自分なりによく考えて、手術日を2月中旬に決めた。

 

3回目のリュープリンを受けに行く。

通常ならエコー検査後に先生とのお話の流れだけど、受付後に看護師さんに処置室へ来るように言われた。

 

「本日は手術1か月前ということで検査前に手術前のお話をさせていただきますね」

「え?」

「え?」

 

しばらくの間。

 

「手術日、1月ですよね?」

「あ。前回、私がなるべく早い方がいいって言って1月という話も出たんですけど、先生に1月は早いと思うって言われたので、次回…つまり今日までに考えておくという話になりました。で、2月中旬にしたいと今日伝えにきました」

「そうだったんですね! じゃあ、まだこのお話するの早いですね。折角来ていただいて申し訳ないですけど、通常通りエコー検査するので待合室でお待ちください」

「はい」

 

なんか行き違いがあったっぽい。

そういえば、若先生は「とりあえず抑えておきますね」って言ってたっけ。

私が予定を変えたために、看護師さんのスケジュールも変えてしまってなんだか悪いな…。

 

続いてエコー検査。

9㎝台の筋腫は8㎝台になっていて、卵巣嚢腫も順調に小さくなっていた。

ここまでは順調。

問題は若先生との話し合いの時。

 

「手術日いつにしますか?」

「あれからよく考えたんですが、1月は早いというお話だったので、2月中旬にしたいと思います。3月まで待った方がよければ3月でもいいです」

「いえ、2月でも3月でもそれほど筋腫の大きさも変わらないかもしれませんからね。2月でいいと思います。まぁ、1月でもいいんですけどね~」

 

 

 

 

え?

 

 

 

 

前回1月じゃあ早いって……だから、2月にしたのに?

 

「その言い方なんですか⁉ 先生が1月は早いって言ったから2月にしたのに!」

 

と言ってしまえたら、楽だっただろうか?

いや。

私はカッとなった感情を落ち着かせた。

 

手術まであと2か月。

もう下手に揉め事を起こしたくない。

 

なんだか、若先生とは「合わない」。

40年生きてきて、「悪気はないと思うんだけど、どうしてそういう事いうの?」っていう人はたまにいた。

そういう人とは距離をおけばいい。

「もうこの先生信用できないので、他の病院行きます」という選択もできる。

でも、今回はそういうわけにはいかない。

若先生は「1月でも成功する手術だから」と自信があるようで、それは今の私には何よりも心強く、最優先で大切にしたい事だった。

 

「まぁでも今日のエコーでも順調に小さくなっていたみたいなので、2月中旬でお願いします~」

「わかりました。2月中旬で予約しておきます」

 

2月中旬に手術日が決まった。