりにくいとされます。熱に弱い亜麻仁油やえごま油は、そのままスプーン1杯を定期的に摂ることが大切です。●果物や野菜を積極的に摂る脂肪は加工、加熱（揚げる）、空気にさらされたりなどダメージを受けた脂肪は細胞膜の機能を妨害します。それに対し果物や野菜に含まれる抗酸化物質は体内に入ると細胞膜の脂肪酸を保護する助けをします。これらの抗酸化物質はDNAをダメージから守る最も良い方法です。●良質なたんぱく質を食べ物から摂るたんぱく質は、多くの細胞組織の材料となるアミノ酸の基礎となります。アミノ酸は化学反応を起こし、10万種類のたんぱく質となり、様々な組織でホルモンや酵素、抗体となってカラダを維持・調節したり、エネルギーとなりカラダを動かす源となります。✖添加物・加工食品・精製された白い砂糖・人工甘味料添加物・加工食品は先に出たオメガ6を含み、古い油や化学薬品が含まれており、自然なものでない分子は、身体の中に残り、腐敗・酸敗して血流に入り込んでしまい、細胞まで到達した場合は細胞にダメージを与えてしまいます。摂り過ぎた糖は、食事や清涼飲料水から摂ると、そのまま腸から吸収され、血液中に入るとものすごい速さで細胞に入っていきます。また体内の余計な糖とたんぱく質が結びついて「AGEｓ（糖化最終生成物）」という老化物質を生成してしまいます。この老化物質AGEｓは、体内で分解されず、血管に溜まれば動脈硬化の原因に、肌に蓄積すればしわやたるみに、骨に溜まれば骨粗鬆症の原因になります。■毎日の食事習慣が細胞膜や細胞の機能に絶対的なサポートのカギとなります。自分の細胞を最大限に活かすことができるのは自分です！
08Mar
- 3月8日は国際女性デー＆ミモザの日
  3月8日は#国際女性デー１９０４年３月８日にアメリカ・ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、１９１０年のコペンハーゲンでの国際社会主義会議にて「女性の政治的自由と平等のために戦う日」と提唱したことから始まりました。その後、国連は１９７５年の国際婦人年において、３月８日を『国際女性デー（International Women’s Day）』と制定されました。日本ではあまり馴染みがない日ですが、女性の皆さんは、自分を見直し、これまでの頑張りを褒めて、自分の体をいたわり、自分が幸せになるための時間を作ってみてはいかがでしょうか。イタリアでは、#ミモザの日で、男性から女性へミモザを贈る日です。パートナーだけでなく、母親や仲間など「自分にとって大切な女性」へ贈る習慣だそうです。ヨーロッパでは黄色い花は暖かい春が来たことを知らせる幸せの色だそうです。今日はあいにくの雨ですが、鮮やかな黄色いミモザを飾って、部屋に彩りを加えて気分を上げたり、日頃の感謝を込めて、お友達・パートナ・家族・自分にもお花を贈ってみてはいかがでしょうか。
01Mar
- 今できること
  昨今のウィルスに関わらず、自分の免疫力を鍛えることは大切なのです。これは一朝一夕ではできず、習慣にして、守るべきエチケット・マナーは守り、自分ができることをしようと思います。（昨日は夜更かししたので、今日は早めに寝よう。とか）どんな状況であれ、ウィルスに感染する人、しない人がいます。その差は、その人が持つ免疫力の違いです。マスク・消毒ジェルは予防の助けになるかもしれませんが、ウィルスと戦うのは自分の体です。まず自分の体は自分で守りましょう。自分ができることをやりましょう。「今できること。食べて笑って、目指せ、免疫力アップ！」Posted on 2020/02/24Design Stories　　
26Feb
- リモートワークの副産物
