このブログを書くにあたって昔のweb手帳見直してたのですが、この時期は特にシーズンじゃなくても週に2回は飲み会してたんだなぁ🍺🍶🍷飲むのとか遊ぶのとか好きだったもんねぇ🍺🍶🍷
妊娠してからは飲めないし周りにも気を遣われるしで2週に1回くらい。
妊娠後期からは友達の結婚式以外1回も行ってないよ……それでも特に不満はない。人間とは環境には適応するものですね。

ま、どうでもいいですね!



2017年2月9日 27Y11M📝

前々回摘出したポリープの生検結果が2週後に出るということで、この日に結果を聞きに行くことになりました。処置なし、結果を聞きに行くだけの日です。
前回の術後チェックのときと同様、特に仕事は休んだりすることなく、出勤前の時間帯に予約を取って病院へ🏥

😚(どうせ、いつも通り  経過良好ですね〜  何かあったら連絡くださいね〜  って言われて終わりだろ)

とタカをくくっていた私。この後、診察室に通され、地獄に突き落とされることになるのでした。

いつもニコニコしている先生の顔が険しい。
デスクに出されたのは病理医からの、病理組織検査の報告書。

まじまじと見ました。
臨床診断の「EM polyp」とは異なる、その下の組織学的診断欄の「Atypical complex endometrial hypeplasia」の文字。
所見欄の、「異型を示す腺の密な増生がみられ、扁平上皮化生を伴っています。全面掻爬が望まれます」の文字。


ん゛ん゛???


ぶっちゃけたところ、私も科は違えど医療従事者で、普段の仕事でがんは扱いませんが、大学のときに病理学などなどのがん関連科目はもちろん履修してました。
なので、こんな私にも「異型」の「密な」増生がどれだけやばいものか分かりました。

😞「何もないと思ったんだけどね。前癌病変です」

先生は、いつもよりゆっくりと、一つ一つの言葉をしっかり刻むように話してくださいました。

また、私の職業についても分かっていたので、そこを踏まえつつ、産婦人科ガイドラインを開きながら説明してくださいました。
※ なお、「日本産婦人科学会 ガイドライン (+子宮内膜異型増殖)」とかの検索で簡単にガイドラインPDFが出てきます。とても親切な学会です。気になる方は検索してみてください。

先生の示してくださったガイドライン上の治療チャートをざっと眺める私……
数々の矢印の行きつく先には、経過観察子宮全摘出の2つ。

😞「前癌病変がどんなものかは、えみりさんは分かっていると思う。そして、子宮にできた前癌病変の場合は、癌化する確率が高いから癌として治療しなくちゃいけないんだ」


……がん???


😞「がんと言っても様々で、子宮がんというのは予後が良い。これは、子宮というのが局所的な臓器で、がんの他臓器への浸潤が遅いからなんだ。早い話が、がんの発生した子宮さえ取ってしまえば命はほぼ助かる。がんだからといって、生死の心配をするようなものではない」

……子宮を取る??(生死の話は頭に入っていない)


😞「だから、えみりさんがもう閉経していたり、子ども産み終わった年代の女性だったら、子宮全摘が適応になったんだけどね」


……!!!


😞「これから、結婚して妊娠して、という未来があるでしょう? だから、今回は子宮温存療法を僕は取ろうと思う。もし、怖ければ全摘を選ぶこともできるんだけど、どうかな?」

😦「いや、温存療法で」

😞「そうだよね。では、その前にまず、確定診断を出すために子宮内膜を全面掻爬して、組織診をしましょう。今回の病理結果はポリープ3つだけに限定したものだったから、次は子宮内膜全面を採って、他に病変が隠れていないかを探します。つまり、この子宮内膜全面掻爬は検査と治療を兼ねていることになる」

😦「はい」

😞「異型細胞が見つかっただけの現時点では複雑型子宮内膜異型増殖症(子宮体がん0期)だけど、組織診の結果によっては、癌細胞が見つかって子宮体がんにグレードが上がるかもしれない。その場合は、さらにリンパ節転移がないかも確認するために総合病院に行ってもらう可能性があります」

😦「はい」

😞「最悪の場合、現時点で想定されている温存療法ができない場合もある。とにかく、まずは確定診断を出すために、早めに検査をしましょう」

😦「はい」


……ここまで、正直頭が真っ白になってて、現実を理解できていないというか、涙も出ずに淡々と先生と会話をしていました。
ただ、とにかく急いで確定診断を出さなきゃ。子宮内膜全面掻爬術の予約を取らなきゃ、と機械的に手帳を開いていました。
幸い、子宮鏡下ポリープ切除のときと同じく、子宮内膜全面掻爬術も日帰り静脈麻酔でできるということでした。
webで職場スケジュールを開き、平日休みを取れる日を慌てて探し、オペの予約を抑えてクリニックを後にしたのでした。

その後は、徒歩+電車で30分ほど掛けて職場へ。
この通勤時間の間に、電車に揺られながら「複雑型子宮内膜異型増殖症」「複雑型子宮内膜異型増殖症 妊娠」などとスマホで検索しまくり、私は急速に現実を理解し始めました。

……その限られた時間で目にしたのは、検索にかかりやすかったのは。

私と同じように20代で子宮全摘になってしまって子供が産めない体になってしまった方々、子宮全摘と温存療法で悩んでいる方々の体験談などがつづられた掲示板。
子宮温存療法という選択肢に否定的で、ほぼ問答無用で子宮全摘を勧められた方々も見ました。

出勤前。
電車の中で、涙が出ました。
何より、先生から言われた「子宮全摘」の言葉が重く脳内で響いていたかな。

なんとか涙を引っ込めて出勤するも、顔色が悪いことはすぐに見抜かれるらしい。
職場の通路で女子スタッフのお局さん(私より年齢が1回り上)に今日体調大丈夫? と問われ、ビジネスライクな関係だったのにその場で号泣し、洗いざらい喋っていました。すまんお局さん不安や欠点は包み隠さず話してしまうタイプなんや。
お局さん優しかったな。

なんか私がおかしいということに、女子スタッフの皆や女の先輩が気づき、ちょこちょこ話しかけてくる。
まあ、男たちは触れないように……と遠巻きにいる感じ。
そして、その度に「駄目だったんです〜」と啜り泣く私。
あとあと考えたり色んな方の体験談と比較すると、明らかに自分の病状ぺらぺら喋りすぎだろって感じだったけど、このときはプライドとか後先のことは何も考えられずに……喋らずにはいられなかった。

普段仕事は20時までなんですけどね。
どんだけ仕事中使いものにならない空気を出していたのか、お局さんや先輩たちの勧めあって、17時以降の担当仕事については同期の男たちに任せて、早退させてもらうことにしました。

そして、夫には「今日大事な話があるから早めに帰ってきてもらっていい?」とLINEをしたのでした。





……わーーー思い出すと辛くなってきた。今お腹の中で動いてくれてる我が子が救いです✨💦


つづく