旭川でのパブリックビューイングに参加してきましたー!!!
映画館の大画面で、4Kで、しかも、無料で観られるなんて!!!
正直、旭川で落選した、という声を聞かなかったので、そもそも会場埋まるんだろうか…
という心配もなんのその。
空席もあったけど、十分ってくらい老若男女問わずいらっしゃいました!!
上映前、ドラマの制作関係者の方からお話がありました。
(札幌は松潤にインタビューした瀬田宙大アナウンサーが前説されたんですってね…!!)
「地上波放送より6分長い構成で、編集が違っています」
「撮影時のコンディションが色々と大変だった。今年の5月に完成して、チェック用で大画面で見てみたんですね、そしたら、北海道も、松本潤さんも、美しかった」
会場にいた全オタクから
(そうなんです…!)
(うちの潤は美しいんです!!)
(制作も唸る松本潤の美しさとは…!!!)
という吹き出しが見えたとか見えないとか…笑
私はといえば、6分増えるってどういうことなんだろう…?って思っているうちに、上映が始まりました。
ここからは、変更があった部分を中心に書きたいと思います。
一応、スタッフさんが話していたのをちらっと聞いたところによると、
この日4Kで放送・上映されたものがブルーレイになるかは分からない、ということだったのですが、えねっちけーの通販サイトを見ると「本編89分」との記載があるので、おそらく、4K版の内容が収録されることになるんだろうと、私は踏んでいます。
なので、4Kが観られる環境にない方、PVに参加しなかった方にとっては、
少し【ネタバレ】要素があります。
なので、ブルーレイが届くまでネタバレ阻止!というかたは、ご注意下さい。
まず、観終わったときの感想から。
明らかに追加されたシーンと分かるところもあったんだけど、
なんか、こんなにゆったりしたシーンだったかしら…?!って感じたところが結構ありました。
明らかに増えた!っていうシーンは、
前半から中盤までのアイヌの現状に関する部分が多かったんだけど、
それ以外にも、数秒から数十秒長くなっているシーンがあったんじゃないかと思う。
演技の「間(ま)」というか、そういうのが、たった6分増えただけでこんなに変わるの?!っていうのを感じました。
なんせ4Kを映画館の大画面で見てるので、テレビでは気が付かないようなところにも目が向く…。
あれ?こんな挿絵あったかな、とか。(後で見返すとあったりする)
こんな表情してたかな、とか。
(ついでに、ヴァサ演じるイチニカの足の細さに衝撃を受けるとか)
空中に舞っている織物の繊維までしっかり映るし、それが場を作っていることも分かる。
湖やチセなど、暗い場所でのシーンがあったけどテレビではあまりはっきりくっきりしていなかったのが、
4Kにもなるとすごく雰囲気をまとった感じで、美しく映ってるのよこれが…
あと、音。これは4Kというより、映画館の音響の良さだと思うんだけど、
家のテレビで観てたときにはほとんど聞こえなかった音に気がついたり。
そういう話を、変更点の話をしながらしていきますね。
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【冒頭】
みゆきさんのナレーションがなく、黒背景の白文字だけが浮かんでは消え、「蝦夷地と呼ばれていました」まで。
それが終わってから、雪の中を歩くシーンが始まります。
【初めてウテルクに出会い共に進むシーン】
ここが、結構増えていました。
仕えるようにひざまずくウテルクに対して、
お供の六之助が、アイヌ語で「頭を下げろ!」と怒鳴っている。
それを見て違和感を覚えたような、武四郎の怪訝な表情が映し出されました。
その後、ウテルクを先頭に川岸の砂利の上を歩くのですが、
武四郎は別の和人と、後ろについて歩く荷物を背負ったアイヌとすれ違います。
武四郎「(人足はみなアイヌなのか…)六之助はアイヌ語をどこで学んだのだ?」
六之助「アイヌのオナゴから学びました」
武四郎「六之助の嫁はアイヌなのだな」
六之助「いえ、違います」(武四郎、またも怪訝な顔)
みたいな感じだった。
地上波版では、和人のアイヌへの扱いの酷さを伝えるシーンは、樺太(北蝦夷)に行くまでほとんどありませんでしたが、こういったシーンが入ることで、武四郎が徐々に「何かがおかしい…」と感じるようになっていった、というのがよく分かりました。
【地名の確認】
ここから、森の中で立ち止まり、野帳を開くシーンにつながる。
崖の間の川(樽前ガロー)を進むシーンや、恵山の映像が色彩豊かで本当にきれい。
恵山に登って、野帳を開き地名をなぞるシーンでも細かい追加が。
地上波では「ポロチケウエ…ムルラン…いまこのあたりにおるのか」というセリフは、
「ポロチケウェ…ムルラン…ヌプルッ・ペ…いまこのあたりにおるのか」になっていました。
(ちなみに、ポロチケウェ=地球岬、ムルラン=室蘭、ヌプルッ・ペ=登別です)
【樺太(北蝦夷地)の港町】
開拓の村で撮影された、樺太(北蝦夷地)のシーン。
地上波では、商人に虐げられるアイヌを目の当たりにし、薬を与えようとして、
警備役?の和人(商人?奉行?)に目をつけられ、
さらにアイヌが虐げられる様を見て「(なんなんだこれは…)」みたいな感じだったけど、
4Kではその警備役?に「何を見てる、早く行け!」とはっきり怒鳴られていた。
【湊屋との食事のシーン】
武四郎
「お言葉だが、この有り様はいかがなものでしょうか」
「アイヌがタダ同然にいいように使われている」
という主旨のセリフが追加になっている。武四郎がこれまで観てきた状況に対して意見を述べる場面がより鮮明に。
【ヒグマに襲われるシーン】
この前に、知床から宗谷へ向かうというナレーションと地図が入ったような。
ヒグマに襲われたウテルクを手当するシーン、
地上波:イヤイライケレ(1回)
4K:イヤイライケレ…!イヤイライケレ…(2回)
でした。
【リセの家(チセ)】
ウテルク「この男は和人だが、心根はよい、信じてもいい」の後、エカシのセリフが入る。
エカシ「心配せず、傷を癒せ」ウテルク「イヤイライケレ…」
(たぶん、ウテルクの発言は、エカシが武四郎に対して疑いの目を向けているので、
安心させようとしての、訴えだったのかな。だから「心配するな」なのかも)
(篆刻を彫る音がとてもクリアだった)
【イチニカと弓矢を打つシーン】←超オススメ!!!!!
