今年は酷暑のせいか
晩夏の花、百日紅が早く咲きました。
百日紅の花はプリーツのような花びらが
細かくてそれが群集で一つの房となっています。
Kさんの作品
花の房を一つのものとして大まかに水彩で塗ってから
後で細かく描いていく。
と言う方法を使って描いていきました。
色味が的確で、とても実際の花に近かったのが
「偶然です」と謙遜されていましたが
とてもよかったです!
いつもは細かく追って、形を決めてから
色味を塗っていくのですが
この描き方だと大らかに、
細かいところを追っていくのも、ちょっと余裕を持って
いけているように見受けられます。
モチーフを見た時の
心構えが違うのが良いのかもしれませんね。
いろんな物の見方、描き方がありますが
「自分はどんな風に描きたいか」
それを自分で見極めて描く、そういうステージに
なってきたのかもしれません。
Hさんの作品
咲き始めの花の薄さにも
枝の微妙に紫が混じった茶色にも
「わあ、きれい」と言う気持ちが表れていると思います。
濃いのが手前に、薄いのが奥に
立体的に見えるピンクにも
一所懸命追っている姿勢が見えます。
雌蕊の細い線が、ほわっとした淡さを
キリッと締めて、全体的にバランスが取れたいいものに
なっています。

