ALOHA!野菜ソムリエプロの飯田恵美子です。
前回に引き続き私がハワイ島やオアフ島で撮影したハワイの果物の木のお話です。
ハワイでよく見かけるパパイヤの木。
熱帯アメリカ原産の外来種ですが、パイナップル同様ハワイの産業のひとつの農産物として栽培されています。
以前ブログで紹介いたしましたキャロルおばさんの自宅前にもパパイヤの木がありました。
キャロルおばさんは、黄色く熟したパパイヤの実をとるために、するすると木に登っていました!
背が高いので木のように見えますが、バナナ同様パパイヤも「木」ではなく「草」です。
だから、茎に見える部分は葉が重なっているので空洞化しており風に弱いです。パパイヤにはパパインというたんぱく質分解酵素を含んでいるので、お肉を柔らかくしたり消化を助けてくれる働きがあります。
次に、ハワイのトロピカルフルーツといえば、皆さんがすぐに思いつくのはパイナップルだと思います。
ハワイで最初にパイナップルが登場するのは16世紀頃だという説があります。
それは、ハワイ島コナの海岸に外国船が難破し、積荷の一部だったパイナップルが漂着したものを住民が栽培したという説です。
記録が残っていないので定かではないです。
最初の頃のパイナップルの葉はとても強靭で吹矢の矢じりに使われていたり、さらに鋭いトゲがあったので栽培が難しかったそうです。
オアフ島のソルトで街頭に植えられていました。
その後1886年にトゲのないカイエン種のパイナップルがジャマイカから導入され、一気い生産量が増加。ドールがパイナップルを栽培するのに適した土地を見つけて一大産業になりました。現在はパイナップル産業は賃金の安いアジアに移ってますが、今でもハワイのパイナップルは進化しています。
人気のハニークリームパイナップル。白い果実で酸味が少ないパイナップル🍍が人気です。
いろいろな品種のパイナップルが売られてます。
そして、グアバジュースが大好きな私は、ハワイ島でグアバの実が落ちているのを発見。
初めは落ちている実が何のか全くわからず地元の人に聞いてびっくり。
木の上のグアバはまだ青いです。
これがグアバなんだとしみじみとみてしまいました。
これが落ちているということはこの上の木がグアバの木だと思い写真を撮りまくり、落ちた実は食べられないかと思いましたが、あまりにもはしたないかと思い諦めました。
すると、その帰りにKTAスーパーに立ち寄るとなんと、落ちていた実と同じものが売られていました。
何も考えず即購入。
クリーム色の生グアバを初めて食することに。
至福のひとときでした。
ジュースのように甘くはありませんでしたが、あの南国の味のような酸味と甘みのバランスがよく、南国特有の強い香りも堪能できました。
果実も葉も栄養が他界ですが、繁殖力が強く、ハワイでは有害植物として指定されています。
今日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。
ハワイに行かれましたら是非スーパーの野菜・果物売り場に足を運んでください。
そして見つけたハワイの農産物を是非お試しください!!
MAHALO!