  昨今のコロナウィルスの対応策で、会社は先週からリモートワーク推奨となりました。数日リモートワークをした同僚から「家で仕事してたらあっという間に腰痛になっちゃいました～。腰痛にいいストレッチ教えてください！」と言われたのですが、骨の構造は良くわからないから、一般論ですが。。。1．休憩をとる2．ランチは外に行く3．散歩する（日光に当たる）4．バランスボールに座って仕事する場所が会社でも、家でも、同じ姿勢を続けることは筋肉硬直の原因になります。こまめに立ち上がっては少し歩く、太もも裏を伸ばす、腕を大きく回して肩甲骨を動かすなど体を動かして、日中は少しでも外の空気を吸って気分転換しましょう。では栄養素的に腰痛に有効な食べ物はあるのでしょうか。骨を作る・強くするには、カルシウムとマグネシウム、ビタミンDが必要です。マグネシウムはカルシウムとともに骨を作ります。ビタミンDは紫外線にあたることで活性化され、カルシウムを吸収する作用をサポートします。そしてカルシウムとマグネシウムは、筋肉を収縮・弛緩する関係性にあるため、カルシウムが筋肉を縮め、マグネシウムは緩めます。カルシウムが摂れる食物は、乳製品よりも濃い緑の野菜の方が吸収率が高いためブロッコリー、ケール、からし菜、チンゲン菜などや、マグネシウムは硬水や全粒穀物やカルシウムと同様に濃い緑の野菜から摂ることができます。こうしてビタミンとミネラルは相互関係が強く、どちらかが少ないともう片方の作用を妨げることもあります。バランスよく色々な食物を食べることが効率よくいくつもの栄養素を摂ることができます。またある特定の食物を長期間食べ続けることによって食物アレルギーになる可能性もあるので注意が必要です。
24Feb
- 健康って面倒くさい？！
  新型肺炎コロナウイルスの感染が続いている中、ちょっと熱が出たり、ちょっと不調に感じると”あれ、いよいよ感染したか？”と落ち着かなくなる今日この頃です。でも、ここ数週間の食べた物などを思い返してみると、不調の原因に思い当たる節が・・・・サラダを食べていない・玄米を食べていない・スナック菓子を食べた・スイーツを食べた・冷凍食品を食べた・寝不足これらは現代において決して珍しいことではありませんよね。でも身体はきちんと正しい反応をしてくれているのです。でも、サラダなどの生の食物を食べることによってビタミン・ミネラルを効率良く摂ることができ、腸内環境を整えて、有害物質を血液中に侵入することを阻止する力をつけてくれます。そして、スナック菓子や冷凍食品の添加物、スイーツの砂糖は身体に溜まると有害物質となり、不調や病気の原因となってしまう可能性があります。プラスになることより、マイナス要素が多い…花粉症の症状に苦しみながら、（春の花粉症は治まってくれませんでした。。。これは長期戦になりますね）きちんとごはんを作ることにしました。まずは、みじん切りにしたにんじん、たまねぎ、セロリとひき肉を炒め合わせ、トマトソースでグツグツに1時間ほど煮込めば、ボロネーゼソースの出来上がり。このボロネーゼソースとじゃがいものキッシュを作りました。写真を撮り忘れたので、イメージ写真を。こんなにきれいじゃないけど。（写真：ELLE Gourmet）それに、庭から採ってきたほうれん草、ケール、ルッコラを使って、セロリとヨーグルトのドレッシングも作ってサラダの出来上がり。たったこれだけだけど、ボロネーゼソースなんてパウチになっているものを買ってくればボロネーゼソースを作る数時間を短縮することができる。サラダもカット野菜を買ってくれば、お惣菜で買ってくれば時間をかけずに食べることはできる。けど、短縮した時間の代償として、食品添加物や消毒薬など化学薬品を身体にいれてしまうリスクを取ることになる。たったこれだけのことだけど加工食品を使っていない、調味料も最小限にして作ったという安心感からか、翌日には体調は回復しました。（やっぱり心と体は影響しあっている！）身体に良く、美味しく食べることは面倒くさい。でも常にできなくても、丁寧に暮らすことが健康につながるということを意識して過ごしていこうと改めて感じた連休でした。
16Feb
- ウィルス感染から自分を守るには
