こんにちは、豊田恵美です。
今日は、久々に「世界平和」をテーマに書きたいと思います。
久々というから、久しぶりに思い出して書きます、
という意味ではありません。
日々、世界の平和を願いながら
自分にとってできること、
いや、きっと「すべきこと」をやっていると思っています。
多くの人が世界の平和を願い
さまざまなボランティア活動に精を出しています。
すばらしく、また素敵なことだと思います。
私の周りにも
カンボジアやベトナムなど
あらゆる支援を必要とした国に向けて
寄付や教育支援など、さまざまな活動を行っている方々がいます。
「誰かの為に」一生懸命になる姿勢はとても美しいなと
いつも感動します。
その一方で、実はある不安を抱えています。
日ごろ大学生との関わりを持っている私としては
国際協力などに関心を寄せて
学生チームを作って元気に活動し活躍している子
国際ボランティアに一生懸命になっている子をたくさんみます。
とーーーーーーーーーーーーーーーっても素敵なことだと思います。
でも、その反面で思うのが
・・・日本はどうなるの???
ということです。
日本はものがありすぎている、贅沢な国だ、
ものがない国と比べるとそう感じて当然ですし、
私も正直、そう思っています。
戦前戦後の「もったいない」精神が大事だと子供たちにも話しています。
しかし、日本が裕福だから、ものにあふれかえっているから、
そうでない国に与えることに一生懸命になろう!というだけで
本当の世界の平和を実現できるのだろうか・・・と考えると
対症療法にはなったとしても、根本的解決ではないという結論にたどり着きます。
誤解しないで頂きたいのが、
国際協力は絶対的に必要なことであって否定したいのではないと言うことです。
問題は、
胎児に栄養を与えるためには
母体がしっかりしていないといけない
ということ。
支援の目的は、物を与えることではありません。
相手が自分の力で立てるようになるための“協力”でなくてはなりません。
赤ちゃんにいつまでも母乳を与えていては、大きくなれません。
やがて一人立ちできるように、母乳を与えて、離乳食で練習し、一人でご飯を食べていくようになります。
自分の力で社会に出て生活できるようになると、一人前と言われます。
国際協力も同じこと。
その国が、自分たちの力で立てるようにすること
これが支援の目的であるはずです。
それを大前提事項として
支援するためには、お金も時間も労力も全てが必要となります。
今の日本は母体として、外にエネルギーを放出するだけの力が残っているか
そう考えてみると、頭を悩ませられます。
若者の中でも、国際協力に尽力するのはすばらしいことですが
日本という私たちの祖国を守ることも忘れないでもらいたいです。
日本は私たちの育ての親です。
人生の基本は親孝行ですから
当然、日本にも孝行していかなくてはなりません。
日本の国は今、悲鳴をあげているように思います。
若者のエネルギーが外にばかり向いて、気付けば自分の体はボロボロ・・・
これでは、国際協力も継続が難しくなるし、
結局はうわべだけの支援となってしまいます。
また、自立させるためには物を与えるだけではなく
何を教育すべきか
この答えも大変重要です。
日本の社会がうまくいっていれば、
その制度を指導して再建させることができますが
今の日本はもう一度社会の仕組みから考え直さなければならないところまで来ています。
本気で世界の平和を願うなら
本当の世界のあり方を「思い」だけでなく「明確なビジョン」として
示さなくてはならないと思っています。
「明確なビジョン」は、口で説明しても空論にしかなりません。
描いた構想では、単なる理想としか言われません。
だからこそ、ビジョンを現実にして、
一つのモデルを提示することが大切だと考えています。
対症療法も大切です。
同時に、根本治療を行わないと
対症療法だけでは
結局は、病気を増やしてしまう結果にさえなり得ることを
忘れてはいけないと思う今日この頃でした。



