4月7日
車いすにすっかり馴染んだおじいちゃんは、満開の桜にご機嫌だったけど、
見える目の高さが、私達と違うのよね。
神田川の柵は、結構、高さがある。川に落ちたら、大変だ。
車いす人は、丁度、目の高さより上に手すりがあるし、さらに縦に柵が入ってるから、
桜も鯉も見にくいだろうなー。
高速道路から見える景色を、運転手が見ないように、目隠しされている・・あんな感じかしらね。
地面、床ばかり老人向けにしないで、老人目線も楽しめる設計にしたら?
・・そして突然ですが・・
商店○○さんにも提案老人向けインテリアを考えてあげると、喜ぶと思うけどなー?

春風を感じ、刺激を受けた老人は穏やかな表情になるね。外出はいいことなのだ。


うちの前に着いたら、たちまち眉間に皺寄せ、厳しい顔になった。
先に私がドアを開け、手押し車をおじいちゃんの目の前に持って来ると、
「足が動かない、足が動かない、・・やいっ!
もうっ!・・えいっ!」
と、手押し車・地面・本人が、格闘している。
・・・と、もう何十年も住んでいるから、頭の中に敵の攻略本が、びっちり詰まってるんだろうなー?
家の中は、案外、戦場なのかもしれないねー。
物理的バリアと心理的バリアどっちが先か?