温 温。 温度。 風が、 季節を知らせるように 流れる温度も期待を感知する。 赤く、 じわじわと。 葉が、 彩りを披露するように 頬から溢れる温度に高揚する。 紅く、 こうこうと。 いまから 起きる出来事。 これから 出逢う何方か。 もうすぐ 近くなる距離。 あらゆる 始まり。 其々の、 温度。 終わりや、結論なんて、 その時まで置いておけばいい。 ただ、 流れる温度だけは 大切に感じる。 ただ、 溢れる温度だけは 正直に感じて。 この体に、 間違いなく来る季節。 温度。