東北への想い
入社当時から東北を担当していた昨年までの4年間、何回東北に行ったんだろう。
桜・祭り・紅葉・冬・・・・・ シーズン毎に色んな姿が見ることができる東北。
本当に沢山東北へ添乗・下見・出張へ行かせてもらった。
私は仕事を通して、東北が大好きになった。
観光地も素晴らしい景観・自然が沢山あるけれど、何より私は東北の「人」が大好きになった。
「食」をテーマに取材でカメラマンと記事担当と行った八戸。
津波の被害にあった館鼻漁港ではせりの見学を視察。せりの邪魔にならないように注意を払いながら撮影した
記憶がよみがえる。
「三陸 生ウニ丼を食す」をテーマに取材に行った宮古。
宮古湾が望めるホテル近江屋の営業マンが仕事をほったらかしにして、
2日間かけて車を走らせてくれて浄土ヶ浜~宮古~釜石~遠野を車で案内してくれた。
本業はホテルの営業なのに、他の地域の観光・施設を一緒に回ってくれて営業をしてくれた。
私と車内で話す時は標準語なのに、携帯で地元の人と話す声は東北弁だった事にすごく親近感が沸いた。
夕日が綺麗で穏やかな湾を客室から望めたホテル。
当然のことながらホテルと連絡がつながらない。
「松島で獲れた牡蠣を食す」をテーマに取材へ行った松島・塩釜・気仙沼。
松島に面した土産屋、瑞巌寺、塩釜港近くにある土産屋は津波で1階は浸水してしまった。
松島海岸駅から2両編成のローカル線に乗って約2時間かけて気仙沼まで行き、夜21時の遅い到着だったにも
関わらず、快く対応していただいた気仙沼のホテル。夜遅くまでフカヒレの撮影にお付き合いしてくれた料理長。
「遠いところからよく来てくれたなぁーほんとありがとうございます。」
優しそうな料理長の顔が浮かぶ。
テレビでは気仙沼港の「海の市」という市場が津波にあった被害を映していたけれどその近くにあったホテルの
映像がない。
無事なのか、無事でないのか全くわからない。
今年のゴールデンウィークは久しぶりに三陸海岸に行きたくなって3日間添乗に行くつもりだった矢先この地震。
今回の地震で、三陸海岸のように自然景観・歴史遺産などに恵まれていて、観光を重要な収入源とする地域で
は観光地収入が減ることは明らか。多大の人的、物的な被害をもたらし、観光に関連して暮らす人たちも大きな
打撃を被ったはず。現に、地震後毎日何百人という人数でツアーのキャンセルが出ています。
「観光」は復興の重要な手段の一つです。
新潟県中越地震でも復興祭や、イベントを多く行ってツアーの送客を行ってきました。
私にできることは、近い将来必ずともまた東北にお客様を送客できるよう努めていくことです。