1月15日
昨日は、新日本舞踊の家元をしている友人の一門の新年会「壽初春華舞台」を観覧しました。
一緒に新年会を楽しみにしていた友人と白大島を着る予定だったのだけど、友人が来れなくなってしまったので「いつかここぞ!と言う時」の為に用意しておいたアンティークの錦紗を着ちゃいました。
2021年2月に買ったのだけど、それからのコロナ禍で、全く着る機会がなく「ここぞ!と言う日」を待っていたら、一生着られないかもしれない・・・と思え、錦紗好きの友人の演舞を観るためにおろしました。
◆ 金糸銀糸入りの刺繍たっぷりの蘭柄半衿・・・友人から
◆ 椿と笹の葉柄のアンティーク錦紗・・・うさぎや
◆ 名古屋帯・・・着物リメイク工房マリリン
◆ ビーズのバッグ・・・アンティークAn
◆ エナメル草履・・・カレンブロッソ
◆ ベルベットショール・・・伊勢崎骨董市
◆ 銘仙のバレッタ・・・自作
身幅が狭かったが仕方ない。
これ以上太らないようにしなければ
舞台が始まる前に、レストランミヨシさんの特製幕の内弁当を頂きました。
ミヨシさんのお弁当も、めっちゃ楽しみにしていたので、大好きな豆腐グラタンやスパニッシュオムレツ・ドライカレーなど入って嬉しい~ 初めて食べたケーキは、ほんのり洋酒の風味がし、甘さとほろ苦さもあり、大人の味で美味しかった
会場からも、お肉が柔らかいわ~ ナポリタンが美味しい!とかオムライスが美味しい!と皆さん大絶賛。 私が褒められたみたいに嬉しかったわん
開演が遅れたのだけど、待ち時間中に家元が席を廻って一人づつ挨拶され、皆さん嬉しそう。
下の画像は最初の曲を踊ったあとにロビーで。
最初の曲は「俄獅子」 十分くらいの長唄で、後半に獅子舞も登場。
獅子舞と言っても、金の扇を2つ重ね、持ち手に紅絹をたらし、上の扇に赤い花と羽根を付けた曲目通りの「俄獅子にわかじし」なのに、髪を振り乱し獅子舞が口を開閉する姿が浮かぶくらい本物の獅子舞に見えるのがスゴイ! 一曲目から迫力ある舞にヤラレタ
この衣装、画像の編集で色が飛んでしまっているのだけど、黄色や水色も入った美しい衣装で、照明によって色が変化しめっちゃ素敵なのよ~
舞台は撮影禁止なので、曲が終わった後にこっそり一緒に撮ってもらちゃった。
お手する私
二曲目「かわせみ」の衣裳は、友人らしい白地に百合の花。
衣装にこだわる友人は、舞台用の手ぬぐいも正絹の四季の花柄を自分でパッチワークしたそう。
ナント!柄部分はリバーシブルでした。 舞台用なのに丁寧に縫われていてホントすごい!
どうなっているんだろう?と思っていたので、近くで見られて嬉しい♪
どんな小さな所も手を抜かず、それどころか細かい所こそこだわっているのが伝わったわ。
そんな友人が大好き。
日本舞踊の観覧なので、着物の方が何人かいらっしゃるかと思ったら、私一人だけ着物だったせいか?お弟子さんや関係者と何度も間違えられてしまった
開演前は、楽屋はどこ?二代目家元はどこ?初代家元はお元気?など。 多分楽屋は・・・・とか、家元は今は楽屋だと思います・・・と曖昧に応えていたので、役に立たない弟子ね!と思われたかもしれないが、私も客じゃ
二曲目の後の休憩時間に1つしかない洋式トイレ並んでいたら「あなた先にいいわよ!出番でしょ!」って・・・いや、私踊っていなかったでしょって
三曲目 「おさん~夢の浮橋~」は、下の青い衣装に麻の葉柄の帯。
四曲目 「酔って候」は、下の衣装で深紅の大盃を手に色っぽくお酒を呑む演技から。 目線も仕草も色っぽ過ぎてヤバいとパパが言っていた。 確かにヤバいわ~
五曲目 「さわぎ」は総踊り
この衣装は、他のお客さんが沢山いたのでツーショットは撮れなかったけど、贅沢にもお見送りで並んでいた名取の皆さんと一緒に
私が相撲取りレベルな太さに見える・・・これが本当の姿だっつたら嫌だわ
新人のお二人も加わって。 ラストの総踊りのメンバー+私。
右の男性のお弟子さんは、一番の新人さんなのだけど、半年前に見た時より数倍上達していて、迫力ある踊りに会場中が引き込まれていた。 パパも絶賛するくらい見事な上達振り。
本人も相当な努力をしていないと、短期間でこんなに上達しないけど、良い師匠についたと思うわ
名取の皆さんの踊りは、舞手さんの個性が活きていて良かったわ~
上の画像で私の持っているお花は、会場に飾ってあったアレンジを最後に頂いた物。
あまりにも綺麗だったので、開演前にアレンジだけパチリ。
素晴らしい舞台を最前列で観せて頂いただけでも有難いのに、大好きなお花まで頂けました。
しかもめっちゃ好みの花と色
踊りはもちろん、衣装や照明、お弁当やお花まで楽しませて頂きました。
優雅でしあわせな一日をありがとうございます
お疲れ様でした。
素晴らしい舞台を観せてくれてありがとう
貴女は私の誇りよ。