　この４月に４０代半ばの３児の母がエミリンの係に異動になりました。代わりに昨年４月に入社した新人女性が隣の係に異動。エミリンの係は能力がない上司と３児の母、困ったちゃんにエミリンとなりました。

　彼女は夫の仕事の関係でオランダ

に住んでいたこともあるらしくそれで英語

ができるとかでどうやらこのパラハラ課に異動になったようです。

　４０代半ばというのにさらさらのロングヘアでおしとやか。とても３児の母とは思えないほど。同年代の通訳の女性曰く「息子の母の方が女らしい」とか。

　そんなことを言われてふたりの妹を思い浮かべました。真ん中は小学生の息子がふたり。末っ子は小学生と幼稚園児の娘がふたり。息子の母親がおしとやか…というのは当てはまらないわねぇ…毎日取っ組み合いの喧嘩をする息子をきぃー！となって怒ってますから。それとも彼女の場合は息子が大きいからおしとやかになれるのかしら？

　が、ずいぶん昔のことですが、母がエミリンと同年代の息子を持つ知り合いの女性のことをこう言っていました。「彼女とスポーツクラブが一緒で、家なんてすぐそばなのにわざわざ化粧して帰るの。息子がいるからかしら？」と。つまり、娘しかいない母は近所のスポーツクラブに行くのも帰るのもたいした化粧なんかせず家ではほぼすっぴんでいるのに対して息子がいる女性は家から一歩もでないときでも化粧

をしていると言うのです。

　母からすればなんと面倒くさいことを！となるのですが、息子は「異性」ですから、その息子にとって「美しい母」でいたいと思うのが息子を持つ母親の心理のようなのです。

　息子にとってみれば「母」は最初に接する「異性」なわけですし、大なり小なり男性は「マザコン」。イタリア

の男性なんて「マンモーネ」と言ってはばからないらしいですよね？そのマザコンの程度が問題なわけでして。

　一方、娘を持つ母親はまるで「姉妹」のような関係の親子も多いですね。あの幼い姪ですら、「おしゃれ」を話題にするぐらい。そりゃ、それなりの年頃になれば…言わずもがな。

　先日再婚したインストラクターだって娘と恋ばなからおしゃれの話までしちゃうらしいですから、ほんと親子と言うよりも姉妹。
　
　それでは息子、娘両方いる母親はどうなんでしょう？エミリンの知り合いの場合はやはり息子がかわいいと言ってましたね。やはり「異性」ですから。人によるんでしょうけどね。

　子どもがいないエミリンですが、もし息子か娘どちらがいいか？と言われたら、やっぱり「娘」かな。女ばっかりの家庭で育ったので、男性にどう接すればよいか分からないもんで。

娘の母V.S.息子の母