  日本でのコロナウィルスの感染者が次々と出てしまいました。潜伏期間でも感染力があるこのウィルスは目に見えない敵となり、人々を不安にさせています。でも感染者となる人と同じ空間にいても、100%の人が感染することはなく、感染する人としない人がいます。その違いは免疫システム力であり、自然治癒力の差にあると思います。1.ホメオスタシス（恒常性維持機能）ヒトの身体を取り巻く環境要因は様々あり、例えば暑い場所に行けば、汗を出して体内の温度を上げないようにします。また食べ物による影響、例えば塩辛い物を食べると喉が渇き、水を飲むように体内の塩分濃度を一定に保つよう自然に働きます。このように体に環境の変化があっても一定の状態に保ち続けることができるようにできています。2.免疫システム病原菌のウィルス、細菌などの異物が体内に侵入してくると血液中に存在する免疫細胞のマクロファージがこれを食べます。マクロファージで対処しきれないほどの数の侵入してくる異物が多くなると、次はリンパ球がこの異物から身体を守る物質である抗体を作るよう指示を出します。ヒトは外敵1つ1つに対応する抗体を作り、その種類は1臆以上も作り出せると言われています。また、異物は外からの侵入だけではなく、内部で発生する異物（がん細胞など）に対してもマクロファージやリンパ球は働きます。この免疫システムによってヒトはたくさんのウィルスや細菌に囲まれながらも、生きてながらえてこられたのです。3.自然治癒力私たちの身体にはこのような万全で緻密なシステムによって守られていますが、それでも外敵にさらされたり、ケガなどで損傷してしまうことがあります。そのような場合でもある程度の範囲で修復、再生する「自然治癒力」を備えています。こんな完全無敵な防衛システムが備わっているのに、多くの人々が病気で苦しみ、大なり小なり体調を悪くしています。その原因は「長期間にわたって、ストレスを身体に与えていた」「限度を超えた有害な物を取り続けた」または「健康に必要不可欠な栄養素を欠乏させていた」のいずれにあてはまるかと思います。間違ったやり方を積み重ねることによって、病気を引き起こしてしまうのです。まずは身体が正しい働きができるよう食習慣、生活習慣や思考を変えていけるよう心掛けることが大切です。
11Feb
- ビタミンCたっぷりの金柑で風邪予防
  1月～3月が旬の金柑、古くから薬用として咳止めに使われています。この小さな実にはたくさんのビタミンC、β-クリプトキサンチン、食物繊維、カルシウムが豊富に含まれています。金柑の皮に含まれるヘスペリジンは毛細血管の強化で血流改善(冷え性対策)、血中コレステロール値の改善、抗アレルギー作用、発がん抑制作用などの効果があります。また金柑の皮にはビタミンCが豊富に含まれており、この寒い季節に風邪の予防に食べたり、咳止めにもなるそうです。赤い大根の紅くるりは中まで赤いシャキシャキの大根です。赤いのはポリフェノールの一種のアントシアニンで抗酸化作用が抜群です。この時期にしか食べられない旬の野菜や果物には栄養素がたっぷりです。旬で新鮮な食べ物は、細胞に必要な栄養素なので身体にとってとても大切です。金柑と大根のサラダ【材料】2〜3人分金柑　5個薄切り大根　白・赤それぞれ3cmくらいをいちょう切りオリーブオイル　大さじ2白ワインビネガー　大さじ2塩・コショウ　少々ボールで全部混ぜ合わせて、冷蔵庫で2〜3時間おく(時々混ぜる)
09Feb
- 16時間プチ断食チャレンジ
  16時間プチ断食は、糖質の摂り過ぎによる「シュガーバーニング（糖質燃焼型）」から『ファットバーニング（脂質燃焼型）』へより自然で効率的な状態に切り替えるために有効なメソッドです。なぜシュガー（糖質）ではなく、ファット（脂質）なのか私たちの体は本来糖質ではなく、脂質をエネルギー源として使うようにできているそうです。原始時代の人類の食べ物は、狩りで得た動物や魚、貝類と少しの果物だったはずで、あるもの全てを燃料に変えて、脂肪を体内の巨大タンクに蓄えていました。そして食べ物が手に入らないときは、溜めてきた脂肪を少しずつ燃料に補給して生き延びてきたとされます。