散歩をしていると

こちらの畑にはこの草が集中しているのに

となりの畑には全く違った草が集中していて

風に乗ってタネが飛ばされ、生えて来たにしては

歴然としたこの違いは何?と思う事がある







ある方のブログで、自然界はバランスをとってくれているから

酸性に傾いた土地にはアルカリの草が生え

その逆もまたあるのだと学んだ



タネがその土地を選んで降りるわけではなく

土地に必要なタネが発芽すると言う事なのだろう






自宅の庭に生える草も、そこに住む人に必要な薬草が生えるのだとか

引っ越しをして、次の住人になればまた違う薬草が生えるのだという



我が家の奥の方に1箇所だけ   

抜いても抜いても生えてくる草がある

ドクダミだ

きっと私に必要な草なのだろう  と思い

今年はドクダミを採って乾燥させた

還元くんに入れて飲んでみよう







私達の知らないところで、自然は働いてくれている

まだまだ知らない恩恵を受けているに違いない

実は自然に生かされているのだと気付いたら

自然への見方も変わってくるだろう








外敵にあい、今年3度目の巣作りでようやく孵った雛たち

この子達でさえ、先はわからない

巣立つ事ができるのか、否か

その時が来ることを祈るばかりだ



この記事を書いた後に愛犬騒ぎになり、アップできずに日にちが経ってしまった

その間に変化があり

又しても何者かにより巣は破壊され続けた

最初4羽いたと思われる雛が2羽になっていた





親鳥はつかまるところがなくなり、飛びながら餌を運んでいる

先に成長していた雛は玄関に落下

その後階段の一番下まで落ちた





昨年は落ちた雛に手をかけてしまい

結果残念に終わった経験から

今年は見守る事にした



階段に落ちた雛にも親が餌を運んでいる

1日経っても生きていた

暑さでダメかもしれないと思ったけど

3日目の朝   姿を消していた



4日目の朝巣に残った雛の姿も無くなっていた

これは念願の巣立ちが出来たのではないか?

内心ホッとした

去年からの宿題が終わった様な感じだ



朝散歩から帰り、メダカに餌をあげ、フンで汚れた玄関を掃除しようとした時

私の頭上1メートル辺りを4羽のツバメが囀りながらぐるりと一周して去って行った

どこにいたんだろう   突然あらわれて

お礼に来てくれたんだ

しかもちゃんと2羽の雛が親鳥と飛んでいる姿を見せに来てくれた

しばし   静かな感動



自然界のバランスは

人間が操作できることではない

人為的に扱えば

反動は必ず返ってくる



全ては完璧に回っている

2年間に渡り、ただただ見守る大切さを学んだ



愛犬騒ぎとツバメの巣の破壊は同じ朝に起こった

テーマは    い    の    ち

起こることに  過大の感情を持たず

ただ受け取ること

再三の体験を通して、ようやくたどり着いた答えだ
私もまた  自然を通して答えをもらい

自然に生かされているのだ