BENCHMADE806SBK-901 A.F.C.K | 陽炎と刃

陽炎と刃

日々の出来事からナイフの紹介までいろいろ書いていこうと思います。

ebayのオークションで安く出ていたので落札しました。
陽炎と刃
ベンチメイド806SBK-901 AFCK です。一応黒箱扱いです。



陽炎と刃

AFCKはベンチメイドから1990年代後半にリリースされ、未だに結構人気のあるナイフですね。サムホールが楕円になったり真円に戻ったり、ロック機構がライナー→Axisへ変更されたりとマイナーチャンジを繰り返したりして長い間製造されたモデルでした。

AFCKとは

Advanced Folding Combat Knife

の略称で「先進戦闘用フォールディングナイフ」というなかなか物騒な名前ですね。見た目もかっこよくいいナイフですが…。

現在はディスコンされ現行品ではありませんがたまに限定モデルで復活してます。今回はその中から901の番号を与えられたモデルです。



陽炎と刃
スペックは

全長:9.38Inch(238mm)

ブレード長:3.96Inch(100.5mm)

重量:4.38oz(124g)

ブレード鋼材:CPM-M4

です。ただ重量については現行品と違いザイテルバックスペーサーが金属製の円柱に変更されているので若干軽くなっているかもしれません。
陽炎と刃
この通り。ライナーは420Jステンの黒塗装なので汚れに強い構造です。またバックスペーサーとの刃打ちも発生しないため安心して振り入れできます。


ブレード鋼材のCPM-M4は以前にも触れましたが、非ステンレス系の粉末ハイスピード鋼でHRC硬度62~64程になる硬い金属です。錆には弱いのですがBK1コートが施してあるためよっぽどのことがない限り問題ないでしょう。


陽炎と刃
中古品ですが、状態はそこそこ良好。気兼ねなく実用に回せそうです。

250本限定中172番目でした。




陽炎と刃
かなり大きなナイフで、710と比べても710がやや小さくみえます。
陽炎と刃
人差し指の場所がえぐれており、エマーソンのコマンダーのようなハンドルが好きな人には握りやすく感じるでしょう。

またハンドルのG10が710と比べ目が粗くなっており、滑り止め効果が大きくなっています。