そおいえば!
最近漫画の話してない!いや、してる←
でもバガボンドくらいでしょ。
久しぶりにオススメ&最近読んだ漫画をご紹介させてください。
「失恋ショコラティエ」
主人公の爽太は、TVでも騒がれてる有名なショコラティエ。
っていうか、ショコラティエってご存知?チョコ専門のパテシエの事らしいわよ。
なんかリッチな職業よね。
んで、爽太はイケメンで、才能もあって、若いくせして店まで持っちゃってるのに
「普通」なサエコに何年も片思いしてるの。
サエコは顔は普通のくせに、小悪魔で性格が悪いって設定がリアルなのよ!
そんなサエコを振り向かせるため、爽太は「魅力的な悪い男」になることを決意するの。
読みどころとして、悪い男を演じる時の爽太がすごいかっこいいのよ。
後、人間の心理をここまで描けるのはすごい。
女が「かわいい」と思われたいが為に低いヒールをはいて
男が、女の「かわいい」と思われたいが為に低いヒールをはくと言う発想に
「かわいい」と思う、とか。。
しかし作者の描く女性にあまり魅力を感じないのは何故(笑)
男性描く時に比べて熱意を感じないわ。
私的にBL要素はいらないわ!
女性もかわいく描いてちょうだい!
とにかく読んだ後はチョコレートが絶対食べたくなる筈!
「お伽もよう綾にしき」
ひかわ先生。
好きなの!この人の漫画!
もう結構なお歳な筈なのに、どうしてこんなに素敵な漫画が描けるんだろう。。
先生の描く女性はかわいくて、男性もかっこいいの。
こてこてのファンタジーな所がまたいいのよ!
で、あらすじなんだけど
舞台は室町時代なのね。今調べて知ったわ。
7才の鈴音は両親がいないの。(確か。理由は忘れた)
ある日、イケメン新九郎(20歳くらいだっけ)に出会い、ととさま(父様)と
呼び慕うようになるの。
親子としてしばらく楽しく過ごす二人だが、ある日、新九郎は妖術師・大木現八郎と対決する事となる。
そしてそのまま行方不明に・・・・。
10年後、立派な女性となった鈴音は、新九郎にそっくりな妖怪と出会うのよ。
読みどころは新九郎にそっくりな妖怪、「おじゃる様」と鈴音のやりとりとか。
新九郎と再会を果たして、新九郎が「七歳の鈴音」から「女性の鈴音」を意識し始める所とか。
大御所作家なだけに構成や展開が安定していて読みやすいよ。
「シマシマ」
っつーかこれドラマ化するらしい。
主役のシオさんは矢田亜希子らしい。
え~・・・ちょっと弱いんじゃない~(笑)
あらすじはね、シオさんは夫に捨てられ、心の傷や将来の不安から
不眠症になってしまうのね。
眠れない日々で心身ともにボロボロになるシオさん。
ある日元旦那の弟、ガイ(もちろんイケメン)が添い寝をしてくれる。
久しぶりにぐっすり眠れたシオさんは
男性の体温を感じて安心して眠れた所から
「添い寝屋」というビジネスを思いつくの。
眠れない女性の家にイケメンが派遣されて添い寝をするのよ。
私なら他人が横にいたら寝れないけどね。
神経質だからね。
この漫画のおもしろい、というか共感できるところは主役のシオさんの全てなの。
女性ならではの心理描写がすごいの。
女性は20代後半になると意味もなく落ち込んで、無気力になる時期があるのね。
多分生理前?
自分でもそれが「そろそろ来るな」っていうのがわかるんだけど。
シオさんは、そういう現象とうまく立ち向かおうと、その日は人から連絡が来ないようにしたり
家から一歩も出なくてすむよう買い物を済ませて、レンタル屋でDVDを数本借りて
お風呂にアロマをたらして精一杯リラックスしようとするの。
でも結局ぶわっと泣いちゃうシーンとか私的にみどころ。
ああ~・・わかる・・みたいな。
いつも夕飯はレタスのしゃぶしゃぶとかなのに、そういう日はポテトチップとかガンガン食べて
「二日後の体重で後悔する」なんてセリフ超名言なんだけど。
あと
「鍋に行きましょうよ」と男性に誘われると
「野菜をいっぱい食べて、肉を少なめにすれば問題ないか」
とすばやく計算するシオさんとか。
飲み屋に行くと
「ビタミンは飲み物で取るとして、枝豆とサラダを注文して・・・豆腐も注文すればバランスいいか」
なんてシオさんのセリフ全てがツボ。
イケメンばっか出てくる、というのも多分読みどころなんだろうけど
草食系ばっかで私的にはイラっとしまんた。
でもおもしろいです。
大人の女性に読んでほしい。
「君はペット」と同じカテゴリーだと思うけど、こっちの方がリアルで絵も好きです。