そして瞬発的なエネルギー、例えば狩りで獲物を捕まえる時や、危険から逃げる時などは、すぐに取り出せる糖質のエネルギーを使っていたとされるそうです。しかし、穀物を栽培するようになり、現代のようにすぐ食べ物が手に入るようになると脂肪のタンクからエネルギーを取り出す前に糖質のエネルギーで賄えるようになり、シュガーバーニングのシステムだけを使うようになったのです。ハーバード大学の栄養学の専門家の調査によると、発展途上の地域に住む先住民族は、以前は歯を磨かなくても虫歯1つない、とてもきれいな歯をしており、病気とは無縁の生活を送っていましたが、西洋式の食生活が入ってくると、急激に病気が蔓延し、無気力な人たちが増えたと言います。その大きな理由の1つは、これまでの脂質燃料型から糖質燃料に頼る生活に変わったことにあると考えられているそうです。糖質燃料が及ぼす影響・血糖値スパイクご飯を食べた後（特に炭水化物が多め）、糖質が一斉に体中に運ばれ、血糖値が急激に上がります。それに伴い膵臓からインスリンが大量に分泌され、今度は急激に血糖値が下がります。この上下動によって、血糖値が下がると「もっと糖質を摂りたい」という脳の勘違いが起こり、食欲がコントロールできなくなるのです。・糖化糖質はたんぱく質と結びついて熱を加え褐色したものを「AGE（終末糖化産物）」という物質に変化します。これは老化促進物質（老化！いやな言葉ですね）とも呼ばれているそうです。ホットケーキに含まれる砂糖が牛乳や卵のたんぱく質とくっついて、焼くと茶色になるのは砂糖に熱が加わって「糖化」しているのです。これが体の皮膚に沈着するとシミやくすみとなって透明感が失われ、骨組織で糖化すれば骨粗しょう症になる可能性も高くなります。また内臓や血管組織に起こると、血管組織がもろくなり、血管壁に炎症が起こり、動脈硬化の原因となります。そしてさらに進行すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まります。アブラは太る？？これまでアブラはカロリーが高い＝太るという先入観が根強くあります。どちらかというと糖質より脂質を摂ることの方が悪いとされてきました。アブラは確かに非常にカロリーが高いです。脂肪細胞はブドウ糖を脂肪酸に変えて体脂肪として蓄積します。アブラを脂肪酸に変えるには「炭水化物」が必要なのです。アブラが太る原因ではなく、「アブラ＋炭水化物」が太るのです。アブラで揚げたドーナツが良い例でしょうか。。。細胞膜もホルモンも脂質でできているので、アブラを抜くと肝心の細胞膜がボロボロになり、正常な細胞の働きができなくなります。ただし、【良いアブラ】であることが必須条件です。良いアブラとは？アブラには常温で固形になるバターやラードなど動物性のアブラ「飽和脂肪酸」と常温で液体になるオリーブオイルやサラダ油などの植物性のアブラや魚のアブラの「不飽和脂肪酸」があります。その不飽和脂肪酸は、「一価不飽和脂肪酸」（オメガ9=オレイン酸）と「多価不飽和脂肪酸」（オメガ6=リノール酸、オメガ3=αリノレン酸）に分かれます。この多価不飽和酸は体内で作ることができないので「必須脂肪酸」と言われており、食べ物から摂らなければなりません。オメガ6：紅花油、ひまわり油、ごま油、グレープシードオイルなどオメガ3：亜麻仁油、えごま油、ヘンプシードオイル、魚の油、チアシードなど私たちの日常の食生活では、オメガ6よりもオメガ3の方が摂りにくいとされています。オメガ3を意識的に摂ることを習慣づけることが良いということです。16時間プチ断食の方法【基本】・8時間の間に2～3食（脂質多め、糖質控え目）を食べる・水分を多く飲む（清涼飲料水やコーラは砂糖水を飲んでいるのと同じですので厳禁です）・残りの16時間は水やお茶以外は何も食べない状態にする・これを21日間続ける自分のライフスタイルに合わせてどういう時間帯で食事するのは構わないのですが、重要なのは「すべての食事を8時間の間に収めること」です。