多くの方の意識から消えかけているであろう放射能汚染。
自分の力ではどうしようもないから見ないことにする。
それが一番、気が楽です。
それは 理解できる。
じっと国もそれを待っている。
はやく忘れてくれ。

でも、

未だに核燃料は野天風呂の状態。汚染水をタンクに貯めているが、今までの注入量と貯留量は全く合わない。8割くらいは地下に流れて海に流れているだろう。地球全体を汚染し続けているのが日本である。これは、何世代にもわたっても忘れてはいけないのだ。



(放射線)管理区域に係る線量等 <文部科学省>

第四条
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則(以下「規則」という。)第一条第一号に規定する管理区域に係る外部放射線に係る線量、空気中の放射性同位元素の濃度及び放射性同位元素によつて汚染される物の表面の放射性同位元素の密度は、次のとおりとする。
1)外部放射線に係る線量については、実効線量が三月間につき一・三ミリシーベルト

空間線量が 3ヶ月間で1.3mSv を越えるとその施設は規則違反になる という解釈でいいのかな。法律の書き方は良く分からん。

なぜ規則違反になる? → 健康被害の可能性があるから。

単位を変えていくとこうなる。
1.3 mSv / 3month
1300 μSv / 3month
433.3 μSv / 1month
14.5 μSv / 1day
0.6 μSv / hour

1時間当たり 0.6 μSv を越える場所は文部科学省が定めるところの規則違反。そんな場所はあるだろうが、文部科学省は何も言わない。医師会は原発事故後、会報誌でも、ホームページでも、一度も放射線障害に関する注意喚起を医師へしたことがない。医師会は国民の放射線障害に対して興味が無い。

そもそも規則違反にならなければ安全か?

基準を守れば安全という概念は好ましくはない。農薬も飲めば危険だが薄めれば大丈夫。汚染物質も大河の一滴なら気にしない。一人がゴミを1つ捨てても気にしない。プールで一人が放尿しても気にしない。温泉で一人が身体を洗わずに入浴しても気にしない。ガラガラペッができなければ使用は好ましくないと記載されているフッ素うがい液を飲まなければ少ないから気にしない。神経毒性が動物実験で分かっているが子宮頸癌ワクチンには少量だから気にしない。除菌除菌と化学物質をまき散らすことは気にしない。汚れさえ落ちれば合成洗剤が経皮吸収されて体内で分解できなくても蓄積しても気にしない。食品添加物も見た目に良く長持ちさえすれば気にしない。健康被害の可能性が高いからトランス脂肪酸まみれのマーガリンやショートニングも世界では規制されているのに日本では気にしない。炭酸ガスを吸って酸素を作る植物を減らした上に大気汚染がでても気にしない。

直ちに健康被害が起こらなければ気にしない。
便利さを追求すれば仕方がない。
それが日本人であり、それが地球人でもある。

今の我々はあらゆる汚染の中で生きている。
その中で健康を維持すると言うことは極めて困難なのである。
1つでも、マイナスを減らそう。
一人の力は小さいが、一人一人がやらなければ前には進まない。
やり続けなければ前には進まないんだ。


平成十二年科学技術庁告示第五号(放射線を放出する同位元素の数量等)
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k20001023001/k20001023001.html

「実は、東京は危ないということは報道できない」と、子供の健康問題を全面カットした報道ステーション
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/c0eedc0ad0e881ded6b5ee5dd1f68cd2