ニットソーイングに行った時の事

カリキュラムの一作品先を行く人と一緒になり

次回私もその作品を作るので

その人と先生のやりとりを意識して聞いていました


今までのカリキュラムは

2時間で一作品作るのが常でしたが

今回からは一作品を2時間2枠で作る事

急に難しくなる事

ゆっくり丁寧にやりましょう  と



その人は、細かい作業に

聞き直したり、やり直しをしたり

先生に難しいと常時訴えていました



私は自分の作品を作りながら

次回は  大変そうだなぁ

と、思っていました



そして迎えた、そのカリキュラムの作品を作る日

かなり緊張しながら始まりました

前回の人が言っていた言葉が蘇ります

先生に説明してもらうのですが

なかなか入って来ません



うまく縫えず、直すこともたびたび

あれ、今までこんなに間違えること無かったのに

どうしたんだろう?



急に解りました

私は前回作った人の気持ちと同期して

失敗していたこと

やる前から緊張していたこと



それに気づいたら

いつもの私に戻ろう  と

それからの私は、難なくスムーズに

進めることが出来ました



終わった時に思った事は



前回の人が言っていた難しいは

その人が感じた事であって

私が感じたことではありませんでした

なのに

その人の気持ちと同期してしまい

難しいと思ってしまい

失敗してしまいました



こんな事があるんだなぁ


私は途中で気づき、自分のペースを取り戻す事が出来たけれど

気づかなかったら、難しいのままで終わっていたのだろう

まるで暗示をかけられていたような状態に

驚きました






だとしたら

母が子供にかけてきた言葉も

どちらにも作用してしまうのだなと

今更ながら

事の重大さに気づくのです



母から励まされる言葉をもらっていたか

それとも、不安な言葉をかけられていたか

これは、大きな差がでてしまいますね