こんにちは。
笑実のブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
国道171号線沿いの珈琲店。
昔は紅茶派だったのに、20代後半くらいから珈琲好きになり
たまたま通りがかりに見つけたお店が道草珈琲店。
カフェ・オ・レを注文したら
ソーサーにはスプーンの代わりに、シナモンが添えられていて
その美味しさに感動したのを今でも覚えている。
で、先日 近所へ行く用事が出来たことから
数十年ぶりに立ち寄ってみたのだ。
一応メニューに目を通すも、注文するものは決まっていた。
そう、シナモンが添えられたカフェオレ。
まだ子どもが小さくて大変だった時に、ほんのちょっとの間
息抜きさせてもらった時に飲んだ珈琲の味。
今では、その子どもがお母さんになって
こうして夫と向かいあい
ゆったり寛ぎながらいただく珈琲の味はまた格別だ。
最近、友人の夫が亡くなったという知らせが届いたこともあって
こうした時間を大切にしたいとシミジミ思う。
友人の夫は、働きざかりにうつ病を患い
長年、休職・復職を繰り返しながらもなんとか定年を迎え
ようやく年金を受給し始めた年齢だった。
彼女から届く年賀状には、いつも夫に対する愚痴が綴られていて
その内容は、夫が家にいるのが嫌だというものだった。
しかし最近は共通の趣味をみつけ、夫婦で楽しんでいると書かれていたので
ほんと良かったな~と思っていた矢先のことだった。
突然死だったらしい。
夜中にトイレに行くと言って起き上がり、そのまま数分後に倒れ亡くなったそう。
彼女以外にも、周りの女性が同じように愚痴っているのを耳にするのだが
他人には分からないことなので、何とも言えないけど
やはり感謝の気持ちが足りないのだろうと思う。
やってもらって当たり前
たとえ夫婦であっても、当たり前と思った時点でアウトだと思う。
彼女を慰める言葉がみつからないけど
彼女の年賀状に書かれていた言葉が、そのまま現実となったようで怖い。
(あなたの思考は現実化する)
お互い結婚式に招待し、幸せを約束したはずの夫婦。
あれから数十年。
思い出の味は、人生の良い事も悪いことも包み込み
深みのある味に変わったようだ。
限られた時間。
後悔することのないように。
では、明日も素敵な一日を🌈