前回の記事に引き続き、やまももによる草木染めを行いました。
前回精錬したタオルと糸を、豆乳に2時間ほど浸けます。これは生地の下地調整の作業です。
染料は主に動物性タンパク質に吸着されるそうで、今回使用する布や糸は綿100%のためそのままでは色の定着が悪いので、豆乳を使って大豆のタンパク質を染み込ませ染料の定着を良くしていきます。
余談ですが、絹糸の場合は下地調整無しで染められます。絹は蚕の糸を紡ぐ専用の口からフィブロイン(繊維状)とセリシン(粘性)の2種類のタンパク質が吐き出されて紡がれているため、そのままでも染料がよく付くそうです。蚕についてはシルク博物館でかなり詳細に紹介されていました。


生地をよく揉み込んでつけ込み、固く絞ったあと一晩乾燥させます

翌日の写真。糸は豆乳を吸い込んでパリパリになっています。染料を良く吸着しそうです。

染料を煮出します。乾燥させたやまももの樹皮を水に入れて火にかけます。

1回目は色が薄く出たので、二回目は樹皮の量を増やして木の葉も細く刻みました。

グツグツ20分中火で煮込むとと、黄色い染料が出てきます。

この後は、いよいよ染色です。