だいぶブログの書き方を忘れてしまいましたが、すこしずつ感覚を取り戻しながら書きすすめていこうと思います。
本を出版したところで、その本について述べるのが本筋かもしれませんが、しばらく本のことからは離れて、次に書きたいと思っていることについて話そうと思います。
なんの縁か、今から何十年も前、偶然に図書館である本に出合いました。
本のタイトルは、「言霊 ホツマ」 鳥居礼著、たま出版。
これは古事記や日本書紀以前の真の我が国の歴史を伝える「ホツマツタヱ」と呼ばれる古史古伝に関する書物です。
古事記や日本書紀と異なる、これが真実の我が国の歴史というのが、はたしてどうなのかわからない話であり、じっさい実証できません。
江戸時代にあったことまでは確かですが、それ以前からあったかどうかは不明。学会的には偽書の位置づけ。つまり、ねつ造された歴史という扱いです。
ならば、なにが学会的に正しい歴史かというと、古事記、日本書紀のみであるということです。
そもそも歴史というのは誰が記したかという問題がありますね。
なにが正しいかということを外して読むとなかなか面白い本です。
そして、この書物に触れて、なにかずっと知らされていなかったものと出合ったような感覚がありました。
その後、古本屋でも見かけ、購入。
いまあらためて読みかえしてみて、自分の心がひっかかったのは、本で書かれている真実の「歴史」ではなく、そこに書かれている文字(漢字が輸入される以前からあったとされる我が国独自の文字であるという意味で神代文字と呼ばれる)そのものの魅力なのだということに気が付きました。
ヲシテといわれるその文字は、五十音順に文字がきっかりと割り当てられています。ウィキペディアなどでご参照ください。
第一回目に、今回はヲシテ文字を構成するものについて述べたいと思います。これはヲシテ文字がなにゆえ言霊であるかの核心と言っていい事柄です。
ヲシテ文字は母音、父音、子音から成ります。
これは、通常用いられる意味とは若干異なります。
ヲシテ文字の五十音表をご覧ください。
母音は、五十音表で「あいうえお」の列に対応し、父音は、五十音表の「あかさたなはまやらわ」の列に対応します。
そして子音は、母音と父音とが掛け合わされた、じっさいの文字です。
ここで重要なのは、子音が母音と父音とが掛け合わされたものであるということです。
母音とは、その文字、すなわち言霊の状態を表します。
言霊の状態とは、古代の五行思想に基づき、
第一に、なにものでもない、このものである<空の>自分。
第二に、なにものであろうとして、なにものでもない、この自分を毀つ<風の>自分。
第三に、なにものかを生き始める<火の>自分。
第四に、なにものかを生きる、なにものかになりつつある<水の>自分。
第五に、なにものかを生きた、なにものかになった<土の>自分。
ということが言えます。
量子力学の11次元解釈の下で言うならば、
第一は〇次元の自分。第二は一次元の自分。第三は二次元の自分。第四は四次元の自分。第五は三次元の自分です。
第四と第五は次元が前後が逆になっていますが、未来が過去を決定しているという見方があり、このような前後が逆になることもじっさいあるのかもしれません。
父音は、その言霊の性質を表します。
母音に宿る一点は、いわば魂の種子であり、ア行の五つの魂は、なにものでもない、この自分であるものを生きる、魂の原初の活動を表したものなのです。
すなわち、あなたは、
第一に、なにものでもない、この自分であるものをあるがままに受け止める(有るのア)と、
第二に、なにものかであろうと、なにものでもないこの自分であるものを毀ち(息吹くのイ)、
第三に、なにものでもなかったこの自分をなにものかに生き始め(生まれるのウ)、
第四に、この自分をなお定かならぬなにものかに生き(得るのエ?)つつ、
第五に、この自分をあるなにものかに生きた(居るのオ)のである。
本日はここまで。
ここまで随分と、勝手なことをさんざん書いてきましたが、なにも正しいと思ってではなく、ただ単純に面白く思って書いているものだと、軽くお受け留めください。
じっさい、ホツマツタヱが真実の書かどうかは私にとってどうでもよく、ただここに用いられるヲシテの文字がとても魅力的であるということです。
少なくとも江戸時代以前の人たちの魂の癒しであっただけでなく、同じ日本語を話す私たち、疲れた現代の日本人にとってもきっとなにかしら癒しとなってくれるやしれません。
次回は、父音のカ行以降について述べていこうと思います。
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