そして砂糖を断つことです。人工甘味料の甘さは味覚を狂わし、中毒性を持っていると言われ、砂糖を求め暴走し、止めることが難しくなります。もしデザートなど砂糖を摂ったとしても、自己嫌悪に陥らないでください。また気持ちを入れ替えて、やり直せばよいのです。きついルールでは長続きしません。そしてこれらは1年後に健康でいるために習慣にすることが大切なのですから。また自分に合った方法を体の状態を確認しながら見つけるのがよいです。人の体は1人1人違います。自分に良いやり方でも他の人にも同じような効果があるとは限りません。参考にした書籍・ヘルスドクター　アイザック・H・ジョーンズ著「世界のエグゼクティブをかえた超一流の食事術」・小池里予、小池英共著「ホリスティック健康学・ホリスティック栄養学入門」
01Feb
- 免疫力をアップする3つの栄養素
  免疫力を高めるには腸内環境を整えることが重要で、そのためには栄養バランスの優れた食事をすることです。先日のブログ「ウィルスに負けない腸内環境を作る5つのポイント」に野菜・果物を摂ることをポイントの1つと書きました。ホリスティック栄養学ではホールフード（丸ごと・自然のもの）から摂取することを推奨しています。それは、ビタミンCは熱や水によって栄養素が減ってしまうように食物を加工すると栄養素が減少したり、役割を果たせなくなるためです。腸内環境を整える上でも、食べるものの選択はとても重要です。ビタミンA(βカロテン)βカロテンは抗酸化作用をもっていて、水に溶けにくく油に溶けやすい脂溶性ビタミンの1つでβカロテンの吸収を上げるには加熱調理が適していると言われています。ビタミンAは脂溶性ビタミンで摂り過ぎると身体に蓄積されますので、食べすぎに注意です。βカロテンを多く含む食物と当量亜鉛DNAの合成の補助として、胎児や乳児の発育や生命維持に非常に重要な役割を果たすなど、遺伝子物質とたんぱく質合成に必須の微量ミネラルの1つです。また細胞にダメージを与える活性酸素の酵素の構成成分で免疫機能のサポート（ビタミンAを運ぶのに必要）します。※注意：鉛は身体に溜まると慢性中毒になるので、牡蠣は無鉛でなければなりません。造血組織で酵素の働きを阻害することにより、貧血を起こす原因となります。亜鉛を多く含む食物と当量ビタミンC水溶性ビタミンの1つで、抗酸化作用があり、体内でフリーラジカルによるダメージから細胞を守る働きがあります。ビタミンCは、植物性食品からの鉄の吸収を促し、免疫系が適切な働きをするのを助けます。ビタミンCを多く含む食物と当量亜鉛がビタミンAを運んだり、ビタミンCが鉄の吸収をサポートしたりと、ビタミンとミネラル、それにビタミン同士でお互いに必要としています。そしてこれらは身体をつくる脂質とたんぱく質の代謝に必要なものです。幅広くいろいろな食材を食事に摂り入れる意識を持つことが大切です。
30Jan
- 今年もやってくるよ。花粉症の季節が…②
  去年の6月から始めた食事改善と意識改革のおかげか気づけば秋の花粉アレルギーは出なかったのです！たまに肌に強い痒みが出ることもありましたが、抗ヒスタミン薬を服用せず、皮膚科で出してもらっていた塗り薬もぬらず、ニベア保湿でやり過ごすことができました！以下が実践したこと、心掛けていたことで、これに16時間のプチ断食(3週間)もやりました。プチ断食は胃腸を休めることと、（砂糖の）糖質を断つために行いました。（プチ断食のメリットなどについては後日ブログにアップします…）これらを習慣にすることが大切で、そして同じ食材だけを長期間摂り続けることのないよう意識して種類多めの食材をバランスよく継続的に食べることが大切です。強いストレスを感じないよう自分のペースで進めると良いでしょう。ただ、体にいれてはいけないもの（人工甘味料・添加物）は、身体の中で分解され、ホルムアルデヒドやメタノールの有害物質を作り出し、激しい頭痛・吐き気・めまい・意識障害・多動性障害・うつ・発疹など様々な健康障害を起こすと言われています。