コタンで、イチニカが的に向かって子供用?の小さな弓矢を射るシーン。
イチニカはとても上手に的へ飛ばすことができるのに、
武四郎は矢すら飛ばせず、目の前にポロン…笑
イチニカ「下手くそ…」
エカシ「(やれやれ…という顔でパイプ?を咥える)」
イチニカ「俺が教えてやるよ」(みたいな感じ)
それを遠くで母であるリセが見ている。
このシーンが超絶良かったんだわ…微笑ましい…
なんか、武四郎がいかにアイヌに入っていって交流したかっていうのが、
垣間見える感じがしたし、何より肩の力が抜ける。
和人からどんどん搾取されていくという現実の一方で、
私達と変わらないような平穏な日々があったんだなぁと…。
この後にイチニカ「タケシロはいつまでいるの?」のシーン。
(ここのね、洞爺湖の風の音、湖の水の音とか、自然の音がとっても立体的でした)
【冬の北蝦夷地】
向山源太夫之墓に手を合わせる前に、冬の北蝦夷地の港町を再訪する。
そこはすっからかんで、ひっそり雪をかぶっている。
みゆきさんナレ「武四郎は、蝦夷地が幕府の直轄となったことで、商人によるアイヌへの搾取がなくなると信じていた」
【リセとの再会】
じつは、織物の音はテレビではわかりにくかったけど、映画館ではとてもクリアに聞こえた。
リセと武四郎の表情の細かく豊かなこと…!
武四郎がコタンを去り、リセがチセにもどり、織物を再び織る。
地上波では、リセが淡々と糸を動かす間に武四郎が森の中を歩いていくシーンがあった気がするけど、
4Kは、間に武四郎の歩くシーンがなく、
リセが淡々と織物を織っているシーンだったような気がする。
この時間の、リセの気持ちの動きが絶妙。
リセが織物を抱え、チセを出るシーンでは、
全体的に暗くてはっきりしない部分もあったんだけど、
4Kだと、宙に舞う織物の繊維まで映っていて、
リセが急に動くと空気が動く→繊維も巻き込まれて複雑に動く→躍動感!!!!!
(これは地上波にはほとんど映っていなかった)
【イチニカを連れ、アイヌのコタンで聞き取りを行う】
リセの死後、イチニカを連れ、聞き取りを行うシーンが2つになっていました。
1つは地上波でもやったもの、2つ目はアイヌが「息子が生きているか心配」と語るもの。
江戸に戻ってからのシーンは前半に比べて、あまり大きな違いはなかったかと思うのですが、
地上波では気づかなかった部分も含めていくつか。
「近世蝦夷人物誌」の出版が認められず、武四郎が部屋で怒り叫ぶシーン。
テレビではいまいち重みを感じなかった(99.9%視聴環境の問題)のですが、
これが映画館ではものすごく重く、怒りに満ちたものに聞こえました。
あと、大久保利通との対面のシーン。
画面の右側の方から、不規則に鳴る時計の音がずっとしていることに、
テレビで見ている時は気づかなかった…。
地上波版をイヤフォンで聴き直したらちゃんと聞こえたので、
これは映画館ゆえの音の聴こえ方なのかなぁ。
映画「忍びの国」で右後方から馬の足音が聞こえてきたときくらいのリアルな音。
もしかしてこの音は、時代の変容を繊細に表しているのかなとか。想像がとても膨らみました。
とにかく、あの場に自分もいるんじゃないかって錯覚するくらい、臨場感がすごかった。
地名の選定に取り掛かるシーン。
地上波では筆文字を大きく写すだけだったけど、
4Kでは小樽、石狩、札幌くらいは筆の動くところも映っていた(気がする)。
…とまぁ、ざっくりこんな感じかな…!!
もうね、わたし、4Kなめてた。
今ので十分綺麗だよって思ってた。
とんでもなかった。
ライブ会場で観るような推したちのあまりの美しさを、
役者がみせるニュアンスに富んだ表情を、
まだテレビでは体験できていないんだと本気で思いました。
いやこれ…全国でやろうよ…!!
(帰りがけ、なんだかまだ聞いてはいけないことが聞こえた気がしたけど黙っておこうねEminaさん)