その思いは

身体中の毛穴から放出された

慟哭とともに

人目があろうが無かろうが

停められぬ思い

ふと空を見上げたら

まっ白な雲がツンと鼻を上げた横顔が

旅立ちますと空からお知らせ

行ってらっしゃい


君は


希望

喜び

楽しみ

全てを小さな身体に纏って

毎日駆け回ってくれた

一緒に寝て

一緒にご飯を食べて

種を越えた我子でした





肝臓がんと判明したのは3週間前
ほぼ寝たきりの日々になりました




『お店の掃除をしていて
ちょっと私の姿が見えなかったら

お留守番はイヤって言ったでしょーと
物凄い叱られた

家の中にいたんだよと30分かけて
納得してもらった

姿が見えない事をとてもイヤがりました』





夜中も体位交換や注射器を使って水を与えて


我ながら
この睡眠時間で良く自分は耐えていたと思う



胆のう破裂
心膜に水
肺にも水


苦しんでもがいて……
安楽死を選択しました



昼の12時



楽にしてあげられた…
最後まで全身全霊で看てあげられた…

安堵の気持ち



夜中にやって来た喪失感

喪失感は身体の細胞膜が感じている事


夜中30分毎に目覚めて
右手が探して……居ないこと……

喪ったことを自分の細胞が理解するには

泣くしかない

涙ひと粒毎に

キラキラな光に変わって行く

それがわかる









どうやら虹の橋ではなく

メタリックな虹の光のトンネルに

シュポッと吸い込まれて行く

入り口は鳩が羽根を広げている様な感じ

トンネル内は

上に向い上昇していて

その先の

薄い金色の広い空間がある場所に

たどり着く

豊で広い場所



死ぬってどうなるのと
聞かれて

小太朗と
そんなビジョンを亡くなる前に捉えた



こんな感じなんだねと私
大丈夫みたいと小太朗


行けそう?
うん




今、どう苦しくて
どうにケアをして欲しいかを
会話しながら過ごせて良かった






12年間

たくさんの
たくさんの

素敵な時間を過ごせて

ほんとうに
ほんとうに

幸せでありがとうの日々でした





昨日は小太朗の大好きな大室公園へ


小太朗のワン友たちに数年ぶりに皆に逢えた


小太の事
どうしてるかねと話してたんだよって


ちゃんと
自分で逢いた人に別れを告げるね








金色の龍雲
小太朗だね





娘と息子
幸せな日々はまだまだ続く💕
今日は7回目の誕生日です(*´ー`*)
シニアになりました






次、生れ代わったら私


小太朗を産むんだー


人間の子として産むんだー







明日のティールーム営業します🍀

・チーズトマトマフィン
・マンゴープリン

御用意致します🍀