強い意志を持って食べないことが重要です。■体に入れてはいけないもの・缶、ペットボトルなどの甘い飲み物は飲まない（コーヒー含む）・ファストフード・スナック菓子をやめる・砂糖・油ものを控える（白砂糖→きび砂糖に代用、揚げ物は自宅調理のみ）■体に入れるもの・（生）野菜・果物をたくさん食べる・青魚を食べる・大豆を食べる・食物繊維をたくさん摂る・OMEGA3（亜麻仁油、えごま油、クルミ）、オリーブオイルを摂る・穀類（玄米、もち麦、アマランサス、キヌア）を食べる・より良い方の食べ物を食べる■心構えとご褒美・食後のウォーキング（週2～3回、45～60分/回）・ながら食い（スマホ見ながら、TV見ながら、PC見ながら、仕事しながら・・・）をしない・良く噛む・無駄（何となく）食いをしない・外食は本当に美味しいものだけ・スイーツは本当に食べたい物、贅沢な物を食べる【まとめ】色々なテクノロジーが進化して、食べ物の長期保存が可能になったり、色味や味が良くなったり、簡単で便利で美味しく感じるものが増えたことと引き換えに私たちは不健康を受け取ったのです。今は飽食時代で食べ物に困ることはありません。好きな物ばかり食べる、【偏食の過食】で栄養バランスが崩れていて、栄養失調の人が多いといわれています。だからこそ自分で意識して自然のものを摂るように意識付けすることが大切になるのです。
29Jan
- 今年もやってくるよ。花粉症の季節が…①
  今年の花粉予想、飛散量は例年より少なめと聞き、ホッとするも東京で花粉が飛び始めるのは例年より早めの2月10日頃からだとか！飛んでる期間が長いということだそうです。詳細は、日本気象協会のサイトをご参照ください。ここ数年、花粉症をはじめとするアレルギーがひどくなり、真夏以外はマスクが外せないほどでした。アレルギーが出始めると、鼻水・くしゃみはもちろん止まらないし、頭はボーっとして集中できないし、ティッシュが手放せなくて何もできない！薬を飲んで症状を抑えるも、今度は眠い、のどが渇くなどの副作用が・・・（眠くならない・のどが痛くならない薬も出てますがね。効かないときもある）秋の花粉アレルギーも持っているので、人生この先ずーーーーーっと1年の大部分を抗アレルギー薬を飲むのもアレルギー症状と戦う（？）こともイヤになったんです。。春なのにお花見に行けない（もともと桜の木の下でのお花見はしないけど）、暖かくなってきたのに花粉がひどいから家から出られないとか・・・その時間がもったいないなと。花粉症になる根本原因から治さないとということで、それで始めたのが食事改善。なぜ食事改善なのか。「ヨーグルトを食べて腸内フローラが改善されて花粉症が治った」とか「食べたものであなたはできている」とか聞いたことがありませんか？食べた物で自分ができているのなら、食べるものを変えれば良いということ。色々ネットで調べて、ホリスティック栄養療法のサイトを見つけました。（これがホリスティック栄養学を学ぶきっかけとなりましたが、その辺のことは後日…）そのサイトによると、アトピー性皮膚炎がメインであるもののアレルギー全般の治療は「食事改善」と「本人の努力」が必要とありました。治すための食事改善を強く決意し、真剣に努力した人だけがアレルギーを克服することができると。そしてアトピー・アレルギー治療を克服した人は「人生の質もアップする」とも！***生活が間違っていたために、そうした苦しみが生じてきたのです。“正しい治療”とは―「病気を招いた間違った生活を改めることであり、人生そのものを変えること」なのです。***↑心当たりがあるので、痛い言葉であり、希望がもてる言葉ですね。去年6月から始めた食事&意識改善で秋の花粉アレルギーは出ませんでした！耳鼻科も皮膚科も去年の春から行ってないんです！実践した食事改善などについては次のブログにて・・・

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